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ダンジョンセトラーズ  作者: 高橋五鹿
ガラクシアス
106/106

エピローグ 暁の再臨

「ジジイの言うことを信じるのか? お前が?」

「確かにそんなこと言ってるの、ラゼルフだけなんだけどね……」


 四方竜について、ラゼルフと真面目に会話をした記憶がない。

 ラゼルフがその情報をはっきりと皆に伝えたのは、小隊最後の探索のとき。

 モリアはその場には居なかった。


「そのとき、フィムは東の竜の話について否定した?」

「……してねえな」


 ――なら本当に、ラゼルフが東の竜を封印したのか?


 いずれにせよ、東方辺境のグレートクラックはいつか行こうと考えている迷宮だ。

 そのときにでも、真偽を確かめればいい。





 ヴィローはウールヴヘジンの力を失った。

 この世界にも月はあるが、ギブリとはまるで性質が異なるものだ。

 しかし彼は晴れやかな顔で、日々政務に励んでいる。


「レオーネ島の各地では、魚や濡れた流木などが陸上に出現するという、怪現象が報告されておる」


 政務の合間を縫って、ヴィローは時折こうして川辺に姿を見せていた。

 エリクは釣り糸を垂らしたまま、そんな彼の言葉に振り返りもせず口をひらく。


「そりゃあ、元々海があったとこに来たんだからよ」

「そう考えると、思ったよりは報告が少ないのだな。仙境の海にレオーネ島が出現したら、もっと大惨事になるのでは……と、心配しておったのだが」


 エリクは思い出すようにして答える。


「本で読んだだけの話だが。南方海のこの辺りは魔の円形海域――レオーネサークルとか呼ばれてて、魚はほとんど居ねえし、地元漁師も寄り付かないんだとよ」

「山の上で、船と人が見つかったという話もあるがね」

「どうせ海運公社の幻秘探訪隊だろ……」





 魔導護符の祭壇上から、一枚の呪符を抜き取った。

 魔力の充填を終えたそのアミュレットを、モリアは腰のホルダーへと仕舞う。


「済んだのかね」

「おかげさまで、陛下。祭壇、百年は使えなくなっちゃいましたけど」

「過去三百年は使っておらぬ。問題あるまい。そなたの働きに対して安すぎる報酬よ」


 郡守会議を巡り、舞台の裏側で行われた数々の攻防。

 モリアが仕留めた刺客の数は両手の指を用いても足りぬ。

 中には、道策(ダオツア)使いである島内屈指の猛者さえ含まれていた。


 もっとも肝心の皇帝ネメティスはモリア以上の実力者なので、護衛は不要であった。

 刺客もそれは心得たもので、皇帝の暗殺など端からあきらめている。

 彼らの標的は周囲の者たち――関係者の暗殺や脅迫などの妨害行為であった。

 親皇帝派であるシュアン郡進奏官への妨害なども、その一環であろう。


 エリクは、もう少しこの島に留まるつもりらしい。

 シュアン郡などの関わった者たちを案じて、自ら足を止めるというのも、また彼らしいといえるだろう。


「新大陸――いや、王国と呼ぶべきか。使者が来ておる。そなたの帰りの船にも使えると思うが、会うかね」

「へえ、どんなのが来たんだろ」

「ザルツマリナ海運公社、と名乗っておる」


 ――南の四方迷宮探索組合……動いたか。早いな。


 南方迷宮ガラクシアスは、今までその存在すら疑われていた。

 だから、港街ザルツマリナには迷宮都市としての機能などなかったはずだ。

 それでこの対応の早さ。


 海運公社はなかなか優秀な海運士たちを抱えているとみえる。

 もっとも彼らは普段から、魔の海域を航行しようとしたりするイカれた連中なのだが。




 帝都の宮殿を辞したモリアは、やがて石畳の道を逸れ、人通りのない小径へと足を踏み入れた。

 港に停泊しているという、海運公社の船に向かうのは後回しだ。

 どうにも気になることがある。


 周囲に人影のないことを確かめると、腰のベルトに並ぶアミュレットホルダーから《二竜の護符》を取り出した。

 その札は今まで見せたことのない、燃えるような赤光を宿している。


 前方に護符をかざすと、赤光は火花のように空中を跳ね、やがて炎が撒き散らされるように拡がった。

 そして、その光の中から――『それ』は姿を現した。


 ――あの服は。


 現れた影の纏う衣装と帽子には、確かに見覚えがあった。

 ラゼルフの着ていた旧帝国の服……に似ているが、異様に小さい。

 子ども用の大きさ――夢の中で見た、ティーリスが着ていたそれに近い。


 ただし、その色が違う。

 あのとき見たのは、海の底のような深い蒼だった。

 だが今、目の前に在るのは燃え盛るような鮮やかな紅。

 烈火をそのまま染め抜いたような、日輪の輝きを思わせる色だった。


 軍装に近い帽子と上着、長い裾、装飾的なボタンと折り返し。

 そして何より目を引くのは。

 炎の揺らめきを思わせるような、短めでふわふわの赤い髪。


「おお~、やっぱシャバの空気はいいな。でもなんか変な匂いだな?」


 唐突とも思える第一声に、モリアは小さく眉を動かす。


「それは……潮の匂いだよ、()()


