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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 4章 傀儡人間劇場とブラインドコマンダー
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家系っていえけいって読み間違えそう。家系ラーメン食べている人からしたら。 (・∇・)タシカニ

エイプリルフールネタを書こうとしたが、その時3月の最終日まで締め切りのチケット等のことを思い出してエイプリルに乗っかれなかった人です。

大丈夫。イースターがあるって思いますが、イースター自体全然知らないという。

ゲームでイースターって言ってもイースターエッグしか・・・・。

出たわネタ。

 殺死名十二家系

 いわゆる殺し屋の名家。 

 事務所には所属しない個人の会社ともいえるが、実際は幾千年も殺人を仕事にした政府直属の殺し屋。

 ヤクザといってもいいのだろうか。

 彼らの家系は幼い時から殺人。青年ともなれば戦争兵器とも互角。

 その実力が数人潜んでいるともいえる。

 そしてその狐のお面を被った人間もその一人ということだ。

 僕は彼らに会ったら必ず殺そうとも思っていた。

 「あのー。どうしてここまで殺気立っているのですか。」

 「あんたには教えたくないね。一歩でも動けば」

 「八つ裂きかい。そのトランプで。」

 だから嫌いなんだ。

 「でもどうして殺気が際立っているのかが分からないのです。」

 ボッド1の片手にトランプが数枚切り刻んでいく。

 「聞こえなかったのか。借りパク常連。」

 「・・・借りパク常連?」

 「お前のところの陽無(かげなき)が俺のところからゲームソフト数本借りてから数年たっているんだぞ。このことは俺からすれば人生崩壊のただならぬ損害だぞ。」

 「ちょっと待て。そんなの知らない。」

 「嘘つけ。殺死名十二家系は全員つながっていると聞くからな。」

 ・・・・・

 いやそれ違う。それ僕たちじゃなくて多分あれだな。

 僕たちの母親がつながってるだけだよ。というかそんなかしこまった集会とかじゃなくて、ママ友みたいなものだよ。会話内容父親の愚痴と若いころのお話だけだよ。意外と平和な感じだよ。

 「というわけだからお前らを殺す。これが終わったら現実でもするからな。」

 「いや僕たちそこまで仲間意識ないよ。単に小さいときから交流があった程度だから。」

 「そういえばさっき宵咲って言ってたよな。」

 「はあ。」

 「あいつから数万円返されてもらってないけどな。」

 「あいつ何してんだー。」

 「あと(あけぼの)からは拳銃二つ戻ってきていないし、日喰比(ひぐらい)からはペン数本と消しゴムも戻ってきていないし、あと確か頂日(ちょうび)明星(めいせい)からは解除コードの手本書が返ってきていない。」

 「借りパク被害がそんな集中してたの。結構ごめん。」

 「あと(あかつき)からはこの前貸した人気映画のブルーレイが返ってきてないんだが。」

 「それは本当に申し訳ありませんでした。」

 暁は土下座をする。

 借りパクしていた人は正面にもいた。

 「まあ暁は最近だしな。あとほとんどは返してもらってるよ。宵咲以外はな。」

 宵咲という単語だけ怒りがこもっている。

 完全にキレているな。

 「暁。今宵咲はどうだっていい。あいつに怒りをぶつけるのは後にしている。」

 「なるほど。」

 「とりあえず怒りを鎮めるために暁。お前をぼこぼこにする。」

 「理不尽過ぎない。・・・ていっても、僕自身あなたと戦いたかったんですよ。仮想ですが、一回でもあなたを負かしたかった。」

 「いいよそれで。なら俺も本気で行くか。」

 櫻木から放たれる圧力。

 覇気が完全に感じられないとかじゃない。

 感じることこそおこがましく思える。

 「そういえば、暁に貸したブルーレイさ。実は東上(とうじょう)から借りた物なんだよね。」

 「又貸しして・・・」

 暁は間一髪で櫻木から放たれた銃弾を避ける。

 「失敗か。」

 櫻木はハンドガンをしまい、J.Q.Kを発動する。

 手に取ったジャックのトランプは両方に刃が付いた槍へと変化させる。

 「セコンドハンドの由来となったものだ。懐かしいな。」

 「決闘の宣言をしておくよ。名家はそうしないと恥だっていうマナーがあるからね。」

 「じゃあ俺もしておくか。」

 暁は拳銃を二丁持つ。

 「名家暁。立たさず逃さず抗せず殺す。」

 「セコンドハンド。・・・・はい。」

 

ガンフラ豆知識

マッチ中の観戦について

毎回毎回戦うときに色々とプライベート発言は全てNGワード設定になるため、筒抜けることはない。

まあ新キャラのみんなは全員映像だけ見て判断したと思ってください。

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