ボッドなんて所詮肩書きですよ ( ̄▽ ̄;)ハハ……
今月の末日に広島に行ったんです。
行きの新幹線で席のところにスーツケースが置いてあって、どけてくれませんかって言っても聞かなかったから、完全に頭おかしい人かと思ったら、その人日本人じゃなくて多分中国人だった。もしくは韓国人。1番焦った。
第2ゲーム終了と共に、ジェームズとリクリエーターの2人は正座させられていた。
「おいおいおい。ボッドにやられるなんて初心者ですか?」
マインドは2人を煽る。
「いや一応弁解させてくださいな。」
「どういう口調でものを言う。」
「天蓋を着けていた敵に2人ともキルされちゃった。しかも、似ている。」
「誰に?」
「カマボコくん。君にさ。」
俺に似ている?
まさか殺し屋なのか。それともそうじゃないのか。
櫻木は困惑している。
「その敵って。」
「普通に中に人はいるよ。あの人は1人でやるなんて一言も言ってなかったようだし。」
あれ?でもなにかおかしい。
もしそのプレイヤーがいたのなら、一体いつ来たんだ?
もしかしたら、あの時俺たちを誘ったのは、このためだったということじゃないのか。
「でも今度はまた違ったやり方で行かせてもらう。攻撃は俺とリック。防衛にさくとジェームズ。この編成で行こう。」
「待て待て待て。私は嫌だぞ。捨て駒ならいざ知らず。」
「なるほどな。お前始まった瞬間殺すわ。」
「ネーネー。」
ジェームズは櫻木の袖を引っ張る。
「ナカイイ?」
「あー全然。私嫌いだし。」
急にリクリエーターが入ってくるということが起こる。
「デモワタシナカヨクナテホシイ。」
するとリクリエーターは膝から崩れ落ちた。
「はい。そうします。」
しかも空を見ている。
その様子を見て喜ぶ幼女とゲラゲラ笑う青年。
おそらく人生で必ず見ないカオスな情景だなと感じた。
一方ブラボーは。
「いやー。足止めご苦労さま。」
「ああ。しかし驚いた。なぜ君がここまで本気になって私たちを呼んだのか。」
「まあいいじゃん。君たち三人は僕の目的のついでみたいなものでしょ。」
《ボッド1》
「ええそうですね。私とあなたの望みは一致している。あなたがイマインドプレデターを倒すこと。私たちは、セコンドハンドのデータ回収をすることが希望ですからね。」
《ボッド3》
「で、でも。行けますかね。ほほほほんとととうはは。ここわいいいですすす。」
「まあたかがゲームなんていいたいところだけど、元々これは僕が始めた遊びですから。」
「では、私たちはどうしましょうか。」
「簡単だよ。君たち2人に言って欲しい。」
「なるほど。私と彼ですか。」
「それはそれは誠に光栄です。」
「じゃあ僕と彼でここを守っときますよ。」
「ひいー。怖い。怖いですーー。」
「さーて。どう来るかな。」
[第3ゲームスタート]
マインドとリクリエーターはすぐさま敵陣地に向かっていった。
2人が向かっていったことを確認すると、櫻木はジェームズに耳打ちする。
ジェームズは櫻木にグッドサインを送る。
するとジェームズは外に出ると、櫻木の陣地が大きく揺れる。
「しかしこれほどの自由さは、完全に問題死されるだろうな。今更だけど。」
ジェームズは現在、自陣地の塔の壁に手をめり込ませ、建物を移動させている。
システムさえをも投げることが出来る怪力に、自陣地を運んでもらうという荒業。
どう考えても考えれない離れ業に、敵は唖然としている。
そして移動した先は、敵側の攻撃陣営であった。
ジェームズは目を合わせた瞬間、櫻木の所まで戻る。
「舐められているのか。」
「まあ・・・・。門番があの子1人だけでしたらね。」
「・・・・ボッド2。」
「は?」
「カカッテコイヨ。ノウキン。」
「そんな幼稚な悪口でキレると思ってんのか。あー。」
「いやキレてるんですよ君。ほら、あの子声で萎縮してますし。」
ジェームズは突然の怒号でぷるぷる震えている。
そしてその異変をキャッチしたのがボッド1だった。
「今すぐに殺す。即断即決だ。」
ボッド1がハンドガンを持つと、ジェームズは既にボッド2の背後に到達していた。
そして、後ろ襟を強く引っ張り、背負い投げで地面に投げつける。
すると、突然毒ガスが辺りを覆う。
ジェームズの力が弱まり、ボッド2は空中で姿勢を整え着陸する。
「危な。一応使っておいて良かった。」
「毒ガスは私にもダメージが入るのですよ。」
「俺の場合。スキルでどうにかなるしな。」
とはいえそれでもギリギリだったといえるべきだ。
しかしこの感じどこかで見覚えが。
「まずい。逃げろ宵咲。」
「おい。」
すると、背後から殺意とともに青年が現れた。
「ネットリテラシーは知っているはずだろ。しかも、俺の目の前でそんな名前言えたな。ということは、あんたも同じか。」
櫻木は血相を変えてこの場に現れる。
すると、ジェームズは宵咲を腕を引っ張り、遠くに投げ飛ばす。
「セコンドハンドさん。君とはただ同じ人間として招待しただけですよ。」
「よくも軽々しく言うな。何しに来たんだ。殺死名暦十二家系。別名殺人名家。」
ガンフラ豆知識
毒ガスについて
毒ガスは麻痺、倦怠感、発熱、腹痛と、効果自体が割とリアル。
また、研究者という職業になると、毒ガスの開発を行うことが出来る。
ちなみにこのゲームでは珍しく、毒はHPを減らす効果がないどのこと。