 名を呼ばれた少女。外見上の年の頃は十歳ほどか。

 サンは当然のように、最初からモリアの存在を――そこにあるものとして認識していた。


 姿を探すでもなく、気配を探るでもなく、ただ当たり前のように目を合わせる。

 かつてと違うのは、その視線が()()()()であること。


「よっ、モリア君。相変わらずちっこくてかわい――いやでっか!?」

「サンが(ちぢ)んだだけだって……」




 軽い状況確認をしつつ、二人は港へと向かっている。


「あれから――どれくらい経った?」

「2年くらいかな」

「えっ、モリア君今16歳なの? 背、全然伸びてなくない? やばくね?」

「縮んだサンよりマシでは?」

「縮んだとか言うな……ヘコむ……」


 魔導護符の呪い――

 何故か、サンに宿る剣の神(アマテラス)よりも、ティーリスに宿る月の神(アルテミス)の影響が色濃く出ているようだが。

 同じ護符の中に居たせいで、呪いを二人仲良く分け合うことになったのだろうか?

 ラゼルフの遺した服のように。


 モリアは別に、サンとティーリスを蘇らせるために魔導護符の祭壇を探し回っていたわけではない。

 護符を作成したアルゴは、札にそんな機能があるなどと言ってはいないからだ。

 ただ、そういうことも起こり得るだろうとは考えていたし、期待していなかったといえば嘘になる。


 ――あ。もしかしてアマテラスの呪いって、『引きこもり』か?


