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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 4章 傀儡人間劇場とブラインドコマンダー
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外道ピタゴラ降臨 ꒰ঌ(★・_・★)໒꒱キタヨ

このかおもじは堕天使・・・なのかな?

 1人はバケツを被って冷静であった。

 それは彼自身が危険なことを何回かしていたからであろう。

 複数回のリスクは冷静になれる薬をも作った。

 しかしもう一方は・・・・・

 「あば、あばば、あばばばばばばばば。」

 紙袋を被りながら頭を抱え、怯えていた。

 「もしかして臆病者。」

 「だっだだだから言ったんですよ。私は無理ですって。」

 臆病者ものだ。というかビビりだ。

 しかしそれでもスカラーはそいつを見ずにマネキンを数体周りに出す。

 「囲え。」

 マネキンたちが2人の周囲を取り囲むように動く。

 「ならもう1回ぶっぱなす。」

 大砲を構えた瞬間、いきなり手から大砲が離れた。

 いや、離されたのだ。

 リクリエーターは瞬時にその正体を見抜く。

 トラップか。

 しかも今のはアンチコンタクト

 アンチコンタクトは、極小のトラップ。

 投げて設置できるまたは、任意で発動できる遠隔トラップ。

 マネキンで確かに視線が外れた。

 というか今どこから来たんだ。

 大砲が手から離れ、地面に落ちると数発の弾丸がリクリエーターの周りをかすめる。

 「あああああ。」

 「どうした。なんだ。病気か。」

 ひとまず大声を出して意識をフラッシュバックさせる。

 そしてマインドが私を心配した。

 と思ったけど顔が完全に笑ってる時点で心配じゃない。

 リクリエーターは静かにマインドを蹴る。

 「というかここに来た時から武器買えるポイントあるだろ。」

 「ああそうだった。・・・まあ頑張って。」

 マインドはグッドサインをした。

 こいつあとで殺す。

 するとマインドの後ろからチェンソーが迫ってくる。

 マインドはエンジン音で素早く気付き、急いで刀を購入する。

 すぐに振り返り、なんとか防御することが出来た。

 そしてその攻撃を、危険性をリクリエーターはマインドに一切報告していなかった。

 バイタル的にも心拍数は正常であった。

 「スカラー落ち着けって。何もそこまで怒らなくても。」

 「いや怒ってないよ。正々堂々とした勝負だから。」

 「正々堂々な勝負にチェンソー持ってくるな。」

 マインドは刀を押し込み、スカラーのチェンソーを遠ざける。

 そして強力な蹴りでチェンソーの刃を折った。

 「こいつやったな。でも・・・」

 チェンソーから一発の弾丸が頭に向かって飛んできた。

 奇跡的に紙一重で避けることが出来た。

 「この狙撃銃って。まさか。」

 もう一人。でももう姿が見当たらない。

 するともう一発飛んでくる。

 というかまずどこにいるか分からない。

 リクリエーターはマインドに向けて大砲を撃つ。

 「せめて見つけろよ。灯台下暗しか。」

 大砲はマインドの背中をかする。

 「おい今ダメージは行ったんだが。・・・てええ。」

 するといきなり黒い影が壁を縦横無尽に渡っていった。

 「やっぱり怖いんです。人とかまじで無理なんです。」

 紙袋を深々と被るプレイヤー。彼はずっとマインドの背中にぴったりとくっついていたのだ。

 そこから跳弾を撃ち、内側にいると悟らせなかった。

 そして今見せた壁渡りの技術。マインドは確信する。

 「月喰飛(つきぐらい)。まさか殺死名の家系か。」

 「ももおももしかして知ってるのですか。だとしたら・・・・死にたくなってきた。」

 かなりのネガティブ。

 それが月喰飛の家系の持つあり方だ。

 臆病者ゆえの潜在能力の多さ。特に超常能力を発動するのは大抵自分を守るための殻を作っているからだとか。

 しかしそれでも、いいことしか思いつかない。

 「奇遇だね。私もだよ。」

 「何言ってんだお前ら。」

 スカラーがチェンソーを購入し、襲い掛かる。

 「じゃあ頼んだ。」

 「言われなくても分かってる。」

 リクリエーターはスカラーに向かって走る。

 それに気づきスカラーはマネキンを数体走らせる。

 「肉壁か。でもそんなの意味ないよ。」

 リクリエーターはブーストトラップを展開し、別のトラップを1つ投げた。

 ブーストトラップにより勢いよく飛び出し、向こうの壁にくっつき、展開された。

 一個目は近くの相手をひきつける、モンスタートラップハウリング。

 黒い化け物が現れ、そこから放たれる雄たけびに全員視線を向けてしまう。

 「まさかこれはトラップなのか。」

 そして今彼ら二人の意識がそれる。

 でもそこから何か起こすと、彼らは考えていた。

 次は新手の奇襲と考え、両者防御の姿勢を取る。

 「いいねいいね。だからこそ潰しがいがある。」

 相手陣地に入ったことで現在2000ptを超えた。

 そしてもう一本の刀を購入。

 どちらも古代製物KUMAGAYA。自動追尾の刀。

 そしてこの二つを今どぶに捨てる。

 裂落流奥義 堕落の蜘蛛糸

 刀は両者に向かって突き進む。

 刀はそのまま変化し、両者の体に巻き付いた。

 「まさか、拘束か。」

 「ひえええええええええええ。。。」

 「なるほど。攻撃ではなく封印か。」

 リクリエーターとはここまでかみ合ってはいなかったようだ。

 「じゃあ開始しますか。リクリエーターによるラプラスパーティーへと。」

 「ごめん俺もそんなこと考えてなかった。」

ガンフラ豆知識

頭装備による視界について

仮面・バケツなどを被っても、プレイには支障はありません。以上

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