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乙女ゲームの世界に転生したから悲劇を阻止しようとしたんだけど、運命の修正力が強すぎた。  作者: 仲仁へび
第十一章 ミュクゼ・アウル合同イベント
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第2話 旧校舎の掃除



「と言う事で、君達には掃除にいってもらいます」

「ん?」


 とある日の授業中。


 俺達の暮らしは、担任の先生から清掃のお願いをされてしまった。


「別の地域にある旧校舎の掃除です。全校生徒で行うほどの広さはないけど、教師だけでやるにしては広すぎるので。適当なクラスに掃除してもらう事になってます」


 どうやら、俺達が通っていた学校は昔は別の地域に建っていたらしい。


 初耳だ。


 えっ、設定資料にも載ってなかったんだけど。


 そんな事情あった?


 うーん。


 これ、イベントかな。


 どうなんだろう。


 この時期に起こるイベントとしては、ミュクゼとアウル関係のイベントぐらいしかないけど、場所が違うんだよな。


 原作では、他の学校の掃除を行う感じだったのに。


 異なる学校の生徒と交流しよう、みたいな企画で。


 まあ、別に掃除自体は嫌いってわけじゃないんだけど。


 どういう事か分かんないから、警戒するくらいしかできないのがな。


 なんて考えてたら放課になってた。ミカエラが話しかけてくる。


「また、何か考えてる顔してるね」


 ええ、考えてますとも。


 だって、闇落ちしかけてる奴が二人いるもん。


 俺の頑張りでなんとかできるなら、なんとかしたいし。

 


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