 太陽の神でもあるアマテラスには、確かそんな逸話があったはず。

 魔導護符からなかなか出てこなかった、という現象とも一致する。

 そうなると残るは、ティーリスの分の魔力だが。


「グレートクラック、やっぱりすぐに行こうかな……」




 港に着いたとき、ネメティス帝国のものとは様式の異なる船が、ひときわ目立つ姿で停泊していた。

 その船体の側面には、風に擦れた塗装で王国の紋章が描かれている。

 モリアも初めて見るが、あれが噂に聞く海運公社の船なのだろう。


 船の傍らに立っていたのは、小太りで見すぼらしい水夫姿の男。

 風采の上がらない顔立ちに、薄く伸びた髭だけが唯一の特徴といっていい。

 そんな印象の乏しい男が、こちらの姿に気付いて歩み寄ってきた。


「やっぱりこの島に居たのか、旦那」

「久しぶり、シェイド」

「久しぶり……ですかい? 黒雷竜の騒ぎから、まだたった3ヶ月ですぜ。今度は幻の島だ。世界史を紐解いても、旦那ほどの疫病神はそうそういやせんぜ」

「僕がやってるわけじゃないよ」

「知り合いかあ? モリア君」


 その声にシェイドは、ゆっくりと視線を下げる。

 そこに居る小柄な少女を見るや、訝しげに眉を寄せた。


「誰ですかい、この嬢ちゃんは」

「シェイドも知ってる人、かなあ」

「いや、全然覚えがねえ……」


 しばらく首を捻ったあと、シェイドは思い出すことを諦めた。


「それにしてもシェイド、よくここまで来れたね。今度は海運公社に潜り込んでるの?」

「人聞きのわりい。登塔団のときと違って、真っ当な手続きで入ってまさあ」

「次はケイブ冒険者組合に入れば、四方組合実績完走(コンプリート)だね」

「そこは大昔に入ってやしたから、もういいです……」


 シェイドが肩をすくめた、そのときだった。

 乾いた足音が、港の石畳を叩く。

 先ほどまでただの物陰だった場所から、複数の人影が現れる。外衣の裾を翻し、顔を覆った者たち。

 歩きの節、装い、只者でないことは一目瞭然だった。


「シュアンの前にまずは貴様だ! 帝都の代表武侠!」


 声を発したのは一団の先頭に立つ、雲を衝くような巨躯の男だった。

 顔を隠したところで、これほどまでに大きく目立つ男を忘れるはずもない。

 郡守会議の場でナザフィールの背後に控えていた、ソルダン郡の代表武侠。


「ナザフィールの仇、というわけでもなさそうだね」

「全てはネメティス帝国のためよ。島を出られたら面倒だ。ここで死ね!」


 野望の灯火は、まだ燻っていたらしい。

 いずれ道策(ダオツア)使いの大軍勢が、帝都もシュアンも飲み込むだろう――

 それがナザフィールの、この世で最期の言葉だった。


「じゃ、あっしは船に戻ってますんで」

「すぐ済むからここで待ってて」

「いや……連中が持ってるの、魔導兵器の類でやしょう? 巻き添えはゴメンですぜ」


 刺客たちは、全員が道策(ダオツア)使いのようだった。

 金属とも宝石ともつかぬ質感と、呪文陣を彫り込まれた外殻。

 各々に異なる意匠を宿した短杖のような武器を、それぞれに構えている。


「舐めるなあッ! 見よ! 道策(ダオツア)・《獄星断(ごくせいだん)斉天杖(せいてんじょう)》――」

「うおおぉぉりゃあっっ!!!」


 突然の、幼くも勇ましい掛け声。

 同時、赤い閃光のような小さい影が宙を裂く。

 雲を衝くような巨漢の顔面に放たれた飛び蹴りは――

 まさしく、怪鳥の如き一撃。


 凄まじい衝撃音と共に、代表武侠の男は仰け反り宙を舞う。

 そのまま港の背後にある倉庫の壁面まで吹き飛ばされ、後頭部が壁を砕き、血に染まって地に落ちる。


「アタシはモリア君ほど甘くないぞ! 死ぬ気でかかってこい!」


 全身から放たれる圧に、残された刺客たちが一斉に跳び退き距離を開けた。

 半円を描くように距離を取る彼らの表情には、もはや油断も慢心もなかった。

 この童女は妖異の化身か何かに違いない。

 接近戦ではまるで歯が立たないと、瞬時に悟ったのだ。


 勝機は遠距離からの、道策(ダオツア)による同時攻撃しかない。


「道策・《太素輪(たいそりん)九幽索(きゅうゆうさく)》――!」

「道策・《鳳翎扇(ほうれいせん)雷咆戟(らいほうげき)》!」

「道策・《虚無輪(きょむりん)崩界陣(ほうかいじん)》!」


 サンは一歩も動けない。

 たとえ相手に駆け寄っても、一人倒した隙に残りが撃ってくる。

 小柄な身体では、一度に複数を相手にできぬ。

 刺客の誰もがそう思った。


 そして、彼女は服の両腰に差された二振りの剣に手を添える。

 鞘から滑り出したそれは――

 子供の背丈に見合うほどに短く(しつら)えられた、黒地に金装飾の典型的な海剣(カトラス)だった。

 ただし、そんな小柄なカトラスなど普通は存在しない。


 サンはその二振りを抜き放つと、くるりと舞うように身体をひねり、剣先でなぞるように空間を一閃した。

 まるで、儀礼の剣舞のような所作である。


 一瞬の煌めきの後、カトラスは再び鞘に戻された。

 キィン、と二振の刃が小気味よい音を立てて納まるその動作には、どこか不可解な静謐さがあった。

 というより何故、剣を納めてしまったのか。


「あっ?」

「お?」

「うぇっ?」


 敵の手にあったはずの道策が、突然真っ二つに断ち割られ、火花を散らしながら地に落ちた。


 続けて、その主たちの身体が、時間差で斜めに裂ける。

 血の飛沫が、港の石畳を濡らしていく。

 残された一人が、膝から崩れ落ちた。

 恐怖に濡れた瞳で、まだ一歩も動いていないはずの童女を見る。


 一方で、一部始終を目撃していたシェイドは――

 悪夢のような記憶が、まざまざと蘇ってくることを自覚する。


「そっ――その魔剣技(まけんぎ)は! このガキまさか、赤毛の剣士!?」

「ん……? おっさん、前にどっかで会ったか?」


 ――今の姿を見て、よくサンだと分かったな?


