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乙女ゲームの世界に転生したから悲劇を阻止しようとしたんだけど、運命の修正力が強すぎた。  作者: 仲仁へび
第3章 神の教徒

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第8話 応援呼ぼう



 地元の自治組織連中だけじゃ手に余る。


 だったら、ヒロイン達の出番だぜ!


 ってなるのが普通かもしれないが、それはゲームの話だ。


 これは現実。


 もっと強い奴等に応援に来てもらうのが良いに決まっている。


 と、言う事で。


「国の特殊部隊に応援に来てもらう事になった、数日後に到着するそうだ」


 こういう事になった。


 生徒会室であれこれ皆で悩んだ後、ミュクゼや生徒会長がそう結論付けた。


 たぶんそれが最善なんだろうな。


 一から十までクビ突っ込まなきゃ気が済まないってわけでもないし、これでいいんだうん。


 だって、知り合いに怪我してほしくないし。


 過去に嫌な事があった分、こいつらには幸せに生きて欲しんだよ。


 おれ、がんばったヤツが報われないのって嫌だからさ。


 なんてしみじみしていたら話し合い解散後、ヒロインのマリンちゃんに話しかけられた。


「とさかさんは、時々悲しそうな目をしてますね」


 んぇ、そんな真面目モードしてた?


 自覚してなかったけど、シリアスモードに入ってたかな。


「とさかさんの優しさは、自分が感じた悲しさを人に感じてもらわないようにしたい、そんな優しさのような気がします」


 そ、そんなんじゃないやい。


 ちょっと真正面からそういう事言われると、どういう反応すればいいのか分からなくなる。


 頬をポリポリ。


 すると、それを聞いたフレオンが茶化しにくる。


「えっ、とさかって泣き虫なの? 男の子なのに?」


 そんなんじゃねぇよ。


 いや、普通にそんな話してなかっただろ!


「あはは、怒った!」


 何がおかしいのやら、ツボにはいったフレオンがけらけらと笑い声をあげる。


 なんか笑いのツボがよく分からんとこにあるよな、こいつは。






 応援が来るまで、三日。


 それだけの期間、神の教徒が大人しくしてくれてればよかったんだけどな。


 やっぱりそう簡単にはいかないか。







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