表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

牛之頚

作者: 忘れな草

  牡牛座の伝説 牛ノ首企画版


 あなたは知ってますか?

 冬の星座で有名な牡牛座には知られざる伝説があることを・・・・・・。


挿絵(By みてみん)


 この絵は牡牛座の絵です。

 なぜでしょう? 牡牛座はうしの右半身がないのです。

牡牛座はギリシアの神話の中で生まれたのです。

少しホラーめにアレンジした牡牛座の伝説です。

 

 川の神イナコスの娘に、イオという美しい女性がいました。

 ある日、ギリシア神話の主神ゼウスはイオを見つけてとても気に入ります。


 ゼウスは黒い雲でイオを囲み逃げられないようにして、自分のものにしたのです。

 天空から地上を眺めていたゼウスの妻ヘラは、ゼウスが天空にいないことや、地上の一部に黒い雲が発生していることを怪しく思い、地上へ向かったのです。

 浮気しているところをバレそうになったゼウスは、イオを白い牡牛に変えてしまいます。

ゼウスは牡牛と遊んでいただけで、浮気はしていないとヘラに誓います。

 浮気を疑っているヘラは、ゼウスから白い牡牛を貰ったのです。

 牡牛を野放しにしておくと、ゼウスがまた浮気をするのは明らかです。

ヘラは、とても嫉妬深い神様なのです。

 浮気できないようにその雄牛を真っ二つにしてしまったのです。


 ゼウスがそのことを知り大いに悲しみ、牡牛を天に揚げて星座にしたのでした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ∀・)へぇ。これは悍ましいおはなしですけど、勉強になりますね。 [気になる点] ∀・)こうした事もよくご存知ですね? [一言] ∀・)牛の首企画を巡ってやってきました☆
[良い点] 牡牛座の下半身が無い理由が理に適っていますね。 確かに腰から下が無かったら、浮気行為のハイライトとなる営みが出来なくなるので合理的です。 [一言] おはようございます、大浜 英彰と申します…
[良い点] 突拍子もない展開ですが、それが本物のギリシャ神話のようで、面白いです。 まったく、ゼウスってやつは、なんて言ったら罰が当たりますかね?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