三都
台風きたー!
予報では、ゆっくり進む台風で日程はセーフなはず。
三香の「伊勢神宮いいかも」で、violetは近鉄特急『しまかぜ』を予約したのですが、台風が・・
吉野に行った時の『青の交響曲』で、すっかり近鉄電車ファンになった三香とvioletは、他の観光列車も乗りたい!
台風の運行情報では『しまかぜ』は運休になってないけど、この台風の中、伊勢神宮に行く?
行くの?私達?
「伊勢神宮で外を歩くのは難しいかも。三重県って台風の進路になっているよ。しまかぜに乗って行って、すぐに折り返して帰って来る?」
三香、violet共にそれでもいいかな、と思っていたけど、路線情報が表示したのは・・・
南海線、枕木が浸水の為、堺東~難波間不通。
「あきらめついたね」
『しまかぜ』の発車駅に行けない。他のルートでも行けるけど、そこまで強行する?
「キャンセルしようか?」
「そうだね」
手数料を払ってキャンセル、ポチ。全てネットでおしまい。
近鉄って特急料金が安いけど、払い戻し手数料も安い。二人で近鉄電車に感動。
しかも後日ですが、近鉄電車から返金の案内とともに台風のための運休や遅延のお詫びメールがきました。
翌日は台風一過とならず雨模様。
午後には雨も降ったりやんだりとなり、出かけるぞ~。
堺東の方違神社。
はい、寺社仏閣大好きです。
「御朱印もらってくる」
三香を置いて、社務所を目指すviolet。三香も慣れたものです。
神社の駐車場に気になる看板。駐車場の柵の向こうは掘りで、その向こうは木々が茂ったお山。
看板には『反正天皇陵古墳』、前方後円墳です!
ここで、三香とvioletのテンションが爆上がり。
神社に行ったら、古墳が付いてきた。
「見学できないかな? 」
「資料館はあるんじゃない?」
古墳に通じる道を探そうと、神社から出て古墳の周りを歩き始めましたが、そこは住宅街、お堀が見えないし古墳に近づけません。
左回りでグルリ、脇道を見落としていないか右回りでグルリ。
ありません、資料館どころか、お堀に行ける道さえありません。
一番近いのが、神社の駐車場から眺めるお堀。
こんなのがあれば小学校の社会科見学になりそうなのに・・・
「この菓子舗が気になる」
三香は、神社のすぐ脇になる立派な和菓子店に入ろうと言う。
「いいね、お土産あるかも」
カステラで有名なお店のようで、和菓子も揃ってます。
「喫茶があるみたい」
歩きつかれた三香とvioletは、休憩です。
そこは、全面ガラスで茶室のある庭に面しています。そして、その先にはお堀と古墳!
古墳見ながらお茶です。
思ってもいなかったシチュエーション。
立礼で点ててくれる薄茶が美味しい。
次の日は、もう一度伊勢神宮にトライです。
さすがに『しまかぜ』は満席でしたが、『伊勢志摩ライナー』の予約がとれたので、いくぞ伊勢神宮。
あいにくの雨が時々降る空模様ですが、駅構内で柿の葉寿司やお菓子を買い込み、楽しい伊勢詣出の始まりです。
そこはチキンな姉妹。ずいぶん早くに発車駅に着いて、観光特急『火の鳥』や『しまかぜ』を見送ったのです。そして今度は『火の鳥』に乗りたい、と思うのでした。
伊勢神宮は、やはり人が多い。
そして歩く、歩く。
外宮、内宮、猿田彦神社、ひととおり回って、御朱印もらって、伊勢うどんを食べて、お土産買って、帰りも『伊勢志摩ライナー』
最終日は京都。
三香もvioletもノープランで、どこ行こう? から始まります。
「特別拝観があったら、そこでもいいよね」
「時間あるから遠出できるよ?大原は?『三千院』に行こう」
大原方面は、瑠璃光院以来です。
京都駅から遠い。バスの本数が少ないので、気を付けないと帰りが大変になりそう、と二人で早め行動と確認です。
『三千院』でお庭を見ながら、お茶をいただきました。
毛氈が敷かれた縁側で、薄茶とお菓子。
京都に早めに戻ってきたので、新幹線までの余った時間で『三十三間堂』
京都駅に近いので、いつでも行けると思って、今まで行ってなかったのです。
うわぁ。壮大さに感動!
こんな凄いと思ってませんでした。
もっとゆっくり見たかった。
チキンな姉妹は新幹線の時間が気になるのです。最低でも1時間前には駅に着いていたい。
『仁々木』のフルーツ大福と駅弁を持って、新幹線に乗り込みます。
今回、大阪、三重、京都、大忙しでしたが、原因は台風。
あれで1日半、閉じこもりの生活になってしまいました。
京都を夕方発の新幹線で、富士山が見えるかと期待しましたが、夕闇に紛れて見えませんでした。残念。
またね、と三香と別れ、旅も終わりました。
読んでくださり、ありがとうございました。
今回のメインは伊勢神宮でしたが、観光電車に乗ることも楽しみです。
伊勢神宮以外はノープランという(それさえ台風でキャンセルになってます・・)、行き当たりばったりで動いてますが、知らない所を歩くのは楽しいです。




