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小悪魔男子にご用心!  作者: スイッチ&ボーイ
第一章【旅は道連れ、世に情けなし】
28/92

魔力付与と魔銃

PV数が3000を突破致しました。こんな稚拙な作品でも見てくれる方々に深く感謝しておりますっ!



「お、お前はっ……」

「やぁやぁ、ようやくお目にかかれて嬉しいよバンディットくん。屋敷にいた魔導人形マギ・ドールを操作してたのはリザードマンの君かな?それとも、そちらの可憐な少女の方かな?」


拳銃をくるくると回しながら、ゆったりとした歩きで近付いてくるエストーラ。そうだ、思い返したら屋敷で囮の正体にいち早く気が付いたこいつの事を失念してしまっていた。この黒髪の方に意識を向けすぎて、あのガンマンの存在が稀薄になってしまっていたのだ。


「何故ここが分かったんだっ」

「私は目も良いほうで夜目も効くんだよ。屋根の上で大立回りしてる影がよく見えたものだから来たのだけれど、ドンピシャだったようだね……しかし、レヴィくんと戦り合っていたのには驚いたけど」


レヴィの側に近寄ったエストーラは真顔になって状態を窺った。


首には糸のようなのが巻かれ、左腕には刺し傷と思われる傷口から血が溢れ出ていて痛々しい姿に見える。

少女のような風貌と体には似つかわしくない傷で、エストーラは慰めの言葉を掛けた。



「ああ、レヴィ。こんな傷を負ってまで奮闘していただなんて何て健気な子なんだろう……私がもっと早く連中の意図に感付いていればこんな事には」

「別に気にしちゃいねーよ。こんな傷ぐらいで参るほど柔でもねーんでな、まぁ来てくれたのにはありがたく思うぜ。手数が必要になったからな」


返事をしたレヴィにエストーラが呆気に取られた顔になった。彼女が知るレヴィは猫被った時の顔しか知ってないので、素の性格を出している彼に驚くのも無理ない事だが。


「……君は冒険者のレヴィ・ベルラで合ってるよね?」

「正真正銘の本人様だよ。こっちが俺の素なんだ、幻滅でもしたかよ?」

「…………いいや」


フッと笑うエストーラには失望などの色はなく、いつもの調子で語り出す。


「女の子のように麗しい君も素敵だけど、そんな風にワイルドな魅力を醸し出してる君はもっと素敵に見えてくるよ。ふてぶてしい口調も鋭さを増してる目付きも実に良い……♪」


どこか法悦したように言ってるエストーラはレヴィの裏の顔を知っても好意が揺らぎもしてないらしい。

今までで初めてのタイプにレヴィも困惑しかけるが、まぁそれはそれとして置いておいて目の前の状況を片付ける事に切り替える。


「その前に……この窮屈な糸を何とかしねーとな」


未だに巻き付いているこの鋼線は邪魔なこと甚だしい。それにさっきはワンズマンの籠手に繋がれていたが今は煙突に変わっている。これだとこっちが自由に動けない。さっさと引きちぎってやりたいところだが、片手しか使えない今では力業では難しい。



暫し、考えた上でレヴィは「仕方ねーな」と呟くとその身に魔力を練り始めた。側にいるエストーラだけでなく、ワンズマンも感じ取れる程の高い潜在魔力に皆が息を呑む中でレヴィの右手が唐突に燃え上がった。


人体発火か?いや、燃えているのはただの炎ではない。魔力によって生み出された炎である。



(これはもしかしなくても魔力付与エンチャントなのかな?)



エストーラが内心で独白する。魔力付与エンチャントというのは自分の魔力を別の物質に宿らせる業の事で、そう珍しい技術ではない。ちょっと魔力操作に長けた者なら、ただのショートソードにでも炎や雷などの属性を付与させて魔法剣マジックソードに変容させる事は比較的容易である。


最もそういった物の使用の際には多量の魔力を消費するので、使用できるのは魔力量に余裕がある者ぐらいだが。



(けれど……少なくとも自分自身に掛けられる使い手は私でも聞いた事が無い)



そう、エストーラが驚愕したのはそこである。前述したように魔力付与エンチャントが出来るのは己が魔力を別の物質に宿らせる事であって、自らの体に掛ける事は不可能とは言えないが実用的ではないのだ。


