リムパック演習の会議
大日本帝國海軍聯合艦隊がハワイ ホノルルに入港してから一日がたち、リムパック演習開催まで後一週間前となった
大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦 播磨 士官会議室
そこに十数人の人が居た
吉村「全員集まったな。今この場に集まってもらったのは一週間後のリムパック演習に行われる演習の内容についてだ」
この時ほとんどの将校や士官がペンとメモ帳を取りだし書く準備をした
吉村「まず演習初日に艦隊防空訓練や潜水艦追尾訓練を行う。なお潜水艦追尾訓練は海上自衛隊、大日本帝國海軍、ナチスドイツ第四帝國、アメリカ海軍の順で行う」
その時一人の将校が手をあげた
?「第一潜水艦隊司令の小崎です。この潜水艦追尾訓練に中国人民解放海軍やロシア海軍は参加しないのですか?」
吉村「連中の潜水艦が来てないからやらないそうだ」
小崎「わかりました」
吉村「それでは話を元に戻すぞ。そして潜水艦追尾訓練を行ったらその日の演習は終了だ。次の日には航空隊の模擬戦を行う。これには日本の航空自衛隊、アメリカ空軍、同海軍航空隊、オーストラリア空軍、大日本帝國海軍航空隊、同空軍、ナチス第四帝國海軍航空隊、人民解放海軍航空隊、ロシア海軍航空隊、フランス海軍航空隊、イギリス海軍航空隊が参加する。」
そして一人の士官が手をあげた
?「第一空母戦闘艦隊所属第一海軍航空隊の井村です。この模擬戦に格闘戦は有りますか?」
吉村「ああ、有るぞ。」
井村「それでは手加減無しの本気で殺っても宜しいですか?」
吉村「別に殺っても良いがあんまり殺りすぎると前の世界に居たアメリカ海軍航空隊の連中みたいになるからな。奴等のプライドを木端微塵打ち砕くなよ。しまいにはお前らと二度と戦いたくないとか、訓練拒否とか、戦った後ずっと部屋の隅で体育座りして落ち込んでたとか、お前らが対戦相手になったときある米兵のパイロットが素足で逃げた、なんて話良く聞くからな」
井村「いや~。お恥ずかしいですなぁ」
吉村「では話に戻るぞ。その航空演習は丸一日行われる。何せ参加数が多いからな(特に大日本帝國とナチスドイツ第四帝國)。 そして次の日にハワイがどこかの、国に奪われたと想定しての奪還演習をする。これは陸上部隊は陸上自衛隊とアメリカ海兵隊、大日本帝國海兵隊、同陸軍、同特作軍、ナチスドイツ第四帝國陸軍が参加する。そして次の日に赤軍と青軍に別れての演習だ。赤軍が我々大日本帝國軍とナチスドイツ第四帝國軍の枢軸聯合軍で青軍がアメリカ、日本、ロシア、中国を中心とした連合軍に別れる」
士官「ちょっと待つて下さい。それでは青軍が有利では有りませんか」
吉村「いや。今回の演習で我々は三つの艦隊と空母戦闘艦隊、更に潜水艦隊が来ている。そしてプラスにナチスドイツ第四帝國海軍だ。他の国はそこまで多くの艦艇が来てるわけではないんだ。それでこうなったんだよ」
士官「わかりました」
吉村「他に質問は?」
誰も手を上げなかった
吉村「よし。では解散とする」