リベンジマッチみたいなもんです ( ˙꒳˙ᐢ )ハイ
バウンティウィナーハント編残すところあと二話
そして杉野じゃなくてつぎあのでもない
次の章のネタも決まったーーーー。
外伝が案外長引きそうなのに本編が終わっては元も子もない
だからこそ、頑張る。
シャドウランナーは影に移動することで、攻撃を無効にしながら、高速で移動ができるスキル。
でもそのデメリットはシャドウランナー解除後被ダメージが増大する。
あの攻撃自体訳が分からなかったけど、まず1回撃たれただけでHPが70削られた。
おそらくそのぐらいのダメージとかでは無い。
たとえ足を滑らしこけても、重傷とかす。
それがこのスキルのデメリット。
でもあの目はまるで分かっていたかのようだった。
そしてまた、私のバディーがここに来た。
「本当に嫌な奴。」
「リベンジマッチですよ。さっきは逃げましたが、次はそうは行かない。」
「へぇー。私と戦うのも嫌じゃなかったっけ。」
「それは、ランクの違いでしょ。俺はプレデター、あなたはアルマゲドンだ。格差も大きい。」
「もうー。そんなこと分かってるなら、さっさと終わって。」
マインの瞳が黒く染る。
するとマインの姿が消えた。
足音がなった時、マインは既に刀を抜き、ハヤブサを斬りかかった。
しかしハヤブサはナイフを持ち、その攻撃を防ぐ。
ナイフを強く押し、マインの体勢を傾けさせる。
するとマインは後ろに倒れ、沈むかのように影の中に入る。
後方から刺さる刀。
マインは後ろに周り、ハヤブサの背中を刺す。
しかしマインは刀を離さず、そのままハヤブサに離れる。
瞳の色が戻り、苦笑する。
「やっぱり、狂ってるよ。あなたは、もう正常じゃないかもしれないわ。」
ハヤブサに刺さった刀。
その刀はどんどんとハヤブサの中に入っていく。
刀が深々と行くというには少し変である。
ハヤブサの体内には種があった。
その種は成長し、茨となった。
ハヤブサは、HPを極限に下げ、体全体を茨に変えたのだ。
薔薇の伯爵と同じ性質を持っていたのだ。
「でもこれでいい。勝つためにはこうするしかない。先輩の場合、勝つことと負けることはイコールで考えている。だけど俺は勝つことは勝つことと考えている。考えは違うが、それを果たすやり方は同じものだ。」
「だからこそ。あなたに勝つ。これは、宣戦布告だ。」
ハヤブサの瞳が黒く染る。
まさか・・・もうその領域まで。
すると地面から茨が生え、マインの足を掴む。
茨はそのままマインを地中に引きずり込もうとする。
マインは地面に触れていくと影の中に入る。
茨は離された。
しかしハヤブサは茨を操作し、辺りの地面を粉々にした。
影の移動は、一面だと動く軌跡さえ見えない。
だけど、一つの区切りがあればそれは見えるはずだ。
すると瓦礫の端に姿が見えた。
そこだ。
ハヤブサは茨を伸ばし、その部分を掴みにかかる。
するとハヤブサの頭部に手刀が刺さる。
「いいかい。その判断は正解だよ。だけど詰めが甘い。影から出たのはクナイだよ。それに、結局私に負けるのね。」
黒玄装影による当たり判定無効
それによる解除からくるオブジェクト切断
確かに優先されるのは出現したものだ。
だけど何か違和感がある。
するとマインの手刀を飲み込もうとする。
「まさか茨なのか。こいつは本物じゃない。ただの分身だ。」
本体でない以上どうすることもできない。
ならその近くなのか。
するとマインの腹部からナイフが向かってくる。
マインは咄嗟に影に潜り、逃げようとする。
そこから振り返り、クナイを投げる。
すると今度は弾かれた。
「タイムリミットまで残り数分。今の攻撃で瀕死状態。なら、もう戦う覚悟は決まっている。」
スキルバイオレンスシーン
お金を使ってスキルを交換した。
「バイオレンスシーンは2分経てば死亡するスキル。その間は、最強となる。」
ハヤブサの傷が癒え、瞳もさらに黒く染まっていく。
瞳の黒色化。
それははっきり言えば苦肉の策の一つともとれるし、覚醒ともとれる。
でもこの現象は、超集中力を手に入れる代わりに、人間としての尊厳も捨てなければならない。
その位、黒色化は覚醒に等しく外道ともなれるもの。
だからこそ、この状態であるならば人でない状態にもなれる。
そしてそれは、私でもなることが出来る。
「いくぞ」
「いくよ」
武核術 陽炎
最初に制したのはマインの方であった。
空中回し蹴りがハヤブサの顔に当たる。
しかしその攻撃を逆手にハヤブサはその衝撃で体を回し、薙ぎ払いを行う。
マインは間一髪その一撃を躱す。
それと同時に茨の攻撃。
マインは茨の影を伝い、後ろへと移動。
ハヤブサの姿が消える。
ハヤブサは体を茨で伝い、マインの近くまで追う。
すると茨がいきなり消失した。
マインとハヤブサは現在空にいる。
両者互いに動けず。
しかしこれこそがハヤブサの策でもある。
「落下死するのはマイン。君の方だ。俺はパッシブでの能力で、落下ダメージは無効化される。」
「まさか。初めからこうするために。体を茨に変えた。」
「そうだよ。そのぐらい俺はマインに勝ちたい。リベンジだからだ。」
ハヤブサは負けず嫌いだ。
薔薇の伯爵戦以降も、櫻木がいなくても自分で頑張っていた。
「でもそれだと意味がない。フィジカルで決めないと勝利にはならない。」
ハヤブサの発動しているバイオレンスシーン
その能力は2分間主人公というバフ効果を持つことである。
主人公のバフ発動時、全攻撃の無効化、耐性無効、全ステータス上昇、ダメージ吸収、ノックバック無効、防御貫通、そして、全てのスキルの中からどれか1つスキルが使用できる。
スキル六武色 皓刑光差
ハヤブサが白く光りだし、マインに白い閃光が交差する。
「なるほどね。玄なら皓をか。単純だね。でも、嫌いじゃない。」
[ハヤブサ killマイン]
[10000G獲得しました]
これで終わりか。
あとは頑張ってください。
[バイオレンスシーンの効果が切れました。]
[ハヤブサ DEAD バイオレンスシーンの効果]
残るは、あの親子だけとなった。
ガンフラ豆知識
主人公について
主人公と書かれえているが、英語だとmasterforseといういわゆる最強状態なのだが、なぜか主人公という表記となっている。
これが言語の壁というものです。




