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乙女ゲームの世界に転生したから悲劇を阻止しようとしたんだけど、運命の修正力が強すぎた。  作者: 仲仁へび
第五章 食堂とウサギ小屋

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第4話 うさぎさん問題



 残っていた疑問は、フレオンにそれとなく聞いてみた。


 こいつなら、他の攻略対象よりなんか垣根が低いんだよね。


 よく話すせいか?


「そんな事気になってたんだ」

「で、なんで働いてたんだ?」

「それは、皆でお金出して小屋の修理代を出そうって話があるからだよ」

「小屋?」


 小屋と言われても、心当たるようなものはない。

 そんなもの原作になったかな。

 身近にもそんな小屋と言われるような建物……。


 記憶の奥底からそれらしきものを引っ張り出そうとしていると、フレオンが「ほら」と助け船。


「学校の裏にあるでしょ?」


 言われて、気が付いた。

 そうだ。

 ああ、なんかあったな。


 ウサギ小屋みたいなの。


 いや、ウサギ小屋だあれ。


 そういや、かなりボロかった。


 あちこち痛んでた。

 老朽化の見本みたくなってた。


 前見た時、そろそろ壊れるんじゃないかって思ったんだ。


「あそこは、もうなおせないぐらいボロくなっちゃってるから、先生たちの間で壊しちゃうって話しがでてるんだ」

「それでお前らが修繕費をかき集めるために食堂手伝ってたのか」

「うん。大人って何で、何でもかんでも無駄だって決めつけるんだろうね」


 無駄って言われると抵抗があるけど、必要かと言われると。どうだ?


 実際俺も言われないと思い出さなかったくらいだしな。小屋は。


 まあ、生き物飼ってるのに、そう簡単に飼い続ける努力もしないでやめるって言われたら、腹が立つけど


 そこのことろが無責任なんだから、どうなんですかって怒ると思う。


「お前らがなおした後、どうすんだよ。ずっと学校にいられるわけじゃないだろ」


 一度なおしたって、問題を先送りにするだけだ。


 そういうと、それは彼等も分かっていたようだ。


「そこは、まだ決まってないよ。考えてる途中。でも何もしないままおあきらめちゃうのは嫌だし」


 何もしなかったら、ウサギがどうなるか分からない。


 うちの学校のお偉いさん、あんまり良心的じゃなさそうだしな。


 だから、猶予を伸ばしてその間にどうするか考える、って感じなのか。


 はぁ。


 誰かが卒業後に飼い主になってくれりゃ、解決なんだが。


「とりあえず、飼い主募集の貼り紙でも作ったらどうだ?」

「そうだね。そうするしかないか」



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