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乙女ゲームの世界に転生したから悲劇を阻止しようとしたんだけど、運命の修正力が強すぎた。  作者: 仲仁へび
第八章 フレオンイベント

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第1話 フレオンストーカー



 学校のクラスで、教師の話をききながらぼんやり。


 代わり映えのない日々だ。

 でもここからは、攻略対象をピックアップした最終イベントが起こるんだっけ。


 なにげなく、クラスの中で一番仲の良い友達の方を見る。


 あいかわらずフレオンの目は時々病んでいるな。

 他の攻略対象と違って、その頻度は多くはないけど。

 やっぱり、ふとした瞬間に病みの闇がかいまみえると、おっそろしいというか。寒気がするというか。


 こわい。


 なんとかしたいけど。


 どうすればいいかな。


 また、シグナ君に相談してみるかな。


 なんて思いまがら、移動教室の時間になって、フレオンと共に教室を出た。


 校内を移動していくんだけど、背後に人の気配。


「ん?」


 いる。


 なんか、いる。


 視線を感じるし、気配もめっちゃ感じる。


 足音がついてくる。


 気のせいなんかじゃないよな。


 俺達がとまると、足音もとまるし。


 振り返ると、女の子がいた。


 その少女は、フレオンをつけているようだった。


 俺には目もくれない。


「なんか、あの子。つけてきてないか」


 そう言うと、一緒に移動しているフレオンは、振り返って「ああ」と声を漏らす。


「数日前から、なつかれちゃったみたいだ」

「もしかして恋?」

「どうだろう。そういうのよくわかんないんだよね」


 フレオンはいまいち想像できない、みたいな顔になった。

 それはあかんだろ。乙女ゲームの攻略対象なんだから。


 なんでこんなに色恋にぼんやりしてるんだ?

 これはフレオンルートはなしなのかな。


「いや、あれお前に恋しちゃってるだろ。頬そめてるし」

「分かってるなら、別に聞かなくてもいーじゃん」


 おや、嫌がってる?


 恋の興味がわくよりも、なんか迷惑そうだぞ。


 これはいかん。


 原因をとりのぞかねば。


 もしかして俺の出番?


 と、内心でやる気を上げていたら何かしらを察知されてしまった。


「とさか君って世話好きだよね。そこに救われた身としては、文句言えないんだけど」


 そんなに聞かれたくない話題かなぁ。


 そうかもな。

 特に恋愛事は、人によっては外野からとやかく言われたくないって、事あるだろうし。


 じゃあ、仕方ない。


 放置しておくという選択肢はないので、他の人に聞こ。


「いや、それぜんぜん諦めてない目だよね?」


 そ、ソンナコトはナイですよー。


 何のことやら?



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