大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國 首脳部非公開会議
ついにリムパック演習が前日に迫った日 その頃 ナチスドイツ第四帝國領 大島島 総統閣下地下壕 来客用会議室
そこに大日本帝國首相の渡部洋輔と各大臣、各軍の大臣や総長、司令官とナチスドイツ第四帝國総統閣下 アドルフ・ヒトラーとその他閣僚や将軍が居た
渡部「ヒトラー総統閣下。お忙しい中この会議に参加してくれてありがとうございます」
ヒトラー「いや構わんよ。それより会議の内容は確か今後のことについてだったな」
渡部「はい。まずこの世界についてある程度の情報が入りましたのでまずそちらから話しましょう。では始めてくれ」
渡部は後ろに待機していた担当の役員に始めるように言った
役員「はい」
担当の役員はスクリーンのところに移動した
など役員「ではまずお手元に有る資料の1ページ目を見てください」
全員が資料をめくった
役員「まずそこにはこの世界の技術力等を書いています。そしてそこに書いてあるようにこの世界の総合的な技術力はおよそ1990年代レベルの技術力で有り、我々からみればかなり旧式の技術力で、例えば我々の世界では1959年に月面着陸しましたがこの世界では1969年に月面着陸してます」
そしてこの資料の説明を聞いてた誰かが「かなり遅れてるんだな」殿言った
役員「はい。誰かが言ったように我々からしてみればかなり遅れてます。しかしこれは我々の居た世界の科学力がこの世界より進歩しているからです」
そしてこの説明は20分くらい続いた
役員「それではこの説明を終わります」
渡部「ごうくろうでした。ヒトラー総統閣下何か言いたいことは有りますか?」
ヒトラ―「ウム。我々にこの説明をしたと言うことは何かあるのかね?」
渡部「はい。我国と貴国の技術力や科学力が進んでいます。例えば貴国が開発したSea of Augen(訳 海中の目)の技術や潜水航空母艦、対ステルス機用電子探知機、円盤型航空機、ステルス技術、超人兵士製造の技術。我国のステルス技術、円盤型航空機、電磁力砲、新型特殊爆弾、光学兵器等々があります。」
ヒトラー「それで用件は?」
渡部「はい。我国としましてはこのアドバンテージを有効に使いたいのです。それで我国はこの法案を作りました」
そう言って渡部はヒトラー総統のところに一つの資料を渡した
そしてそこにはこう書いてあった
ヒトラー「特定技術情報流出防止法か」
渡部「はい」
ヒトラー「何故、儂にこの事を話したのだね?」
渡部「はい。実は35式戦車に使われているゼレラミニックバルやレーザー等の技術はなんとしても世界に渡したくないのです」
ヒトラー「それで?」
渡部「はい。そこでそれらの技術はナチスドイツ第三帝國と共同開発したものでこの技術が欲しいのならナチスドイツ第四帝國に許可を採って貰ったら技術を公開する。と言う事にしたいのです」
ヒトラー「理由はわかったが、これに我国が協力して何の得になるのだね? 」
渡部「援助金を1.9倍に上げ、食料援助もします」
ヒトラー「ウム。いいだろう」
次回はリムパック演習に入ります
海中の目:ナチスドイツ第四帝國が開発した画期的な装置 ソナーが潜水艦の耳となるのならこれは潜水艦の目となる 潜水艦に搭載した特殊な装置が探知不可能なレーダー波を出して、水中や海上をスキャンしそれを立体映像化する装置(簡単に言えばローレライに登場するローレライ・システムと似たものだと思えばいい)