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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
間章 拳砕《けんだく》の狼煙呼び覚ます衝動
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低脳ほど化け物である o(゜◇゜o)ホエ?

多分間章だからあと2話ぐらいで次の章行くな。

 コンバットギャング

 それは、マオが作ったある種の格ゲーのようなものである。

 唯一の特徴をあげるとしたら、なんでもあり。

 なんでもあるなのだ。

 自由度の高い戦略性と、格ゲー要素をミックスした新しいゲーム。

 「というわけで、君たち3人にはとりあえずテストプレイとのことでやってもらうから。」

 「そのうちの1人が誰かわからないんですけど。」

 「ああ。今回テストプレイということで、ネットで募集した所、ジェームズくんがここに来たんだよ。」

 「何故国外も。」

 「まあこのゲームのサーバー。アジアじゃなくてNORTHアメリカのサーバーだから。来れる人向こうの人しか無理だったんだよね。」

 「何故アメリカサーバー。」

 「安かったんだよ。サーバー通信って結構お金かかるしね。」

 「分かる。」

 マインドは頷く。恐らくその苦悩が理解出来ているのだろう。

 「今のサーバーって少しだけ複雑化されてるんだよね。フルダイブ型のゲームって、コントローラーがない代わりに、脳波による電気信号を用いて行動するようになってる。でもその中心にあるのが、サーバーなんだ。あの電気信号を伝っていくとサーバーに繋がる。そのサーバーが処理してプログラムを行う。でもね、そのサーバーって使用権と接触設定を施さないといけないんだけど、アジアサーバーは質と量が世界一だから、有名ゲームが大半を占めてるんだよね。だからこそ高いんだ。」

 「セツジツデスネ。」

 「ジェームズ日本語うまくなったな。」

 「まずジェームズに会ったのいつ?本当に今日?」

 「いや、ジェームズくんは元会社直属のテストプレイヤーだよ。何らかのバグを防ぐために実際プレイしないとままならないからね。今回は偶然。」

 人体実験みたいなもんじゃねえか。

 「ちなみにバグが発見されると数分間動けなくなる。というか意識を失う。」

 「人権ってなんですか。」

 「憲法違反で捕まれ。」

 「大丈夫。今回は安心してくれよ。」

 「多分前回何かあったな。ジェームズ本当は外国人じゃなくてバグで外国人設定つけられたパターンだぞこれ。」

 「まあとにかく、ゲームの説明するぞ。」

 コンバットギャングルール

 1体1のガチンコ対決

 ステージはなし。白い空間の中戦ってもらう。

 武器は床に落ちているため拾って使うも有り。

 あとは好きにしろ。との事であった。

 「どうする最初。俺はあいつとやってみたいけどな。」

 マインドはジェームズを指す。

 「モシカシテワタシガハジメデスカ。」

 「あーそうだよ。かかってこいよ新参者。」

 まあ全員新参者だけどね。今日から始めてるし。

 「おーけー。じゃあ試合開始。」

 いきなり始まった。

 すると至りところで武器が出現する。

 でもその様子を見ることなくジェームズはマインドに突っ込んでくる。

 大ぶりの攻撃。

 やけくそかよ。それは。

 マインドはジェームズの一撃を余裕で躱し、右ストレートで返す。

 顔面にクリーンヒットし、ジェームズはよろめいた。

 かと思ったら、強烈な蹴り上げがマインドの顎にあたる。 

 嘘だろ。1番早えーじゃねえか。

 マインドはそのまま打ち上がる。

 ジェームズはそこから走り飛び、ラリアットをくらわす。

 何とか防ぐが、そのまま勢い良く吹っ飛ばされる。

 マインドが地面に落ちると、そこを中心とした地響きが鳴る。

 「こいつ。やべー。まじでやばいぜ。」

 というかこれリアルで受けてる感じだ。しかもなんつうフィジカルだよ。まるでゴリラじゃねえか。

 「まだまだいけるな。」

 するとジェームズはすかさず突っ込んでくる。

 マインドはすぐ近くに置いてあったバールを手に取り、頭を殴る。

 でもジェームズは止まらない。

 繰り出される重い一撃。

 マインドはバールを使い何とか防ぐ。

 しかしその衝撃が腕に来る。

 マインドはその場から去り、ジェームズから距離をとる。

 するとどこからか金属音がした。

 「こいつマジかよ。」

 音の方向を見ると、そこにはバールの一部が床に転がっていた。

 「本当に人殺す感じだな。それ。まあでも、ここにあったのが、運の尽きだよ。」

 マインドはジェームズに向かって走る。

 それに応じるかのようにジェームズもマインドに向かってくる。

 あれは、タックルか。

 マインドはバールの持ち手部分を投げ、スピードをあげた。

 バールはタックルに当たると真上に飛んでいく。

 ここか。

 マインドはジェームズを飛び越し、再び走り出した。

 「これがあるなら、勝ち目はないぜ。」

 マインドが手に取ったのは、マシンガンであった。

 そのまま手に取り、背後からジェームズを撃つ。

 しかしジェームズは振り返らず壁の方まで走る。

 まさか、まだタックルしてんのか。イカレてるだろ。

 すると今度は壁を伝って銃撃を射線もみずに避けていく。

 天井近くまで行くと、ジェームズは足に力を入れ、マインドに突っ込んでいく。

 マインドはジェームズの突進を間一髪避ける。

 あの速さ異常だろ。隕石が落ちる感じだったな。

 しかしジェームズの攻撃は終わっていない。

 そのままジェームズはマシンガンの隣にあった木製バットを手に取り、マインドの顔面に一発振りかぶり当てた。

 そして意外だったのがマインドに当たった部分が持ち手だったことだ。

 そして太い方はジェームズの握力による影響か、振りかぶり終わると粉々に砕け散った。

 こいつバカだ。底知れないバカだ。圧倒的脳筋やろう。だからやりづらかったんだよ。こいつは。

 「勝者 ジェームズ」

 

制作裏話

連載期間について

現在あと2ヶ月でこの小説2周年経ちます。まあ多分あのスケジュール通りなら多分3・4年するんじゃね。多分だけど。でも最近伸び悩んでいるにはいるんです。まああの時だけか。1日PVが1000超えるとかは。あとブクマ上昇率も微妙かな。割と離れる人もいるからな。そうだったら毎日連載しとけよって話にはなっちまうんだなこれが。まあ2年目突入前にブクマ100という快挙を成し遂げているからまだいいか。次の目標は総合評価500。そして次がブクマ300その次が総合評価1000越え。1000超えたら僕的には喜ばしいことですよ。まあこれからも気長にやっていくんでよろしくお願いします。

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