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第一部のあらすじ

初見の人は第一部からどうぞ。

https://ncode.syosetu.com/n6986ge/

[1]

 超美少女にして外道なるTS転生者レヴィア・グラン。仲間のリズとネイと共に冒険者として活動する中、彼女は古代遺跡で謎の遺物を手に入れる。

 

 その遺物を取り戻そうとするネコミミ獣人(男)を撃退し、美貌と性格による様々なトラブルを乗り越え、結果としてレヴィアはセントファウス国へと逃げた。

 

 ルディオス教の本部であるセントファウス。そこでは教皇の娘セシリアが待っており、謎の遺物は“精霊石”という異世界から勇者を召喚するための物という事が判明。セシリアへと渡す(売る)と、彼女は勇者召喚が実行。復活した“北の魔王”を倒す為だと言う。

 

 そうして召喚された勇者とは、日本の高校生たちであった。さらにその中には、レヴィアの前世の娘である純花の姿も。

 

 

[2]

 召喚された純花は、残してきた母の元へ一刻も早く戻ろうとする。教皇らの「魔王を倒せば神は戻してくれる」との言葉を信じ、魔王討伐の為に修行する日々を送る。

 

 元々無意識に魔力を使え、強力なチカラを扱えていた純花。しかし徐々にクラスメイトたちに追い越され、純花の事が気に入らない勝美という女にイジメを受ける。

 

 一方、娘の存在に思い悩むレヴィア。悩んだ結果、リズに発破をかけられ、純花を日本に帰す為に動く。そして純花がただものではないと知っているレヴィアは、純花に適した戦いの方法を教えると、彼女は急成長。クラスメイトたちを圧倒するほどの力を得た。

 

 その後、日本に帰る為の別の方法として、レヴィアは古代遺跡をめぐる事を提案。召喚のアイテム“精霊石”があるのなら、送り返す為のアイテムもあるかもしれないからだ。レヴィアたち一行は純花を仲間に加え、共に旅立つ。西大陸で最も遺物に詳しいであろう場所、魔法都市を目指して。

 

 

[3]

 旅の途中、母以外をどうでもいいと断じている純花と、正義感の強いネイがぶつかり、喧嘩状態となってしまう。レヴィアは二人を和解すべく努力する……が、中々上手くいかず。

 

 そんな時、魔物の大群が町を襲撃してきた。純花をメインとした一行の力により撃退に成功し、それをきっかけに古代遺跡を発見。領主の騎士たちと共に遺跡へと向かう事となる。

 

 遺跡でもぶつかり合う純花とネイ。あわやパーティ解散の危機となるが、リズの説教により和解。また、遺跡では“赤の爪牙”という魔王の存在を発見。赤の爪牙は巨大人型兵器ルゾルダを用いて襲ってくるが、撃退。その後、遺跡内で謎の遺物を手に入れる。精霊石とはまた別のカタチをしたものを。

 

 そうして和解した一行は改めてパーティを組み、別の国へと旅立つ。

 

 

[4]

 ヴィペールという国にたどり着いたレヴィアたち一行。そこでは“花嫁狩り”という事件が起こっており、兵士たちがレヴィアたち一行も捕まえようとしてきた。

 

 善意の女性の助力により何とか逃亡に成功。彼女に事情を聴くと、花嫁狩りとは王子の千人目の嫁、“千妃”を探す為だというのだ。王子は跡継ぎを生むのにふさわしい女性を妻にすべく、国中をしらみつぶしに探し、兵士に捕まえさせているらしい。

 

 遺物のヒントを持つとしたら、国のトップである王族だろうと判断する一行。また、とある事情により、花嫁狩りに巻き込まれた少女を助ける事となる。レヴィアたちは花嫁候補の集まるヴィペールの王都へと向かい、たどり着く。そして協力者になってくれるだろう男の元に行くが、花嫁狩りのせいで男は落ちぶれており、借金だらけになっていた。

 

 暴力的な手段により、借金取りを追い返した純花。しかしその出来事をきっかけに、純花は昔の夢を見てしまい、夜な夜な泣いてしまう。レヴィアは、純花が思ったよりも追い詰められている事に気づく。一刻も早く母の元に帰すべく、レヴィアは自ら花嫁狩りに捕まり、王子を篭絡して情報を得ようと動き始めるのであった。

 

 

[5]

 兵士たちにわざと捕まり、宮殿へと連行されるレヴィア。そこでは彼女同様、千妃候補として集められた女が千人もいた。

 

 レヴィアは千妃候補であるレナと、他二人を手下にし、王子ロムルスを篭絡するために動く。

 

 ロムルス好みの大人しい女を演じるレヴィア。メロメロする事に成功するも、彼の妃の一人であるルシアに、レヴィアの本性がバレてしまう。こんな女を妃にしてはならないと、様々な妨害をしてくるルシア。それらを全て対処し、レヴィアは千妃を選ぶ千妃祭へと出場。

 

 千妃祭では武力、魔力、女子力など様々な審査をされるが、レヴィアはほぼすべてをトップレベルで通過。このまま順調にいくかと思いきや、会場に突然不気味な魔物が現れる。そしてそれを操るのは、赤の爪牙と思わしき女。

 

 純花により魔物は撃退されたものの、女のちょっかいにレヴィアは激高。秘めた力を発動し、女を殺しかけるが、その女がリズの妹であるイルザという事が判明。思わず止まってしまった隙に、女は逃げ出してしまう。

 

 結果として女は逃がしたものの、魔物撃退の功績をもって、レヴィアたちは帰還のヒントを得る事に成功する。今持っている謎の遺物はヴィペールにもあり、それは最高神ルディオスの力のカケラ“ルディオスオーブ”らしいのだ。オーブを集めればルディオスが復活するかもしれないという。

 

 ルディオスを復活させれば帰る事も叶うだろう。そう考えた一行は、残りのオーブを探す為のヒントを求め、再び魔法都市を目指して旅立つ。

 

 

[6]

 魔法都市についた一行。都市の中心にして学術機関である魔法都市へ行くと、そこではクラスメイトの京子がいた。彼女は帰還を目指し、早々と動いたのだ。

 

 その京子の紹介で、遺物やルゾルダを研究しているエイベルという研究者と出会う。さらにエイベルにルディオスオーブを見せると、彼は嬉々とした様子で「残りのオーブがある場所を調べてみよう」と答える。

 

 しかし次の日。魔法都市を支配する六賢者に不満を持った学生たちが蜂起し、全世界学問自由連合ゼンレンを結成。エイベルを捕らえ、ルゾルダを奪い、知恵の宝庫である迷宮図書館を占拠してしまった。

 

 エイベルを取り戻すべく、味方のフリをしてゼンレンに加わる一行。情報取集の結果、迷宮図書館の奥にエイベルが囚われている事を知る。レヴィアたちはゼンレンに見つからないよう、迷宮図書館の未踏破部分を通り、迂回して救出する事を決め、実行。しかしその行動は読まれており、ゼンレンと戦いになってしまう。

 

 ルゾルダ数機と戦う純花。途中でやられかけるも、覚醒。黄金の魔力を操れるようになり、撃退。これで安心かと思いきや、ゼンレンを動かしていた赤の爪牙がレアスキルを使い、ゼンレンたちが暴走を始める。暴徒と化したゼンレンたちを、レヴィアはその魅力で止めることに成功。

 

 そうして魔法都市の争いを終え、エイベルよりルディオスオーブがありそうな場所を知らされる。候補の一つは南にあるカルド王国の王墓。一行はカルド王国を目指して旅立つのであった。


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