第16話 勉強会終了
その後、特に何も無く・・・という訳には行かなかったが、ある程度授業で分からなかった所を理解出来た。
途中、姉ちゃんが疲れたと言って膝枕をするように言ってきたり、那月が俺に教えてくれる時にやたらと胸を押し付けてきたり。・・・柔らかかったなぁ。
それ以外は特に何も無く、普通に勉強を進めた。
☆☆☆
17時になったので、俺達は解散することにした。
俺は(何故か瀬川に言われて)那月を家に送る事になった。確かに、1人で帰すとまた迷子になったとか言い出しそうだもんな。
そこに、姉ちゃんが着いてくと言ってきたので、俺達は3人で那月の家まで一緒に行くことになった。
2人が俺の両サイドにピッタリとくっついてくる。
あのー、周りからの視線が・・・。恥ずかしいんですけど。
「優希くん、今日はごめんね。色々とお世話になっちゃって」
「いや、大丈夫。俺も勉強教えてもらったしね。お互い様ってことで気にしないでくれ」
「まぁ、優希くんがそう言うなら・・・」
正直、特に迷子になっていた事は気にしてないし、なんならあの感触はご褒美すぎる。
こっちが凄い得した気分である。
「そうそう、優希。ここまでしたんだから、テストで赤点なんて許さないわよ?」
「う・・・。分かってるよ姉ちゃん」
以前、俺が夏休み前の定期テストで赤点を取って補習になった時、姉ちゃんとのデート? をドタキャンしてしまったことがある。
1週間の補習(ほとんどやる事はなかった)が終わったあと、家に帰ると、姉ちゃんに拉致された。
その後に起きた事として、
1、姉ちゃんと添い寝(姉ちゃんが上に乗った状態で抱きついてきた)
2、一緒に風呂(タオル無し)
3、下着姿の姉ちゃんの上に座って食事
これが1週間ずっと続いた。
その間姉ちゃんはトイレ以外離してくれないし、逃げようものならその3秒後には捕まった。
ちなみに、家からは1歩も出られなかった。
最高だ、という人もいるかもしれないが、羞恥心と言うものが全くない姉ちゃんと、普通にある俺とでは、感覚が違いすぎて俺の方が参ってしまった。
これがまたあるとなると、俺が耐えられるとは思えない。なので何としても赤点は回避しなければならない。
「そうだよ、優希くん。一緒に夏休み遊びに行くんだからね。絶対だよ?」
「大丈夫。赤点を取ったらどうなるか、俺が一番わかってる」
「? そう? ならいいんだけど。テスト頑張ろうね!」
「そうだな。・・・あの二人が心配だなぁ」
「・・・まぁ大丈夫でしょ!」
「その間はなんですか、ちょっと」
瀬川は何とかなるかもしれないが、石崎はちょっと危ないかもしれない。
アイツ、テスト前だってのにゲームのイベントに集中してたからな。
その後は俺の作った飯や、テストの事などを話していた。
しばらくすると、那月の家に着いた。
「じゃあ、今日は送ってくれてありがとね」
「ああ。じゃあ、また月曜日。学校で」
「うん、またねー!」
そう言って那月は家に入っていった。
姉ちゃんと一緒に家に帰ると、グループチャットに新しく連絡が来ていた。
そういえば、今日のメンバー全員でグループを作ったのだった。
チャットを開くと、
『今日は楽しかったです! みんなでテスト赤点回避して、夏休み遊びに行こうね!』
と、那月からメッセージが来ていた。
『そうだな。頑張ろう』
とメッセージを返し、俺は自分の部屋へ向かった。
1回全部消えて大変でした。
誤字脱字、アドバイスなどよろしくお願いします。




