表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TAKE TIME WORLD  作者: areafa krain
PR
20/20

第20部

60編

「何だか生き返ってから、

身体が光り続けてるんだけど

これは何かしら?」

「精霊によると、

私だけが使える超無双モードっていう

モードのお陰で蘇生と全回復、

全員の無双モード発動ブーストに

なっているみたいだよ。」

「と言うことは俺は無限に

敵の物理でも魔法攻撃でも

無効化できるようになったのか。」

「私も攻撃魔力と回復魔力の能力値が

上昇し続けてる!」

「私は特殊な状態異常でも、治す事が

出来るのは変わりないわね。」

「私は無限に素早さと攻撃力が大幅に

上昇し続けてるよ。」

「ふむ。まさか本でしか

見た事が無かったが、

胡桃ちゃんが選ばれし者だったとはな。

驚きだ。そのお陰で全員助かったんだがな。

何だか俺も強くなってるみたいだし、

君には感謝しかないな。ありがとう。」

「いえいえ!それより

私が選ばれし者って?」

「まぁ詳しい話はこいつを

倒してからにしよう。行くぞ!」


「まさかこの状況をひっくり返すとは…。

生意気で非常に小賢しい!

強くなったか何だか知らないが、

お前達に勝ち目など無い!

再び絶望を味わうがいい!渾身の一撃!」

「カキィィィィィン!」

「何…?我の強力な技を跳ね返しただと?」

「凄いな…。渾身の一撃を食らっても

ビクともしないぞ。

これが超無双モードの力か…。」


「クゥゥゥゥ!では、これでどうだ!

斬撃の雨!」

「仁王立ちからのアイアンボディ!

美春、皆の回復をドンドンしてくれ!」

「了解!パーフェクトヒール!凄い!

回復スピードも速くなってるし、

MP消費量も極限まで抑えられてる!」

「斬撃の雨も効かないだと!これなら

どうだ!全モンスターの中で一番強力な

呪いだ!パンドラの呪い!」

「コォォォォォォォ!

バァァァァァァァン!」

「無駄よ!いくら強力な呪いでも、

私の超無双モードで特殊な状態異常は

全部跳ね返すわ!今度は私たちの番よ!

鼓舞の舞!」

「麗華、ありがとう!私の超無双モードで

新たな攻撃が出来るはず!

ファイブアトリビュート6連撃からの

疾風回転斬り!」


「手数と回転数が増えただと!

グァァァァァァ!」

「胡桃ちゃん!凄いぞ!全知全能の神に

ダメージを与えられている!

俺も真の力を見せないとな。

ダーウィンズバークシルクスレッド!」

「何だこの蜘蛛の糸は!何⁉︎身体が全く

動かないだと⁉︎我の鉄壁の防御力を持って

しても、一歩も動けないとは…。」

「この蜘蛛の糸は自然界最強の強度を誇る

蜘蛛の糸で出来た技さ。十数年の間、

今日という日の為に習得しておいた

必殺技だ!皆、総攻撃だ!」

「一刀両断!からの地割れ!」

「デビルズクライからのホーリーライト!」

百花繚乱(ひゃっかりょうらん)!」

「これで終わりよ!ファイブアトリビュート

7連撃からの疾風回転斬り!」


「ギャァァァァァァァァァァァァァァァ!

まさかこの全知全能の我が負けるのか?

またしても人間にやられる事になるとは…。

この憎しみはあの世でも永遠に引きずるぞ!

必ずまた復活して貴様らを駆逐してやる!

グァァァァァァァァ…。バタッ!」


61編

「嘘…。私達勝ったの?」

「胡桃!皆!勝ったんだよ!」

「やったー!遂に

全ての戦いが終わったんだね!」

「ふー。長かったわね。

でも、これで街が平和に戻って

大切な人達を救えたとすれば

この戦いは決して無駄じゃ無かったわね。」

「パチパチパチパチ! 

全知全能の神討伐と全ての戦い 

終了おめでとう!

君達ならやってくれるとは思っていたが、

予想以上の活躍をしてくれた。

特に胡桃ちゃん。君が居なかったら、 

この街の平和は永遠に戻らなかったよ。 

ありがとう!」


「いえいえ!時生さんを含め、勝てたのは

皆のお陰ですよ!そういえば私が

選ばれし者ってどういう事ですか?」

「歴代の勇者的存在の中でも、特に

モンスターが強敵化した時代に1人だけ

誕生する特殊な存在だ。その存在は

どの勇者的存在の中でも圧倒的な力を

持ち、その強大な力でモンスターを

倒してきたらしい。今回のモンスター

発生で強敵化していた傾向から、

そういった存在が誕生する可能性は

あったが、まさか胡桃ちゃんが

まさに逆境のあの時に発動するとは

思いもしなかったよ。素晴らしかった。」


「私が選ばれし者だったなんて…。でも、

そのお陰で皆を救えたので

本当に良かったです。

選ばれし者のその後の人生って

どんな風に過ごしたんですか?」

「そこまで詳しくは

書いてなかったんだけど、

俺みたいに十数年に一度来る時空の歪みを

研究するか、はたまた平穏な生活に戻るか、

力を持て余して悪い方向に使った者も

確か居たな。これからの人生をどうするかは

君次第だ。精霊の加護を手放して普通の

戦いとは関係ない人生を送るも良し、

俺の様に精霊の加護を持ち続けて研究なり、

何処かで力を役立てるも良しだ。」


「私のこれからの人生…。今はあんまり

考えられないかな。少し時間をください。

お父さんとお母さんにも会いたいし。」

「そうだな。一旦この話は保留にしようか。

これが俺の連絡先だ。

いつでも連絡をくれるといい。

どんな返事でも待ってるよ。」

「ありがとうございます。

皆、家に帰ろう!」 


こうして私達は全ての戦いを終えて、

見事に自分達の街を守り切ったのであった。

私はお父さんとお母さんに会いに行った。

(あれから仲良くはなったけど、また

喧嘩してないかな…。せっかく平和に

なったんだから平穏に暮らしたいよ。)


「胡桃、おかえり!待ってたぞ!」

「胡桃、おかえりなさい!貴方の好物を

沢山作って待ってたわよ!街にモンスターが

居なくなったのも貴方達のお陰なんでしょ?

私の娘が街の平和を救ったなんて、

お母さんとても誇りに思うわ。

ありがとう!」

お父さんとお母さんの反応は予想以上に

私にとってとても嬉しいものであった。 


「お父さん!お母さん!2人を守る事が

出来て本当に良かったよ。お父さんも

待っててくれてありがとう!お母さんも

私の好物を沢山作ってくれてありがとう!

また私達昔みたいにやり直せるかな…?」

私は感謝の言葉を述べつつも、恐る恐る

ずっと聞きたかった事を聞いてみた。

「当たり前だ。今まで本当に胡桃には

心配と苦労ばかりかけたな。俺も

母さんもまた一から出直しだ。2人で

美容室を再び盛り上げて

楽しくやっていこう!」

「胡桃、今まで本当にごめんなさいね。

私が意見を曲げなかったばかりにお

父さんにも胡桃にも

迷惑を沢山掛けてしまったわ。

これからはお父さんと小さいながらも

昔みたいに楽しく

美容室を営んでいきたいわ!」

「お父さん…。お母さん…。大好き!」


こうして私の10年越しの願いは叶い、

モンスターとの戦いを通して家族の絆を

再び取り戻す事に成功したのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