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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 3章 リアルプレデター、パラサイトアクター
80/204

もはや別ゲー (゜Д゜)≡゜д゜)オイオイオイ

早め投稿なりー-

次回ネタばらし

 ハヤブサ、マインの決着からおよそ5分前

 櫻木はハクの手駒となったガードマンに苦戦を強いられる。

 本当にこいつらマジで嫌だ。

 何が嫌かって、容赦なしだよ。

 ワンプレイヤーに対して10名でタコ殴りにしてくるとか頭おかしいだろ。

 ヘリに搭載されたマシンガンが櫻木に向かい連続で撃ってくる。

 櫻木はなんとか回避しているが、実際のところ櫻木はあと一撃。いや、1ダメージくらった瞬間にゲームオーバーするという綱渡り状態であった。

 「とりあえず。1発でもあんたに当てればいいんだろ。」

 イカサマシャッフルスペード

 13連式追尾弾(マサクルビート)(※公式にそんな技名ありません)

 湾曲しながらハクに向かってくるが、ガードマンが盾となり、ハクには無傷のままであった。

 ならもう一度、と言いたかったけど、正直どう動くかも分からない。

 確かにガードマンを振り切れば勝機はある。

 でも問題なのがあの空砲だ。

 原理不明の、Φのもつ技術。

 あれは少し前に薔薇の伯爵がやってたスキル、インビジブルバレットに近いけど、あれは実際俺のスキルの1つ。ミスディレクションを派生したスキル。

 だからこそ、死ぬほどこいつ嫌い。

 子供のようだが、本当にこいつ嫌い。

 年配を労るなんて出来もしないぐらいだからな。

 でも、何気に尊敬するんだよな。

 ツンデレとかじゃないよ。

 じゃあどうするか。 

 あっ。いいこと思いついた。

 すると櫻木は茨の中に体を沈める。

 


 「どこに行った。」

 「ここだよ。」

 櫻木はハクの後ろに回りこむ。

 しかし先に動いたのはハクであった。

 見えないたま。

 実際には弾を飛ばしてなどいない。

 現実では、単なるゴム弾を飛ばしている。

 ただのゴム弾では無い。

 回転数を以上にあげたゴム弾。

 私が使う武器は金属銃よりも玩具の銃をよく使う。

 暗殺のスペシャリストだから言えることでもあり、単なる心優しき老人だから疑われることは無い。

 でもこのゲームではこういったものは使うことが出来ない。

 だからこそ、執行官を選んだ。

 執行官のパッシブはサブウェポンが限定される以外にもある。

 それは、おそらく運営側がもたらしたある種のステータス差であろう。

 スキルで選ぶプレイヤーが大半ではあるが、実際に職業と同期させることを考えると、そこには明確な違いが生じる。

 例えば、侍を選べば刀に特化した動きが可能となる。

 実際経験上、剣道経験者と素人が戦っても、明らかに経験者の方が強い。

 それは刀の扱いを理解しているからだ。

 つまり、スキル以外にも馴染み深い感覚を持つ経験者であれば、職業別で感覚に違いが生じるのも理解することが出来る。

 その判断に身を任せた時に、執行官は現実の私とリンクしたかのようなものであった。

 だからこそ、私は実弾を捨てゴム弾に変えた。

 回転数のコントロールはここでも扱うことが出来た。

 そして、ここが貴様の墓場でもある。

 音もなく、異常な程の回転数を持ったゴム弾が発射される。

 しかしその弾は弾き返された。

 目の前にいたのは、茨で形成された像であった。

 するとその像がひとりでに動きだした。

 「これは・・・」

 「日本のある能力漫画からインスパイアした奴だぜ。これは・・・スタンドさ。」

 櫻木は茨を操作し、ひとりでに動かしていた。

 「空砲の仕掛けが分かれば後は対処するだけだからな。」

 「いけ。えーと・・・・。トクシック。」

 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラァ」

 トクシックはどこかで見たことあるようなラッシュをした。

 ハクはガードマンを盾にし後退する。

 するとトクシックが後ろから現れる。

 「そうか。茨を連結させているから後ろに来ることが出来る。」

 トクシックのラッシュ

 その時にはハクも元の状態に戻っていた。

 [20000G使い、完全リフレッシュを使いました。]

 [ハクの体力が満タンになりました。]

 するとハクは斧を使ってトクシックを切断する。

 トクシックは茨を伸ばし、体を戻す。

 そこからたたみこむラッシュ

 「オラオラオラァ」

 すると背後から櫻木が突っ込んでくる。

 「トクシック。連携技だぜ。」

 櫻木が突っ込んでくると、ハクはすぐに避ける。

 その後トクシックが攻撃を仕掛ける。

 斧によって切断。

 しかしそのまま突っ込んでくる。

 それと同時に茨の中から櫻木が現れる。

 拳が偶然にもヒット。

 ハクはそこからカウンターを行うが、トクシックは既に準備万端であった。

 「いけ。ラスト。」

 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラぁ」

 しかしそのラッシュは当たらなかった。

 「スペクテイター。貴様の攻撃など効かん。そして条件は満たされた。」

 スキル ディストラクションデクレアラー

 問答無用の一撃必殺

 その時、櫻木は笑った。

 「この勝負。僕の勝ちだ。」

 [ハク killカマボコ]

 [ハクはー2678900000+19870000×5計ー168550000G獲得]

 [ハク所持金-16850000G強制的な差し押さえが開始されます。] 

 [ハク残り所持金-200000Gとなりました。]

 「セコンドハンドー。初めからそれが狙いか。所持金の会得。つまり、マイナスであればその負債も背負うとのこと。」

 「さあ。ここでタイムアップ。最後に残ったハク選手。まずボーナスとして100000Gそれと今回なんと賞金首を2名倒すという栄光。それを称し、3000000G獲得。さあ、ランキング結果はどうなったのでしょうか。こちらだー。」

 

 1位カマボコ 所持金400000G

 2位ハク   所持金200000G

 3位ハヤブサ 所持金10000G

 4位マイン

 4位マインド

 4位コースター

 4位マキシマムⅠ

 4位マキシマムⅡ

 4位マキシマムⅢ 全員0G

 「何故だ。いったいなぜなんだ。」

 ハクは激しく怒った。

 そう。実は初めから、いや、試合開始直前から櫻木はこの計画を行ったのだ。


ガンフラ豆知識

職業特性について

ガンフラでは職業によって特性が現れる。

侍だと刀の扱いがなれており、狩人であれば弓矢の使い方が理解できている。

ちなみに執行官・軍人は武器の扱いが他の職業と比べると、繊細に理解しており、マジシャンは手先の器用さがダントツである。

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