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第12話 観察から調査して「1万円」を稼ごう 解説つき

「その他」ジャンルのランキングに載りました。ありがとうございます。


 活動報告に、次の作品のアイディアについて書きました。

 1.ゲームブック風に選択肢でいろいろ展開 

 2.お登りさんエルフが銀貨1枚稼げるようになるまで

 3.チートなし異世界彼女持ち高校生主人公が養えるようになるまで

 4.ケンタがファンタジー系異世界転移で銀貨1枚稼げるようになるまで


 1~4で悩んでいます。ご意見ください。

【まとめ】何を言うかより、誰が言うかが大事



◇ ◇ ◇ ◇ ◇



ケンタは作戦を立て直すことにした。


ネットで調べた節約情報を提供する、という方針は正しい。

しかし具体的な手段が間違っていた。


自分なら、どんな形で提供された情報なら聞くだろうか。

これまでの少ない経験を思い出しながら考える。


進学校に通うケンタにとって真剣に検討したことのある情報は、成績向上に関する情報収集である。


どの参考書が使えるか、どこの予備校のどの講師が面白いか、など。

成績向上と家計への負担のコストパフォーマンスを考えると、いい加減な選択をすることはできなかった。


更に、どんな観点から情報の信頼性をチェックしていたのかな、と振り返ってみた。


まず、成績優秀者の情報は信頼度が高かった。(※1)

しかし、成績が優秀すぎる人間の情報はあまり当てにならなかったように思う。

地頭の出来が違い過ぎて理解できなかったからだ。


自分と同じぐらいの成績で、最近急に成績が上がった人間の言うことには真剣に耳を傾けた気がする。素養が同じなら、手段の選択に理由があると信じられたからだ。


つまり、自分にとって理由がわかる情報を、誰が提供するかによって信頼度が変わってくるということだ。(※2)


考えてみれば当たり前のことだ。


ケンタは、母にとって理解できる情報とは何だろう?信頼度が高い人は誰だろうか?と頭を悩ませることになった。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


【解説】


※1)どの情報ができて、どの情報が信頼できないか。人は情報や価値をランク

   付けして判断します。信頼できる、という価値をビジネス用語では広い意

   味で「ブランド」と呼んでいます。


※2)情報を得たり提供する手段のことを「メディア」と呼んでいます。

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