物に魔力を流すぐらいならちょっと努力した人間でも出来る、例えるなら金属の棒に電気を流すようにスムーズに行えるのだ。

ただ、これが人体ともなると簡単には行かなくなってくる。

無機物でなく生物の体に魔力付与エンチャントを行おうとしたら繊細で線密なコントロールが不可避であり、とても戦闘中に悠長に出来るものじゃない。

それ以外であっても、そんな手間隙と苦労を掛けずとも広く出回っている魔道具なりを使えば事足りるのだ。



纏めるとやれなくはないが、労力に見合ったものではない……そういう理由から生身の体に魔力付与エンチャントを掛ける試みなんてものは誰もしてないし、やろうともしてないのだ。



だが、そんな事をこの少年はやってのけている。ほんの少しで手に魔力の炎を現出させ、完璧にコントロールできている。

類いまれなる才能の片鱗を垣間見たエストーラの中で、レヴィに対する好意がますます大きくなった。


そして燃え上がる右手の炎が手と首を戒めていた鋼線をボロボロの炭にへとさせる。やっと鋼線が解けて、レヴィは首をコキコキと鳴らせながらワンズマンを直視する。

本人としては人目に晒すと目立つ能力なのは熟知してるので、あまり人前で使いたくはないのだがさっさと手短に終わらせるにはやむを得ない。その代わりに速攻で決めようとしていた。上着の一部を破り、それを包帯代わりに巻いて止血を施す。取りあえず応急の処置にはなった。


「さぁーて、頭数でも互角になれたし俺も本気を出させて貰うぜ……ちっとは痛い目を見る事になるが勘弁しろよ?」


ニヤリと獰猛な笑みを浮かべるレヴィに気圧されかけたワンズマンがふと我に帰った時には、手を伸ばせば触れれる距離にまで肉薄されていた。

慌ててバックステップで離れた刹那、ゴォッと線を引くように炎が目の前を走る。今度は足に炎を纏わせ、それで回し蹴りをやってきたのだ。かすっただけでも分かる熱量に冷や汗まで乾いてしまいそうだった。

レヴィは距離をまた詰めると、炎を纏わせた左右の拳でジャブを連続で浴びせる。


かわしきれずに籠手で防いだが、ジャブの一発一発が重く感ぜられる。あの魔力付与エンチャントは破壊力まで上げているのかとワンズマンは思うが生憎とそれ以上の思索は許されなかった。

腰を落として放たれたストレートが籠手をへこませ、衝撃に押し流されるようにワンズマンが飛んだ。すぐにアンジェリカがトンファーを手に援護に向かうが、その前にエストーラが立ちはだかった。


「そこを退きなさい」

「美少女の頼みでもそれは聞けないね。私も君のような子に手荒な真似はしたくないし、大人しくしてくれないかな?」

「愚問ですね」


話は聞かないとばかりにアンジェリカがトンファーを振るってきて、エストーラはやむ無しというようにガンベルトの左に提げた拳銃を抜いた。

その拳銃はこれまでにも何度か抜いていた38口径の回転式拳銃でなく、全体的に流線型が目立ち、余分な突起を取り払ったようなスマートさに溢れた形状の物だった。


エストーラが引き金を引くと、僅かなタイムラグを置いて銃口から弾丸が発射されたがその弾は光り輝きながら宙を飛んだ。

銃弾にしては弾速がやや遅いのもあり、アンジェリカは軌道上から体をずらしてよけたが、屋根に当たった外れ弾がバチッ!と稲光のように光って周囲に微かな電流が走った。

それを目撃したアンジェリカは風変わりなデザインの拳銃の正体に早くも気が付く。


「……それは魔導銃マギア・ガンですか。随分と珍しい物をお持ちなのですね」



魔導銃マギア・ガン……それは科学技術の産物たる銃に対抗して造られた、いわば魔法版の銃でエストーラが所持してるのは片手で持ち運び可能な小型タイプで今から二年ほど前に開発された。火薬の代わりに魔石を使用し、撃ち出されるのも銃弾でなく魔力が凝縮された球を発射するのだ。

火薬式の銃より優れてる点は、魔石ひとつで数十発分の弾丸が撃てるという事があって魔石を交換すれば火や雷といった属性を弾として発射できる点である。

銃弾を大量に携行する必要も無いし、装填の手間もそれほどに掛からない。それに多種多様な攻撃が可能なところは火薬式の銃では不可能な事だ。



完成から間もなく、開発国である魔法列強国のアルトネリア皇国軍が正式採用した後は皇国の同盟国家にも広く輸出され、画期的な魔導機マギ・シンと持て囃された。総生産数は200万丁とも言われている。



