京都 2
京都大好き姉妹の三香とviolet。
三香の希望で伏見稲荷大社にGO!
京都駅から近い駅なので、いつでも行けると、今まで行ったことのなかったviolet。
春、夏、秋、冬の特別拝観を中心に周っているけど、周りきれてない寺社仏閣の一つ。
じつは、とても行きたい寺社仏閣の一つでもある。行きたい所が多すぎの京都。
よく見る写真の千本鳥居、行きたい!
でも、観光客がいっぱいで、写真のように人のいない風景は撮れないだろうなぁ。
鳥居、鳥居、鳥居、外国人、外国人!!
さすがは映える観光地。
境内はラッシュ状態。
どんな事を日本語で言っても、周りに通用しないぐらい外国人の大群です。
長傘を横持ちにして歩く外国人の後ろで、「傘の先端が怖い」と言ったけど、わかってもらえなかった。
日本語では言えるけど、英語でそれを言う勇気のないviolet。
まずは参拝、そして御朱印。
そして鳥居。
甘く見てました。
鳥居が奥に連なっていて、ドンドン山を登って行きます。
千本どころか、もっとあると思う!
大きな鳥居だけでも礼をしようとしても、数が多すぎます。
遠くまで続く鳥居は綺麗で、奥に進むほど人が減り、空気が澄んでいく。
緑の木々の中に、赤い鳥居の列。
あんなに人込みだったのに、山奥に入れば人が入ってない写真も撮れるほど、人はまばら。
どこを撮っても絵になる。
写真の腕がなくとも、絵になる、ありがとう。
お稲荷様が見てるから、山沿いの鳥居の上り道を頑張って歩く!
所々に休憩のお店が集まっている所があって、そこからさらに鳥居が延びてます。
途中で、火打ち石でお祓いをしてくれるお店があって、この先の鳥居巡りの為にお願いしたら、私達を見ていた外人観光客が後に続いてお祓いしてもらってた。
何のことかわかっていなかった外国人達が、私達の様子で興味を持ったなら、ちょっと嬉しいかも。
がんばるぞー!
と、意気込みは強いのですが、進めど進めど鳥居は途切ません。
先が見えないほど鳥居が続いていて、とうとうリタイア。
けっこう頑張ったのに、まだ半分の道中と茶屋で聞いて引き返すことを決めた。
来た道を戻ったつもりが、道に迷ってしまったのは、鳥居がいろんな方向に続いているせい。
鳥居の列はいくつもあるので、来た道の鳥居とは違う鳥居の列に入ってしまったらしい。
このまま進んででもどこかに出るだろうけど、戻って来た道を探す? と三香に聞けば、賛成と言う。
新しい道も面白そうだけど、本殿に戻りたいから、テクテク分岐点まで戻って往路に合流。
でも、迷ったおかげで、違う風景を楽しめた。
そして戻って行くと、うじゃー、と観光客の大群に合流?。
お昼は京都駅に戻って探せば、西本願寺の近くの京屋のおしゃれなカフェにランチあるー。
建物がいいですよね〜。
キョロキョロ見渡す姿は不審者。
食後は、どこに行こう? 東寺がいいかも〜。
コレも駅近で、後回しにしていたお寺。
いつでも行ける!、は、いつまでも行けないなんですね。
仏像の迫力!
いつまでも見てられます!
修学旅行っぽい生徒の団体と一緒になってしまい、なんとかこの団体を抜かそうと足早に歩けば、三香が遅れて団体の後で私を見失っている。
おーい、こっち、と手を挙げれば三香が駆け寄ってきます。
妹は姉に付いていくのに、抵抗ないんですよね。
だから、あの仏像良かった、ともう一度見に行けば、三香も来る。
私が道に迷えば三香も迷う。
お姉ちゃん頑張るよ。
帰りは京都のデパ地下でお弁当とフルーツ大福を買って新幹線に乗り込むのはいつもの事。
行きも帰りもお天気はいいのに、富士山は雲に隠れて見えませんでし、残念。
富士山を見たいがために、新幹線は富士山側の席を取って、近くになるとウキウキと待ってる。
三香は冷めた様子で、テンションの高いvioletに付き合ってくれてます。
当然、窓側がviolet、通路側が三香。
楽しい京都、また行こうね。
時々ランチ、時々映画、時々遠出。 待ち合わせ時間の20分前には集合するチキンな姉妹なのに、わりと行き当たりばったりなのです。




