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かぐや舞う  作者: 合川明日
♯ 2
69/70

でし、お前もか!?

手綱たづなにぎると姿すがたわる?――』


 そんな馬鹿ばかな事が――と、思ってみたものの、今まさに自分がそうである事に気が付き、それはすなわち私達と同じではないのか?


 『第七感だいななかん』――。『ひめ』と『おじょう』の場合ばあい、『魔法まほう竹槍たけやり』で変身へんしんするが、彼女の場合は『手綱』。


 もしくは『馬』そのもの?またはどちらも?


 いや、それ以前いぜんだわ。『私達』と同じような人間が、ほかにもただなんて――。


貴女あなた、もしかして――」


「その話、しんじるよ――だからこそ私達をここまでれてたんだろ?」


「『お嬢』――彼女…」


「こいつは私達の正体しょうたいを知っている――そうだろ?『でし』」


「へぇ、そりゃもう。お話が早くて助かるでし」


 以外いがいにも冷静れいせいな『お嬢』はきっと彼女も『第七感』であるとわかっている。


 そしてこの場所へ連れて来られた理由も。


 私達が、『第七感』であるから――。


 ――それから私達は、なまりの強い彼女の案内あんない竹林ちくりんの山へのぼった。


 歩く事数分、山の中腹ちゅうふく


 そこには、その一角いっかくだけ竹が生えていない広場ひろばの様なたいらな場所があった。


 一休ひとやすみするにはっていな場所であり、変哲へんてつもない場所であった。


 私達を先導せんどうしていた彼女はその場所へ立ち止まり、休憩きゅうけいでもするかと思ったが、なにやら傾斜けいしゃ山肌やまはださぐり出した。


 ??――。


 ゴゴゴゴ――。


 すると、彼女が探っていた山肌が突如とつじょ動き出し、山の傾斜がひらき、それはまるで外開そとびらきのとびらが開いた様にいた。


 開いた扉からあらわれたのは、中へと続くトンネルであり、人ひとりが丁度ちょうど歩いて進めそうなものであった。


 おあつらきに中へ入れと言わんばかりに――。


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