牛之頚
牡牛座の伝説 牛ノ首企画版
あなたは知ってますか?
冬の星座で有名な牡牛座には知られざる伝説があることを・・・・・・。
この絵は牡牛座の絵です。
なぜでしょう? 牡牛座はうしの右半身がないのです。
牡牛座はギリシアの神話の中で生まれたのです。
少しホラーめにアレンジした牡牛座の伝説です。
川の神イナコスの娘に、イオという美しい女性がいました。
ある日、ギリシア神話の主神ゼウスはイオを見つけてとても気に入ります。
ゼウスは黒い雲でイオを囲み逃げられないようにして、自分のものにしたのです。
天空から地上を眺めていたゼウスの妻ヘラは、ゼウスが天空にいないことや、地上の一部に黒い雲が発生していることを怪しく思い、地上へ向かったのです。
浮気しているところをバレそうになったゼウスは、イオを白い牡牛に変えてしまいます。
ゼウスは牡牛と遊んでいただけで、浮気はしていないとヘラに誓います。
浮気を疑っているヘラは、ゼウスから白い牡牛を貰ったのです。
牡牛を野放しにしておくと、ゼウスがまた浮気をするのは明らかです。
ヘラは、とても嫉妬深い神様なのです。
浮気できないようにその雄牛を真っ二つにしてしまったのです。
ゼウスがそのことを知り大いに悲しみ、牡牛を天に揚げて星座にしたのでした。