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乙女ゲームの世界に転生したから悲劇を阻止しようとしたんだけど、運命の修正力が強すぎた。  作者: 仲仁へび
第五章 食堂とウサギ小屋

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第3話 お手伝いの理由



 というわけで事の原因が気になった俺は、クラスメイト達に「知ってる?」ってやってみる。


 ねぇ、知ってる?


「知らない」


 さいですか。


 詳しく聞きたいんだったら、攻略対象達に直に聞けばいいんだろうけど、あんまりなれなれしくするのもなんかな。


 ほら、ただのモブがイケメンと親しむとやっかみとかあるじゃん。


「○○の分際」で、とか「お前なんかふさわしくない」、みたいな。


 そういうの嫌だし。


 このクラスにはそんな面倒な奴いないけどさ。


 すると、俺がまた変な事やってるみたいね目で静観していた少女ミカエラがこっちにやって来た。


 どうやら彼女は理由を知ているようだ。教えてくれる。


「食堂のご飯が美味しくなった理由が知りたいんだって?」

「そうそう」

「あー、それは補助金をもらうためじゃない?」

「補助金?」


 彼女は「それはね」と言葉を続ける。


 この世界の学校は、国がどれだけの数の校舎を建てるか決めて、建設費とか運営費とかのお金を出している(だから自分でお金を出して学校を建てるってのは、あんまないそうだ)。


 で、そのお金は学校が建てられた後も毎年支給されるんだけど、その前に額を決めるための調査が行われる。


 それで、学校がしっかりしてないとお金が減らされてしまうという事情があった。


「そこは逆じゃね? もっとお金かけてしっかりさせんとあかんじゃないのか」

「たぶん、お尻叩く意味があるんじゃない? ニンジンぶらさげて馬をはしらせるみたいに」


 それで頑張らなかったらどうすんだよ。へたなとこだと、減らされてく一方じゃん。

 材料と金用意してやったんだから、後は全部そっちに任せるっていうのもなんかな。


 だけど理由は分かった。


 はぁん、なるほどね。


 だから、学校の上の奴らが食堂の改善に乗り出したと。


 どっかでマリンちゃん達の能力をかぎつけたな。


 そこは生徒つかうんじゃなくて大人使えよって思うけど。


 一応バイト代が出てるらしいってのが救いか。



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