こう書くと如何にも優れてる武器と思いがちだが、その実……出来映えの方はあまり宜しくはなかった。


「欠陥銃とも言われるそれを持ち歩いてる物好きは初めて見ましたよ」


そう、この携行式の魔導銃は色々と問題がありまくりの物だった。

まず、弾速が遅く動体視力が良い者だと見てからでもよけられる遅さ。次に発砲の際は魔力を凝縮して撃ち出すので引き金を引いても即発射には至らず、コンマ数秒ではあるがズレが発生してしまう事。

極めつけは射程距離の短さで、有効射程距離は何と7メートル半。最大射程距離でも9メートルをやっとこさ越す有り様である。

これは圧縮された魔力がそれ以上は飛ばずに霧消してしまう事と小型故に魔石も小さなサイズしか収められないので、充填できる魔力にも限りがある事に起因しているのだが、普通の拳銃が最低でも10メートルは届くのに対してこれはあまりに短すぎた。


そんな訳であるから、この携行式魔導銃は輸出されてから程無くして期待外れの烙印を押されたばかりか開発元と輸出元であるアルトネリア皇国に大量リコールされた曰く付きの物なのだ。こんな短い射程距離だったら、弓矢や魔術師で事足り過ぎる。というかテスト段階でその欠点に気付けなかった皇国は大丈夫かと言いたいぐらいである。

そんな訳で今では世に名高き欠陥銃として悪名を拡げてる様である。



「そうだろうね、だけどこれみたいに癖のある奴を宥めて使うのが良いんだよ。君のように一癖ありそうな美少女を口説き落とすのが楽しいみたいにね♪」

「気色悪い視線を向けないで貰えます?鳥肌が立って仕方ありませんから」


ウインクをしてやったら軽蔑の目を向けられてしまったが、エストーラは何も気にしないどころか頬を赤らめた。


「ふふ、手痛いお返しだけどそんな蔑むように見られるのも悪くないよ」

「変態とこれ以上は付き合えませんね、死んでください」


エストーラの言動にいい加減キレてしまったようで殺意と軽蔑が入り交じった目をしたアンジェリカがトンファーを振るった。縦横無尽に振られるそれをかわしたエストーラが魔導銃を発砲するが相変わらずの弾速の遅さでまともに当たりもしなかった。

科学技術の拳銃と違い、魔法のように属性が付与された弾を撃てるのは魔導銃の利点でもあったが素早さに長けた相手にはすこぶる相性が悪かった。

弾速の遅さと発射までのタイムラグがあっては、如何に相手の動きを先読みしていようと当てるのは至難の業である。

事実、既に何十発と撃たれているが服にすら掠りもしていない。これではどうしようもなかった。


しかし、エストーラの身のこなしも中々のものでアンジェリカの攻撃は全て空ぶってしまい、両者共に一進一退の攻防が続いて膠着状態に陥る。

ある意味では足止めされてる状況であり、表情こそ変化は無いがアンジェリカに焦りの気持ちが出てくる。



一方で疑問に思う事もあった。



「なぜリボルバーの方を使わないのですか、そちらの方が殺傷力があるでしょう」


先程からエストーラは魔導銃しか撃ってなく、もう一丁ある回転式拳銃はガンベルトから抜くどころか手を掛ける仕草すら見受けられなかった。

一向に当たらないとなったらそちらの方を使うべきであろうに、なぜ魔導銃に固執しているのかが分からなかった。

それを指摘すると、エストーラは微笑を浮かべてた顔を真顔にさせた。


「確かに、ね。獲物を仕留める時ならば遠慮無く使うさ、けど今回は殺しが目的じゃあない。だから使う必要が無いのだけれど……まぁ、あのリザードマンが相手だったら迷わずに抜いていたけれどね」

「……私が相手だから使わないと言うつもりですか。何の意味があって?」


事も無げに言ったエストーラの言葉には嘘偽りは無い。仕事中の彼女は基本、情けというのを捨てているからだ。必要なら迷わずに射殺も厭わないのであるが、アンジェリカに対してそこまでやらない理由とは何であろうか?



「それはもちろん……君が可愛い子ちゃんに決まってるからじゃないか♪」

「…………は?」


プレイボーイのような言葉に思わず素が出てしまったアンジェリカを放って、つらつらと喋る。


「可愛くて綺麗な子なら男女の区別無く、私の守備範囲内なんだ。そんな子を相手に実弾の銃を使うだなんて甚だ大人げない行為だと自負しているんだ……だから、君みたいに可愛い子が相手の場合は手加減をすると決めてるのだよ」

「………………ハッ」


くだらない理由の上に色目まで使われ、しかも手加減してあげてるという見方によっては嘲りとも捉えられる言葉に色々とプッツンしてしまったアンジェリカの表情は激変した。どす黒い笑いを浮かべ、目の色が完全に殺意で満たされてしまった。


