防空演習2
大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦播磨が標的弾を主砲で文字どうり“消滅”させてから数分後
戦艦播磨 艦橋
士官「長官!米軍より入電『今度から防空演習の時、主砲で標的弾を消滅させないで下さい』です」
艦長「威力が強すぎたか」
砲術長「そんな」
何故かガッカリする砲術長
吉村「つまんなくなりそうだな砲術長」
砲術長「主砲が有るのに撃つなって・・・主砲は飾りでは無いのに何故・・・」
この時の砲術長の回りはお通夜ムードになってしまった
士官「長官!ナチスドイツ第四帝國海軍ビスマルクより入電『素晴らしい砲撃で有った』です」
士官「長官!再び米軍より入電!『今度は船体の左右に有る速射砲及びミサイルで標的弾を迎撃してほしい』です」
艦長「速射砲?」
砲術長「1式高角砲の事ですかね?」
吉村「連中から見れば1式高角砲が速射砲に見えるんだろ」
砲術長「しかし1式高角砲を使用して大丈夫ですか?長官?」
吉村「ああ大丈夫だ」
砲術長「わかりました」
所変わって米軍空母艦橋
士官「F16ファルコン隊から標的弾の発射準備完了しました」
提督「わかった。しかしあの艦にはミサイルの数も尋常ではないだろう」
士官「それにあの速射砲の数も多いです。全部で16基も確認されてます」
士官「それにRAMやCIWSも多数確認しています」
提督「まあ実際どうなのかは見てみないと分からないがな。F16ファルコン隊に標的弾発射命令をしろ」
士官「了解」
そしてF16ファルコン隊から多数の標的弾が発射された
播磨艦橋
士官「戦闘指揮所から連絡!標的弾発射しました」
艦長「よし。一式高角砲で迎撃をしろ」
士官「了解」
F16から発射された標的弾が播磨に近づいてきて、一式高角砲が動いた
そして一式高角砲から チュインチュインチュインチュイン とこれまでの砲とは違う発砲音が聞こえ、そして発射されてるのは砲弾ではなくレーザーが発射された
米空母
士官「てててて提督!!!!」
提督「うるさいぞ」
士官「はははは播磨の速射砲がレーザービームをううう撃っています」
提督「何!」
部下の報告を受け提督が播磨の方へ顔を向けた そして
提督「な!」
その光景に提督は言葉を失った
提督が見た光景は
一式高角砲がレーザーを撃ちまくり次々と標的弾が撃ち落とされいく光景だった
提督「こ・・こんな事が有って・・いい・・のか?」
海上自衛隊 あきづき
隊員「あれ、レーザー光線だよな?」
隊員「あ、ああ」
中国海軍 空母 遼嚀
司令官「クソッ!何でシャオリーベンが我国ですら開発できていない光学兵器を持っているのだ!!??」
そして他国が驚いている間に標的弾は一発残らず撃ち落とされた
大日本帝國海軍 播磨
士官「戦闘指揮所より連絡。標的弾全弾撃墜です」
艦長「ごくろう」
砲術長「はぁ・・・物足りないな」