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乙女ゲームの世界に転生したから悲劇を阻止しようとしたんだけど、運命の修正力が強すぎた。  作者: 仲仁へび
第十一章 ミュクゼ・アウル合同イベント
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第7話 気を付けないとな



「というわけで、迷子の子供達を保護したんだけど、放っておけないから、責任もって近くの村に送り届けるよ」

「とさか君って、ほんっと何でもかんでもまきこまれてるよね。今さらか。気を付けて送り届けるんだよ」

「うい」


 そして、ミカエラとか他のクラスメイト達に事情を説明。


 皆とは別行動をとる事に。


 そして、帰るふりして、再び森の中へ。


 説明している間。クラスメイト達は皆、幼児化コンビを可愛がっていた。


 不審そうにしている様子はなかった。


 そうだよな。


 普通に考えて子供が幼児化するなんて事あるはずないもんな。


 まあ、攻略対象達はうっとおしそうにしてたけど。


 説明はなんとなかったけど、これからが本番だ。


 なんとかして、二人を元に戻さないと。


 しかしはて、こんなの原作にはなかったぞ?


 マリンちゃんが主人公の原作では、その主人公が怪我をした動物をおいかけて迷子になってって、感じのストーリーだったのに。


 それで、攻略対象達と一緒に迷子になって、いろいろいちゃついてるうちに彼等の病み度が浄化されていくっていう感じ。


 なのに、目の前のこれはぜんぜん違う。


 どうすればいいんだ。


 頭を抱えていたら、ミカエラにくぎをさされたことを思い出した。


「私達が思ってる以上に迷子は不安がるものだから、ちゃんと目を離さないようにしてよ」

「詳しいんだな」

「地元で子供の面倒を見た事があるからね。とさか君って、だいたい最後にはしっかりしてるけど気合が入るまでは結構ぼんやりしてるからちょっと心配」


 そうだな、あいつら目線で考えたらこの状況って結構こわいもんだよな。


 知らない大人(学生だけど)に囲まれて、よくわかんない場所にいるんだから。


 気を付けておかないと。



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