京都
大塚国際美術館で感動した後、大阪で泊まり、翌朝早くから京都に向かう。
大阪駅って、各停と快速電車のホームが全然違う、不思議。
同じホームの反対側でいいのでは?と思うのはvioletだけかな?
徳島で遊んだ後は大阪で泊まり、翌日は京都。
すごいスケジュールですが、旅行中は元気が出るのです。
京都春の特別拝観。
行きたい所があったのです。
京都行きを決めた時から、三香と二人でどこ行くか連絡を取り合って決めたのが、平岡八幡宮の花天井。
京都駅の観光案内所でバスと地下鉄の1日パスを買って、路線図とパンフレットをもらう。
「JRバスで50分ぐらいです。バスは30分毎に出発しています」
今でたところなので次は、と案内所の親切な女性が説明してくれる。
うわぁ、思っていたよりも遠い。
他にも回りたいから、ともかく行こう! 時間がおしい、まずは行動あるのみ。
とにかくバス停!
できるだけ多くの寺社仏閣を巡りたい、最初に片道40分はイタイけど、今回ここが一番行きたいところだし・・・
あれ?
なんだか、違う。たどり着いたバスターミナルは前回使ったバスターミナルとは違う。
京都大好きvioletは、冬の特別拝観も、昨年の秋の特別拝観も京都に来て寺社仏閣巡りをした。
いつも一人なので、身軽にチョロチョロ動くのですが、今回は三香と一緒。
話し相手がいるのは楽しい。
JRバスのバス停を探すも見当たらない。
violetは方向音痴である。しかも、前の人について行ってしまう習性がある。
(知らない所に行けるので全然困っていないが、時間が迫っている時は別だ)
観光案内所を出た時に、前を歩いている人につられて、こっちに来たのかもしれない。
駅の反対側のバスターミナルの気がする。
こういう時に限って、話を聞ける案内所なんてないのよね。
一旦駅にもどり、JRバスなんだからと駅員さんに聞くと、やっぱり反対側のバスターミナルだと教えられ、地下道をまっすぐ行けばいいとアドバイスをもらう。
ありがとう~。
「三香ちゃん、ごめん、急ごう。次のバスまで時間がせまっている」
50分も乗るなら座りたい。チキンな姉妹はギリギリなんて不安で仕方ない。
駅の反対側に出ると、これだー! このバスターミナルがいつものバスターミナルだ!
とんでもなく混雑しているいつものバスターミナル。
すでに長くなっている列に並び、バスの到着を待つ。
そしてバスに乗ること1時間、来ました、平岡八幡宮。市内からかなり離れている。
奥へと続く参道に高まる期待。御朱印帳を手に快晴というよりも炎天の参道を歩く。
本殿にたどり着くと、神官が前のグループを案内しているので30分ほど待ってください、と言われる。
特別拝観って勝手に見ちゃいけないの? 案内制?
ここで30分待ちは時間のロスだけど、じゃ他に行きます、というわけにもいかず参拝したりして時間を潰す。
早く市内に戻って、行きたい寺社仏閣はたくさんあるのよ~。
お迎えが来て、やっと花天井が見れる、と喜んだのに。。。
延々と椿の話。
椿を保護しているというのはわかる。
鹿が樹皮を食べるとか、イノシシの被害が多いとか、今年は虫が多いそうで殺虫剤の説明まである。
花天井は思っていたより小さかった(畳2畳ぐらい)が、歴史と趣のある素晴らしいものだった。
きっとこれだけ見るなら、ゆっくり見ても10分ぐらいだろう。
それを30分まち、椿やら害獣の話を聞き40分・・・・
次は、相国寺法堂の鳴き龍。
バス停で待っていたら、JRではなく市バスが来た。
JRバスは10分後の予定だけど、バスは遅れるだろうし・・・
とりあえず乗ろう、どこかの駅に行けばそこで乗り換えればいいかも。
この判断が、大きな間違いだった。
JRバスだったら直接、同志社大学前に行ったのに、何度も乗り換えて時間もかかる羽目になった。
今日、何度目の失敗っだろう・・
まぁ、そんな日もあるよね。
相国寺法堂、来てよかった~!
天井画の龍の迫力、法堂自体も荘厳で空気が違う。
説法を聞くところなので仏像はなく、広く高い天井に音が響く。
帰りの新幹線までは、少し時間の余裕があるから、もう一カ所行くことに。
すぐ近くの京都御所、広い、入場門までが遠い。
歩く、歩く、石砂利の庭は歩きにくい。
結局、お昼ご飯は食べる余裕もなく、京都駅に着いたのは16:20。
みどりの窓口が、主に外国人観光客でごった返していて、1時間はかかるんじゃない?ぐらいの長蛇の列を横目に、駅弁と仁々木のフルーツ大福を買って、新幹線に乗り込む。
三香が仁々木をとっても気に入ったので、お勧めしたvioletは満足~。
いろいろ失敗もあったけど、帰りの新幹線で美味しい大福を食べて、終わりよければすべてよし!
失敗も旅の思い出。
じゃあね、と三香と別れて、徳島、大阪、京都の旅は終了。
無事に終わってヨカッタ~。