プロローグ
201X年1月28日0時ちょうど 西太平洋上で震度5強の地震が発生した
日本 東京 首相官邸 寝室
ここには一人の男が静かに眠っていた
ピリリリリ ピリリリリ
?「んん? なんだ? こんな時間に?」
彼は日本の首相 穐原光示
『夜中に突然すみません』
穐原「謝罪はいいから一体何が有ったのだ?」
『はい 実は西太平洋で震度5の揺れを探知しました』
穐原「なに? それで被害は?」
『はい ただいま集計中なのですがこれといった被害が確認されていません』
穐原「なに? 震度5なら津波とかの被害があるはずだぞ 」
『はい 普通はそうなんですが何故か津波は確認されてません』
穐原「(一体どうなってるんだ?)それで今回の地震だが津波警報とか出したんだよな?」
『はい』
穐原「津波が確認されてないから解除しても問題はないか?」
『問題は有りませんが真夜中地震が発生して津波が来るので避難してくださいと言ってそれで慌てて避難した人達からは不満が出ますよ』
穐原「まあそうだが 津波が確認されてないのなら解除した方がいい」
『了解しました』ガチャッ
穐原「ふぅ やっと寝れる」
しかしこの地震で有史上前例のない事件が起こることはまだ誰も知らない