「……脳髄を……ぶち撒けなさいな」



黒いオーラを噴出させながらアンジェリカが脳天をカチ割る勢いでトンファーを頭に目掛けて振り下ろした。

すかさずに飛び退いて回避したところで、袖口から縮小された短剣が無造作に投げられる。

放たれてから瞬く間に原寸大にまでなった短剣が何本も殺到し、避けきれなかった分が太股と脛に刺さる。


「ぐっ……!」


動きが鈍った一瞬にとうとうアンジェリカの攻撃が入った。



勢いよく振るわれたトンファーがエストーラの腹部にめり込む程に当たり、防具などを着けていなかった体に直にダメージが直撃する。

口から嗚咽と唾を吐き散らしながら仰け反ったところで、更に顎目掛けてアッパーの形で振り上げられたトンファーの一撃にエストーラの口から血が溢れ散る。


背中からダウンした彼女にアンジェリカが両手を踏みつける形で押さえ込み、まだ意識がありながらも苦しげに咳き込むエストーラを冷たい目で見下ろした。


「くっ、げほっ……」

「貴女が悪いんですよ?私は別に殺るつもりはなかったのに私の神経を逆撫でするような事をペラペラと……虫酸が走るというのをまさに実感したぐらいです」

「……別に、そんなつもりは無かったんだけど、ね……気に触っちゃったかな?」

「黙りなさい、このそこつ者。もうそんな軽口を叩けないようにしてあげます」


普段から冷静である彼女らしからぬ暴力的な振る舞いは、それだけ彼女の怒りの程を現してるようだ。そんな中であるのに当のエストーラは口から血を垂れ流しながらも飄々とした態度で、アンジェリカをますます苛つかせた。


適当にいなしてワンズマンたちと一緒に離脱するつもりだったが、ここまでコケにされたように扱われたのでは我慢できない。

そのキザったい顔面を陥没させてやろうとした時に、視界の端を何か光るものが走った気がした。



(……? いま、何かが屋根の上を走)



バチィッッ!……何かが弾ける音と一緒にアンジェリカの思考が止まった。



一瞬だけ髪が逆立って、全身を痙攣させてから彼女は脱力したように足を崩して引っくり返るように倒れ、そのまま意識を失った。

完全に気絶したのを見届けてから起き上がったエストーラは、顎と腹を擦りつつ苦笑混じりに呟く。


「ふぅ、判断力を鈍らせる為とはいえ煽りすぎちゃったかな?物静かな子だと思ってたけど、意外とパワフルだったとは……あいたた……顎が砕けるかと思ったよ。それに暫くはお腹に違和感が残ったままかも……」


先程の可愛い子ちゃん云々の発言はアンジェリカを焚き付けさせ、意識を自分に向けさせると共に冷静さを欠けさせる為のものでもあったのだ。あのワンズマンというリザードマンにタッグを組まれるより、一対一に持ち込んで各個撃破を狙ったのである。

ちょうど下にはあの筋肉女もいた事で、バンディットの一味と思われる三人をバラけさせようとしたのだ。



その目論みは当たり、反撃こそ喰らったがアンジェリカの無力化に成功した。その方法が何なのかを説明すると、決め手は魔導銃である。

確かに魔導銃は動いてる的相手ではまともに当てようとしても無理であり、戦闘に長けた者では尚更困難な事だ。


しかし、一度撃ったら真っ直ぐ飛んで何かに当たったらおしまいという普通の銃弾でなく魔力が凝縮された弾という特性を生かしたのだ。

エストーラが撃っていたのは雷の属性を含んだ弾でそれ自体は難なくかわされてしまっていたが、真に狙っていたのはアンジェリカに当てる事ではなかった。


一定の間隔を開けながら方陣を描くように着弾させていき、その中心点にアンジェリカを誘い込んだのだ。滞空する魔力は同属性に引き寄せられやすいという点を利用し、円を描きながら魔力は着弾跡をなぞるように回っていって最奥点であるアンジェリカのいた位置に到達してそこで威力を発散させた訳だ。

エストーラ自身は電気を通さない絶縁体の素材を使用している服を着ていたので、電流によるショックを軽減させていた。



彼女の言葉で冷静さを欠いてしまったアンジェリカの敗北だった……と言っても喋っていた内容自体に嘘偽りは無いのだが。彼女は可愛かったら男でも女でもイケる性質、要するにバイなのだった。



そして、地上に置いてもひとつの決着が終わろうとしていた。





そろそろ、この騒動も終わりかけです。終わった後もドタバタ劇ですけど。

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