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家にいるお姉さん
短いですがよろしくお願いします。
「ふー、今日も疲れたー」
最近一人暮らしを始めた僕、花坂千尋は今、バイト帰りだ。
親の離婚が原因で、金銭的に余裕のない僕の家庭はとても悲惨なものだった。
どれだけ悲惨と言えば、毎日もやし生活なんてのも当たり前だ。
贅沢な日でさえ、丼の器にもやしを大量に入れて、もやし丼なんて名称までつけて食べる。
白米? もちろんない。
そんな生活が嫌で、僕は親に無理を言って、高校一年生で一人暮らしをすることにした。
生活費はコンビニのバイトでなんとかしている。
自宅に着き、おんぼろアパートの扉を開ける。
「ただいま」
「おかえり」
「……えっと……誰ですか?」
何故か中には、美人なお姉さんが立っていた。
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次の話も是非、読んでください。