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乙女ゲームの世界に転生したから悲劇を阻止しようとしたんだけど、運命の修正力が強すぎた。  作者: 仲仁へび
第十一章 ミュクゼ・アウル合同イベント
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第1話 主人公が活躍しない



 ここからは、社会見学のお時間だ。


 ミュクゼとアウルの問題、解決しないまま一週間も時間が過ぎちまったよ。


 ミュクゼに標的にされている生徒はうまくかわしてるし、俺もちょっかいけててるけど、それも時間の問題だよな。


 はぁ、早めになんとかしないと。


 だけど、とっかかりがつかめないんだよな。


 問題がたくさんあって、それが背中合わせでこんがらがってるかんじ。


 問題児の問題事共。

 おまえら、少しはよそみしろよ。違う方向みろよ。


 どいつもこいつも。


 変な所で、運命力をはっきしてくんな。


 マリンちゃん、君の出番だよ。


 なんで、ここだけ違うんだよ。


 こういうのって、主人公が解決するもんだろ。


 たまに思うよ。

 俺、なにやってんのかなって。



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