高度すぎる親子喧嘩(゜ロ゜)و ̑̑ ッシャオラ
今日10時から初めて2時間前で作業完了
いやー。成長したな。
数分前
櫻木は弾丸に刻まれた文字を見て、何を悟ったのかまた借金をして、車を購入しマップ内を移動していた。
「車を運転するなんて初めてだ。」
「だって現実だと車より速いから。」
人外発言をした時、全てのタイヤが撃たれパンクする。
しかしそれでも櫻木は車を動かした。
そのせいだろうか、櫻木は建物に突っ込んだ。
「いやー。エアバッグが搭載されてなかったから買うしかなかったよ。」
[カマボコ エアバッグ購入]
櫻木の借金がまた増える。
すると次々に弾丸が降り注ぐ。
櫻木は急いで車から降り、道路に出る。
するとそこにトラックが迫ってくる。
「あなたのそのーむねーのーなーーーーかーーーー。」
櫻木はそのトラックに吹っ飛ばされた。
スキル イカサマシャッフル
櫻木の胸にハートのトランプがはられる。
ハートの支配により、自身の衝撃を支配し、ダメージを無効にした。
そして櫻木は狙撃主であるハクを見つける。
今度はスペードのトランプを投げる。
ハートから支配した衝撃を相まって、その速さは銃弾を軽く超えた。
しかしそれを見きったのか、スペードのトランプから全方向に弾丸が飛んでくる。
櫻木は着地し、その方向に向かって走る。
相手はハクという老人。
場所は海辺の遊園地の観覧車だ。
だがそこまで行く必要は無い。
今回はおびき出すだけだ。
すると周囲から弾丸が飛んでくる。
無数の弾丸は跳弾となり、複雑な軌道を描く。
櫻木はそれを難なく避ける。
前方、側方、後方に来る弾をトランプでガードしたり、数ミリ単位でかわすなど、常人離れした感覚を持つ。
この弾丸は壁や地面、そして弾丸にも跳ね返る性質を持つ。
それにこの回転のかけかたは現実でも1人しか知らない。
まあその後に話す機会があれば話すか。
すると櫻木の右手が射抜かれた。
予想外のことが起こり、櫻木は動きを止める。
迫り来る弾丸。
咄嗟に我に返り、その銃弾も避ける。
[カマボコが指名手配となりました。]
[手配度が2になります。]
まさか通報か。
あのスナイパー、通報したのか。
でも通報なんて出来はしない。なぜなら何もやって・・・・
思い当たる節はいくつかある。
それは建物に突っ込み、崩壊させたからである。
「それは気にしない方で頼む。」
するとパトカーが後ろから迫ってくる。
まあパトカーでも借りるか。
櫻木は素早くパトカーにいるガードマンを撃ち倒し、パトカーを盗む。
しかしハクにとっては好都合なのだ。
彼からすれば、ただ的がでかくなっただけである。
するとパトカーから無数の茨が伸びる。
その中に櫻木がいた。
「スペシャルスキル。まさかこう使うとはな。」
櫻木ハクの距離が縮まる。
すると櫻木は遊園地に向かわず、別の方向に行く。
なるほど。茨を操ることにより、射撃コースを強制的に変更させるとは。
そして私自身見えていなくとも当てる自身はある。
だがそれは必ずしもでは無い。
これはプライドなのだ。
1発でも当てるでは無い。1発も外さない。
そのためなら近づくことも良しとする。
それに久しぶりに真っ向勝負できるのだ。
面白くないわけが無い。
ハクはすぐさま櫻木を追いかける。
[カマボコの指名手配が消えました。]
いやー良かった。
これでマップに映らなくても済むし、狙撃からの警戒も外せた。
でも相手は来ると信じている。
いやそうする。似たもの同士だからな。
櫻木はとある施設に入る。
ここで俺の勝利は確定した。
「なるほどな。カジノなら殺すことは無理だからな。」
前方にはハクが立っていた。
「どうだい。たまには遊ぼうでは無いか。」
「本当に嬉しいよ。Φ。」
「私もだ。優斗。」
ハク 本名櫻木重蔵
血縁関係は無いが、彼は櫻木の父である。
殺し屋時代にはΦという名で活動。
足音、姿、気配もろとも全て空気のような存在である。
しかしある時を境に櫻木と出会い、彼を息子として迎え入れた。
詳しくは外伝の方で。
櫻木親子はカジノで遊ぶゲームを決めている。
「ルーレットでいいだろ。」
「ああ。私もそう思っていた。」
2人はルーレットのテーブルに向い、席に着く。
「とりあえず私は、23番で。軍資金を少し増やそうかと。」
「軍資金か。残念だけどそれはやめとけよ。」
「俺は・・・0にオールインだ。」
櫻木の借金計数百万を全額賭けた。
「なんのつもりだ。勝つ気はあるのか。」
「あるさ。しかも大まじめ。」
櫻木の目は燃えていた。
だがその炎の行先はルーレットでは無い。
ハクに向けてであった。
[結果 23 ハク80000Gゲット カマボコ-53600000]
「だけどここからが本番だぜ。俺はもう一度オールインだ。」
「な。」
「そしてもちろん0だ。」
結果 41
「もう1回。」
結果14
「もう1回」
結果3
結果6 結果17 結果29 結果36 14 25 9 1 18・・・
櫻木の所持金は現在ー2678900000G
「そしてここから。こうすればいい。」
櫻木は指パッチンをする。
すると大地震が起こる。
「何をした。何をしたんだ。」
「別に。無数に種を撒いたんだ。だから街が崩壊したとかでいいかな。」
[カマボコが指名手配となりました。]
[カマボコに賞金19870000Gかけられました。手配度が5となります。]
「ここであんたと仲良くすることで、共犯にさせる。それが、俺の狙いだった。」
共犯
その仕組みはシンプルである。
櫻木はハクの銃弾に、パラサイトローズを使っていた。
無数に跳ね返ったあと、座標を縦にずらす。
たったそれだけで地中に埋め込まれるのだ。
それを操作することで起こる地震。
たんぽぽの根がアスファルトを穿つように、茨は束となって地面を崩壊させた。
そしてその原因となる行為は、ハクが行っている。
つまり、ハクには共犯となるには十分な程の理由であった。
しかし櫻木は異変に気づく。
「おかしい。なんで通達が来ない。」
「だからさ。流石としか言えないな。確かにこの状況下であれば、そのことは可能だろう。」
「でも1つだけ間違いだ。たった一つの間違い。」
「それは・・・・私が買ったということだ。私は所持金で、ガードマンの権利を買ったのだ。」
ガンフラ豆知識
ワンテッド・ウィナー・ハントのカジノについて
カジノではプレイヤーの所持金をチップのように使い、様々なゲームで遊ぶことが出来る。
ゲームは様々で、ルーレットやスロット、トランプによるブラックジャック、ポーカーなどが遊べる。
ちなみに倍率でいえばスロットの大当たりが10000000倍のため、当たり前のようにカンストすることが出来る。




