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かぐや舞う  作者: 合川明日
♯ 2
58/70

組織

 結局けっきょく彼女達からの嫉妬しっとからはげられず、舞子まいこにもつかまってしまった。


 かせたマサは先に帰り、私と舞子は人目ひとめかない近くの神社じんじゃに来ていた。


「何で逃げるんだよ――心配しんぱいしてたんだぞ。『ニンジン』に捕まって何処どこかへれていかれるし。いかけてもなかったし」


べつ貴女きじょから逃げたわけじゃないわ。ただ――」


「話せよ。一体何があった?――」


 私はつつかくさず――とはいかず、私自身何も解らないのだから、起きた事をそのまま話すしかなかった。


 ただし私の過去や、サッちゃんが知り合いである事を隠して。


「――彼女も仲間を助けるためしょうがなくやっていた事で、元々私達を捕まえる気なんてなかったのよ」


「うぅ…。仲間の為に――」


「舞子――泣いているの?」


 まさか彼女がこれほどなみだもろいとは――というか、今の話にそんな所は無かったような。


まりだ――私達、非国民ひこくみん代表だいひょうきん竹槍たけやり』はやつとその仲間達を助ける事にした!」


「ほら~!結局そうなるから話したくなかったのに」


 ん?『金の竹槍』?――何の事だ?


 『金の竹槍』――彼女(いわ)く、昨日徹夜(てつや)で考えた私達の総称そうしょうだそうだ。


 変身へんしんした私と舞子――『ひめ』と『おじょう』は非国民代表として、その象徴しょうちょうるべく、組織そしき形成けいせい自由じゆう尊厳そんげんの為戦い続ける。らしい。


 名前はともかく、頭が痛くなる様な事を――私はやるとは言っていないのだが。


 非国民代表組織『金の竹槍』――却下きゃっかね!


「えぇ~。じゃあ、『ふたりは非国民』は?」


いやよそんなの――もう、いっそのこと『竹槍たけやり戦線せんせん』でいいわ」


わるくない、もう一捻ひとひねしいな。たとえば――」


 例えば――。


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