表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

1-2

ブラット・ハウンド隊に与えられた任務は難しいものだ。それもそのはず、「連合軍と共に戦え」といのだから。この任務を遂行するためブラット・ハウンド隊の隊員全員が反ナチス派の人間で構成され、アメリカ軍部隊 エンジェルスと呼ばれる部隊と共に戦っている。今回の作戦では機動力が重要視され、ウィットナーは戦車隊のほとんどを基地に置いてきた。そして彼らブラット・ハウンド隊は敵拠点の近くで偵察隊の報告を受けていた。


「守りは厳重です。村の入り口にMG34が2丁に対戦車砲が一門、歩兵が10人ほどと戦車が1両です。おそらくⅢ号ですね。」


偵察に出ていた歩兵が地図を指しながら報告した。


「村の中は、よく見ることが出来ませんでしたが戦車がかるく10両以上、歩兵が20~30人ってとこですね。」


同じく偵察に出ていた別の歩兵が報告した。


「どう行きますか」


ブラット・ハウンド副隊長 エンドラー・マークス少尉がウィットナーの顔を見ながら聞いた。


「エンドラーならどうする?」


「正面突破ですね自分なら」


「言うと思ったけど」


ウィットナーはそう言うとエンドラーの搭乗車を見ながら続けた。


「正面と後方の両側から進む、エンドラーのティーガーⅡを先頭に俺のティーガーⅠ、その後に歩兵隊のハノマーク2両、護衛にケイ曹長の戦車小隊、この編成で正面を進む。後方はうちの第一中戦車小隊、エンジェルスの歩兵隊、ウルフ曹長の小隊で進む。」


ウィットナーはその場にいた全戦車長と歩兵隊隊長に言った。


「了解」


「駆逐戦車隊も二手に分かれて正面と後方の援護だ。1、3号車のⅣ号駆逐が正面を、2、4号車のⅣ号駆逐ラングとヤークト・パンターが後方の援護」


「了解」


「準備が整い次第出るぞ」


ウィットナーが全員に言い隊員達が自分の車両に向かって行った。その後、全員の準備が整いいつでも出られる状態になった。


「第一中戦車小隊、ウルフ小隊、準備は?」


「いつでも行けます。」


「駆逐戦車隊は」


「見晴らし良好、バッチリ狙えます」


村の反対側にいる各隊から準備完了の報告がくる。


「エンドラー」


「指示を待ってます」


どうやら準備完了と言っているようだ。


「全車、パンツァー・フォー!」


この声と同時に全車両が村に向かって全速力で走っていく。しばらくすると村の入り口が見えてきた。敵もすぐに対応してきた。ブラット・ハウンドはこれまで多くの作戦をやってきているため敵にはどのような組織なのかすでに知られていた。敵の汎用機関銃 MG342丁が続いて歩兵のアサルトライフル stg44、小銃 kar98k、サブマシンガン MP40、対戦車砲、Ⅲ号戦車J型が発砲してきた。Ⅲ号戦車の50m弾がエンドラーのティーガーⅡの車体全面に当たった。がティーガーⅡには50mm弾きかない。

ティーガーⅡの71口径88mm砲がⅢ号戦車を狙うしかし、Ⅲ号戦車とは別にもう1両エンドラーを狙うものがいた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