防空演習3
戦艦播磨に搭載している光学兵器が標的弾を全て撃破してから数分
ナチスドイツ第四帝國海軍 戦艦ビスマルク 艦橋
士官「長官。米軍より入電。『次は貴艦隊の番である』です」
長官と呼ばれた男 ハルデニック・カルデントは
カルデント「上から目線で言ってくるか」
とぼやいた
カルデント「対空戦闘用意。そして主砲射撃用意」
士官「了解!対空戦闘用ー意!主砲射撃用ー意!」
そしてビスマルクの38.1cm砲に対空弾が装填された
米軍空母
士官「提督。ナチスドイツの戦艦の主砲が動いてます」
提督「なんだ?向こうの世界の海軍人の連中は皆、大艦巨砲主義なのか?」
士官「自分にはわかりませんが少なくとも防空能力は高そうですけど」
ビスマルク 艦橋
士官「長官。主砲の射撃準備完了!」
カルデント「よし。後は標的弾が発射されるまで待機だ」
士官「了解」
カルデント「それと潜水艦追尾訓練に備え待機している潜水艦隊に連絡。『牙を磨げ』だ」
士官「了解!」
そして数分後F16から標的弾が発射された
ビスマルク 艦橋
士官「長官。標的弾が発射されました。本艦に到達まで残り5分」
カルデント「主砲射撃用意」
士官「了解。主砲射撃用意!!」
その掛け声にあわせてビスマルクの主砲が動き、標的弾に照準を合わせた
そして標的弾が近づいてきた
カルデント「主砲射撃開始!!」
カルデントの合図と同時にビスマルクの主砲も火を吹いた
そして衝撃波を生み出しながら砲弾は標的弾に向かって行き、標的弾が近づいたら砲弾の信管が作動し、標的弾を吹き飛ばした
米軍空母
士官「標的弾レーダーから消滅しました。先程と同じように吹き飛ばされたのだと思われます」
提督「そうか」
播磨の事が有ったのか今回は比較的静かだった
ビスマルク 艦橋
カルデント「やはり戦艦の主砲は良いな」
士官「そうですね」
そしてその後海上自衛隊や中国海軍などその他の海軍が防空訓練をした
太平洋のどっかの海域の水中
ヘルマー「ザッヘラル。いつ|我々《新ナチスドイツ第三帝國》はハワイに着くのだ?」
ザッヘラル「後一週間ほどかかります」
ヘルマー「ウム。それで先行として放って米軍基地に潜入させた工作員とホノルルに放った工作員とはどうした?」
ザッヘラル「それが米軍の方は日本海軍の戦艦に潜入するの連絡以来通信が途絶しています」
ヘルマー「そうか。きっと電波制限がかけられてるから通信できないのか」
ザッヘラル「おそらくは」
ヘルマー「それで部隊の士気はどうだ?」
ザッヘラル「とても士気が高いです。」
ヘルマー「ウム。結構だ」
その頃 播磨 小会議室
吉村「で工作員が忍び込んでいたと」
士官「はい。現在憲兵が取り調べています」
吉村「国籍は?」
士官「新ナチスドイツ第三帝國と申しております」
吉村「新ナチスドイツ第三帝國?」
士官「この世界のナチスドイツ第三帝國の敗残兵のようです」
吉村「で、潜入したのはそいつだけか?」
士官「はい」
吉村「では引き続き取り調べろ。後この件は他言無用だ」
士官「了解」
ハワイ ホノルルの近くにある森
大佐「それで合流した満州国軍とイタリア軍、ルーマニア軍、ブルガリア軍はどのくらいの人数が居る?」
兵士「総兵力は我々ナチスドイツ第三帝國と合わせて2万人です」
大佐「我々が四千人居るだろ」
兵士「満州国軍、イタリア軍、ルーマニア軍、ブルガリア軍も四千人居ます」
大佐「大日本帝國と総統閣下が消えて大混乱中なのに別の問題が起こるなんて」




