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かぐや舞う  作者: 合川明日
♯ 1 『かぐや』と『姫』
43/70

察知

 彼女は『ひめ』に、にくしみにとらわれて――これも『魔法まほうたけ』がそうさせているのか?


 だとすると、彼女は『魔法の竹槍たけやり』のちからまれ、かれている。


 『おじょう』を『西條さいじょう舞子まいこ』へもどさないと。


 そのためには魔法の竹を――。


 ――私は、彼女の竹槍をけながら、すきを見てその場からげ出した。


 竹林ちくりんは逃げるにはっていな場所で、かくしながら逃げる事が出来た。


 いまうちに私の魔法の竹をさがさなくては――。


 ゾクッ!――――!?


 バシュッ!!――いた時にはもうおそく、何か爆風ばくふうようかぜが私をとおけた。


 その瞬間しゅんかん、とてもつよちから背中せなかされ、私はばされた――。


 一体何がこったのか。


 衝撃しょうげきは強かったがいたみは無い、怪我けがも無いだろう。


 私は尻餅しりもちをついたままくと、そこには何もなかった。


 正確せいかくには、その場にったあお々としげっていた数十はろう青竹あおだけが、腰丈こしたけほどそろえられていたのだ。


 まるで巨大きょだい刃物はもので、その一面いちめん一太刀ひとたちで切り揃えかの様に。


 お嬢の仕業しわざだろ、それしか考えられない。しかし、今までこんな力は無かった。


 『爆竹ばくちく』と言ったか、これが新しい竹槍の力。


 ――今更いまさらだが、最早もはや魔法まほうである。


 こしけ動けない。このままでは『姫』にる前に私は――竹槍さえあれば。


 ――彼女は動けない私のもと悠然ゆうぜんあゆり、私は逃げる事も出来ずにいた。


「何が目的もくてきなの――私は、私は『姫』に成れない。魔法の竹を探さなくては…」


「あの時と同じだ――私の第七感だいななかんさわいで、危機きき察知さっちしている」


「『姫』が危険きけんだと?――」


「――お前にだ。『宮本みやもとかぐや』」


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