 伝説の魔剣士、《廻風(かいふう)》コルサスをも上回るような魔剣技の使い手。

 そんな奴がこの世に二人も居てたまるかと言うなら、その通りではあるのだが。

 シェイド自身――サンの比ではないほど姿が変化するので、そういうところには鋭いのかもしれない。


「い、生きてたってえのか!? なんで縮んだ!?」

「縮んだ言うな……」


 既に戦いは終わった――そう思われていた、そのとき。

 石畳に尻餅をついていた男が、震える手で道策を持ち上げる。

 仲間の血で塗れた顔を上げ、潰れた喉から絞り出すように叫ぶ。


道策(ダオツア)・《玄冥葬(げんめいそう)引命紐(いんめいちゅう)》……!」


 シェイドとサンが、振り向いてその男を見た。

 男はそれを、ただ呆然と見返している。

 モリアは動くこともなく、ただ男に視線を向けていた。


「何故……発動しない?」

道策(ダオツア)はこの世界では使えない。それは『ガラクシアスの天蓋の力を利用した武器』だからね」

「な……?」

「それを大量に使うことが、天蓋の寿命にも悪影響を及ぼしていた。だから御禁制なんだよ」

「そ……そんな」


 男を非難するでもなく、淡々とモリアは告げる。


「無意味そうな規則でも、それが生まれるのには理由がある。レオーネ島を大事に思うのなら、もっと様々な意見に耳を傾けるべきだね」


 男はがっくりと項垂れ、道策を手から取り落とした。


 道策(ダオツア)使いを集めた軍勢とやらも、ただの棒切れを持った集団に成り下がる。

 無法を重ねてきた郡ほど、これから先は窮地に立たされることになるだろう。

 島の勢力図は、いずれ塗り替えられていく。

 それは新たな時代の兆しであり、あるいは新たな動乱の始まりなのかもしれないが。


「ときに旦那」

「ん?」

「ネメティス帝国ってのは、何なんです? 旧帝国に名前が似てやすが、改名でもしたんで?」

「その辺は話すと長いというか……」




 帝都の港が、ゆっくりと遠ざかっていく。

 波を裂いて進む海運公社の船は、外装こそくたびれて見えるが、長い航海に耐える堅牢さを備えていた。

 その甲板の上、潮風を受けて立つ三人の姿がある。


「モリア君! 次はグレートクラック行くんだろ? いや~、楽しみだなあ」

「そうだね、楽しみだ」

「お二人なら、ケイブ冒険者組合の水が合うと思いやすぜ……」


 その声には、呆れるような響きが混じっていた。


「院長からはカッコいい軍服も貰ったからな。これ、背が伸びたときは仕立て直せないかなあ」

「背、伸びると思ってんの?」

「こっ、このままはイヤだー! モリア君だって、お姉ちゃんが美人のほうがいいだろ!?」

「そのナリでまだ、姉貴ぶるんだ……」


 そんなやり取りのさなか――

 通りすがりの海運公社の水夫が、にこやかに声をかけてきた。


「お嬢ちゃん、カッコいい海賊服だねー。船長さんなのかい?」

「ん~……?」


 少女は自分の服を見下ろし、それから甲板のまわりを見渡す。

 似たような意匠の服を着る者は、誰ひとりとしていない。


「海賊……? これって軍服じゃなかったの?」


 どうもそうであったらしい。

 北の辺境育ちでは、海の装束など分かるはずもない。


 けれど、そんなやり取りとは無関係に――

 風は吹き、潮は流れ、時間は止まらず進みゆく。

 北の大陸に向け、船は音もなく進路を取る。


 空には、もはや何ものにも遮られぬ蒼が、無限に広がっていた。

 月は沈み――太陽が再び、その輝きを取り戻したのだ。




  ギブリ、天の落ち来るを憂ひ、神々はこれを笑ひ給ふ。

  太陽神、怪しみて川底より顔を出だし、

  大鷲の化身に導かれ、川の外へと出でましぬ。

  かくて天の川の水は流れ去り、世界は再び光に満たされにけり。


  ――『ネメティス夜話拾遺』巻之二「天の川底」より




    ガラクシアス  ~完~




《引用文献》

 本書の構成にあたり、以下の文献を参照した(順不同)

  『ネメティス夜話拾遺』巻之一・巻之二(夜話集成・不詳)

  『貨通奇説集』(ウェンホウ郡政局編纂部/ジェイロン編)

  『妖観縁起抄』(地誌伝記抄録・異筆本)

  《ヴォルク・クロニクル》(原著不詳/セヴェレン写)

  『大三略・全国版』第六帖(軍策篇・百将篇を含む)

  『綜政瑣談』(無署名政治風刺集・私撰)

  『幻秘探訪記』特集号(ザルツマリナ海運公社刊)

   ・「魔の円形海域、レオーネサークルに挑む!」

   ・「南方海に現われた幻の大怪魚を追え!」

  『公社通信・第九号』(ザルツマリナ海運公社刊)

  『迷界探索手記』抄「並行界構造論」(黄金の魔女グルヴェイグ草稿)

  『特殊精神応用報告書』(帝国軍超能力開発研究所編)

  『特殊精神応用報告書』注解篇(魔術師ベルーア筆記録)

ガラクシアスを最後までお読み頂き、ありがとうございました。

新作『ポストイールデッド昭和拾遺』もどうぞよしなに。

※一部にショッキングな描写を含むため「ホラー」ジャンルに分類しています。

 苦手な方はご注意ください。

 とはいえ、全体としてはいつもと同じような作風です。

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― 新着の感想 ―
おお、今章最後に、サンが復活……復活? ティーリスも今後別の場所で復活する? 四方迷宮の竜も、残り一つ、生死も知れぬ東のみか
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