表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
乙女ゲームの世界に転生したから悲劇を阻止しようとしたんだけど、運命の修正力が強すぎた。  作者: 仲仁へび
第十一章 ミュクゼ・アウル合同イベント
85/96

第3話 育ち過ぎた雑草



 それでその日、その別の地域のある旧校舎の元へ行く事になった。


 清掃道具とかゴミ袋とかもきちんと用意してね!


 現地集合だったので、それぞれバラバラに向かったんだけど。


 おおう?


 なんかめっちゃ、町から離れてるんだけど。


 めっちゃ周囲が静かなんだけど。


 めっちゃ、鬱蒼とした森の中すすんでるんだけど。


 で、そんなめっちゃやばそうなとこ。人里はなれた場所に向かった俺達は、それを見た。


 蔓に覆われまくってる旧校舎の姿を。


 校庭らしき場所には草がぼうぼう。


 どこが、クラス一つ分で足りるんだ。これ。


 廃墟になってんじゃんか。


 なんて、呆然としていると先についていたらしいミカエラが、「忘れてた」と呟いた。


「この地域、いつもは雨なんてあんまり降らないけど、今年はけっこう雨が降ったから」


 それで、こんな草ぼうほうみたいな有様になってるってわけか。


 って事は、今まではこれほどの惨状じゃなかったっぽい?


 俺達の年だけこんなかよ。

 なんて不運な。


 嘆いててもしゃーないので、準備していくけど、気が遠くなりそうだな。


 応援呼んだほうがいいかも。


 あんまりにもあんまりな見た目なので。


 集まったクラスメイト達の顔、腰がおもいっきりひきつってたな。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