【設定集】戦士
1. 戦士の分類と分布
1) 分類
戦士は、集団戦における役割と運用方法に基づき、大きく二つのタイプに分類される。
【攻撃型戦士】:破壊力と機動力に特化したタイプ。
【防御型戦士】:防御力と戦線維持に特化したタイプ。
2) 分布と比率
比率:攻撃型戦士と防御型戦士の比率では、圧倒的に攻撃型戦士が多い。
所属傾向:攻撃型戦士は冒険者に多く、防御型戦士は騎士や国家・領地に属した者が多い。
分析:その理由としては、装備の費用の差である。個人的な出費が多い冒険者としては、自分の持つ資産により妥協せざるを得ない。だが国家などに属している場合、そういった装備の予算は全て所属先が負担する故、防御型戦士が多いと分析される。
また戦略的にも、集団戦が多い騎士団などでは、今や基本戦術とされている「鉄床戦術」の「鉄床」を最も有効に駆使するためには、機動力が劣っていても重装備が断然有利であるからだ。
※鉄床戦術:敵を正面部隊で固定し、別の機動部隊側面・背後から挟撃する、もしくは魔法部隊などの高火力部隊が一掃する戦術
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2. 攻撃型戦士
1) 概要
主に魔物などを相手にする冒険者に多く見られる運用形態である。
2) 装備
武器:破壊的な「巨大な武器」を好んで使用する。
防具:分厚く軽い布を何重にも重ねて作った「クロース・アーマー」、もしくは分厚い布地と共にチェーンメイルなどを着込んだ、機動力を活かす装備を着用する。
3) 戦闘スタイル
突撃と乱戦:戦闘が発生したら常に突進して敵の懐に入り込み、乱戦を誘導する。
戦闘理論:
「殺られる前に殺る」が基本姿勢である。
勇ましく敵陣に突入し、混乱を与え、同時に仲間への脅威を逸らすことで、仲間を護る。
4) 特徴とリスク
要求能力:巨大な武器を一振りして複数の敵をなぎ倒すこの戦い方は、心理的・肉体的に非常に強靭である必要がある。
脆弱性:軽装ゆえに深傷・軽傷を問わず傷つきやすく、ヒーラーや補助する者が必ず必要である。
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3. 防御型戦士
1) 概要
防御力重視のため、体には重い装備をつけており、動きはかなり鈍い。
2) 装備
重武装:分厚く派手な「プレート系統の鎧」を身に着け、様々な高価な「魔法防御装備」を身に纏う。
3) 戦闘スタイル
戦線維持:自ら突進することは少ないが、後衛の者を護るために最前衛で敵を妨げる。
効率的防御:敵の動線や動きを予測し、自らの動線を最小限にしながら効率的に立ち回り、最前方で来る敵を阻む。
4) 特徴と運用
盾の二重性:盾を持つために両手武器は持てないが、盾は単なる防御の手段ではなく「攻撃の手段」の一つである。とある盾術はどの武器よりも攻撃的で、どの武芸よりも脅威とされる。
連携の必要性:自身は決定的な火力に欠けるため、一瞬で敵を片付けられる「火力を持った者」と組む必要がある。味方の特大の火力で一掃されるのを待ち、自分をも巻き込む味方の火力にさえその場で持ち堪える忍耐力が求められる。
組織的運用:騎士団などの集団に所属している場合は、戦術と戦略に徹底的に従い、圧倒的な戦力として機能する。
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4. 社会的評価
どちらのタイプにせよ、戦士は華麗であり、戦場において最も目立つ職である。
故に冒険者、騎士を夢見る数多の少年達の憧れの対象だ。




