表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三香とviolet  作者: violet
4/5

京都

大塚国際美術館で感動した後、大阪で泊まり、翌朝早くから京都に向かう。

大阪駅って、各停と快速電車のホームが全然違う、不思議。

同じホームの反対側でいいのでは?と思うのはvioletだけかな?

徳島で遊んだ後は大阪で泊まり、翌日は京都。

すごいスケジュールですが、旅行中は元気が出るのです。


京都春の特別拝観。

行きたい所があったのです。

京都行きを決めた時から、三香と二人でどこ行くか連絡を取り合って決めたのが、平岡八幡宮の花天井。

京都駅の観光案内所でバスと地下鉄の1日パスを買って、路線図とパンフレットをもらう。

「JRバスで50分ぐらいです。バスは30分毎に出発しています」

今でたところなので次は、と案内所の親切な女性が説明してくれる。


うわぁ、思っていたよりも遠い。

他にも回りたいから、ともかく行こう! 時間がおしい、まずは行動あるのみ。

とにかくバス停!

できるだけ多くの寺社仏閣を巡りたい、最初に片道40分はイタイけど、今回ここが一番行きたいところだし・・・


あれ?

なんだか、違う。たどり着いたバスターミナルは前回使ったバスターミナルとは違う。

京都大好きvioletは、冬の特別拝観も、昨年の秋の特別拝観も京都に来て寺社仏閣巡りをした。

いつも一人なので、身軽にチョロチョロ動くのですが、今回は三香と一緒。

話し相手がいるのは楽しい。


JRバスのバス停を探すも見当たらない。

violetは方向音痴である。しかも、前の人について行ってしまう習性がある。

(知らない所に行けるので全然困っていないが、時間が迫っている時は別だ)

観光案内所を出た時に、前を歩いている人につられて、こっちに来たのかもしれない。

駅の反対側のバスターミナルの気がする。


こういう時に限って、話を聞ける案内所なんてないのよね。

一旦駅にもどり、JRバスなんだからと駅員さんに聞くと、やっぱり反対側のバスターミナルだと教えられ、地下道をまっすぐ行けばいいとアドバイスをもらう。

ありがとう~。


「三香ちゃん、ごめん、急ごう。次のバスまで時間がせまっている」

50分も乗るなら座りたい。チキンな姉妹はギリギリなんて不安で仕方ない。

駅の反対側に出ると、これだー! このバスターミナルがいつものバスターミナルだ!

とんでもなく混雑しているいつものバスターミナル。


すでに長くなっている列に並び、バスの到着を待つ。

そしてバスに乗ること1時間、来ました、平岡八幡宮。市内からかなり離れている。

奥へと続く参道に高まる期待。御朱印帳を手に快晴というよりも炎天の参道を歩く。


本殿にたどり着くと、神官が前のグループを案内しているので30分ほど待ってください、と言われる。

特別拝観って勝手に見ちゃいけないの? 案内制?

ここで30分待ちは時間のロスだけど、じゃ他に行きます、というわけにもいかず参拝したりして時間を潰す。

早く市内に戻って、行きたい寺社仏閣はたくさんあるのよ~。


お迎えが来て、やっと花天井が見れる、と喜んだのに。。。

延々と椿の話。

椿を保護しているというのはわかる。

鹿が樹皮を食べるとか、イノシシの被害が多いとか、今年は虫が多いそうで殺虫剤の説明まである。

花天井は思っていたより小さかった(畳2畳ぐらい)が、歴史と趣のある素晴らしいものだった。


きっとこれだけ見るなら、ゆっくり見ても10分ぐらいだろう。

それを30分まち、椿やら害獣の話を聞き40分・・・・


次は、相国寺法堂の鳴き龍。

バス停で待っていたら、JRではなく市バスが来た。

JRバスは10分後の予定だけど、バスは遅れるだろうし・・・

とりあえず乗ろう、どこかの駅に行けばそこで乗り換えればいいかも。


この判断が、大きな間違いだった。

JRバスだったら直接、同志社大学前に行ったのに、何度も乗り換えて時間もかかる羽目になった。

今日、何度目の失敗っだろう・・

まぁ、そんな日もあるよね。


相国寺法堂、来てよかった~!

天井画の龍の迫力、法堂自体も荘厳で空気が違う。

説法を聞くところなので仏像はなく、広く高い天井に音が響く。


帰りの新幹線までは、少し時間の余裕があるから、もう一カ所行くことに。

すぐ近くの京都御所、広い、入場門までが遠い。

歩く、歩く、石砂利の庭は歩きにくい。


結局、お昼ご飯は食べる余裕もなく、京都駅に着いたのは16:20。

みどりの窓口が、主に外国人観光客でごった返していて、1時間はかかるんじゃない?ぐらいの長蛇の列を横目に、駅弁と仁々木のフルーツ大福を買って、新幹線に乗り込む。


三香が仁々木をとっても気に入ったので、お勧めしたvioletは満足~。

いろいろ失敗もあったけど、帰りの新幹線で美味しい大福を食べて、終わりよければすべてよし!

失敗も旅の思い出。


じゃあね、と三香と別れて、徳島、大阪、京都の旅は終了。

無事に終わってヨカッタ~。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