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第5話 まきまきもちゃんと食べろ
そして、二日目になった。
朝日がまぶしいぜ!
イイアサダナー。
いよいよトラブルの日だ。
真実の教徒は、この町の観光名所である遺跡で事をおこしてくる。
その時に対処できるように、気合をいれておかなければ。
というわけで、そのために早起きしてちょっと走り込み。
スパイ君とのやりとりも忘れないぞ(というかそっちが主だが)。
皆が起きて朝ご飯を食べる頃には、お腹ぺこぺこだ!
うおおおおお。
食べるぞ!
出されたものを勢いよくかき込んでいく。
でも、たまに詰め込み過ぎてむせた。
そしたら、隣に座っていたフレオンがコップをさしだしてきた。
さ、さんきゅー。
「とさか君いつになくよく食べるね。僕のもたべる? このまきまきした食べ物苦手なんだよね」
ついでにフレオンは自分の食べたくないものもおしつけようとしてくる。
器には、くるくるっとした植物のおひたしがあった。
確かにそれはまきまきしてて食べづらいし、ぱっとみ食欲がわかないよな。
でも、それは自分でたべろ。
観光地で提供されるものなんだから、地元では味わえんぞ?
くっとけ。




