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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 3章 リアルプレデター、パラサイトアクター
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恋愛ゲームの超激ムズはマインスイーパである ・*・:≡( ε:)`ロ゜;)

いやー。キャラが濃すぎてバトルシーンに突入できませんでした。ごめん。

多分次回はちゃんと書くから。

マインドのキルからランキングは現在ハクが1位となっている。

 櫻木は現在マイナスからスタートするという勝つ気もないやり方である。

 改めて言おう。こいつ正気か。

 正気というか、まあ異常 である。

 このゲームは所持金の合計値である。

 現在死亡のプレイヤーマキシマムⅠ.Ⅱ.Ⅲ、コースター、マインドよりもさらに下という。

 こいつ改めて勝つ気がない。

 というか勝つという目標自体失っている。

 生粋のエンジョイ勢のため、勝つこと自体に興味を持ってはいない。

 櫻木が適当にぶらついていると、黒衣装のプレイヤーが目の前に現れた。

 「あの、カマボコさんですよね。」

 「はい。そうですが。」

 櫻木は適当に返事した。

 確かマインだったっけ。

 顔が色々と変わるから、結構印象に残っていたけど。

 でもよくよく見れば、世間一般では可愛いの部類なのか。

 「あの・・・・あんまりじろじろ見ないでください。」

 マインは顔を赤らめていた。

 ちなみに櫻木ははっきり言えば人を人としか認識できない。

 ただの友達ならまだしも、恋愛感情に関してはパラメーターの数値で考えてもはっきり小数第n位含めて0である。

 「ああさーせん。」

 そして櫻木は気づいたのか、遠くへと後づさりトランプを構える。

 「なるほど。ハニトラか。」

 「違います。ただお会いしたくて。」

 あれ・・・もしかして・・・・今俺なにかやらかした。

 今失礼なことをした。

 全くもってその通りである。 

 「実はあの時の・・・薔薇の伯爵との戦いを観ていて、かっこいいなって思いました。でもあれからお会いしたいと思っていたのに、姿を現していなくて、それでも近づきたいなって思っていたから、ずっと待っていたんです。そしたら今日たまたま見つけて、一緒に遊びたいなって。接点を持ちたいなって、思いました。ですから・・・・・もし良かったらお友達に・・・」

 すると空から何者かが降ってくる。

 櫻木はこの時に凄い台無し感があったと思った。

 というか恋愛フラグ自体が折れた。

 消去法で考えてみよう。

 現在ハクは遠方におり、ここにいるのは櫻木とマインである。

 誰か1人忘れてはいないだろうか。

 空から降ってきたのは他でもない。ハヤブサであった。

 「先輩。無事でしたか。」

 「・・・お前って空気読めないよな。真面目すぎて。」

 「だからこそです。危なかったんですよ。それより怪我は。」

 「怪我?もしかしてハニトラ警戒のこと?・・・あー。ダンガン、バイバイ。」

 するとハヤブサの背中に刀が刺さる。

 「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない。」

 なるほどね。

 この子。もしかして・・・・あの子かな?

 確かアメリカの時にパークから紹介していた、ダンガンの同期の。

 「ねえねえねえねえねえ。ハヤブサ。いやオクテット。あなたはあの人のなんなの。何様なの。あの時も仲良くしてたよね。」

 「だからこそだよマイン。いやトーチャ。」

 ハヤブサは体重を後ろにかけ、マインの刀を抜き、そのまま押す。

 ライドスタント

 突然車が出現し、マインがその車に乗せられる。

 ハヤブサもそこに乗り、櫻木から遠ざかる。

 「ライドスタント。確か使用者は数秒間無敵になるんだっけ。だったらなおさら壊さないといけない。」

 マインは刀で車のエンジン部分を破壊。

 車は爆発し、2人はその爆発の餌食となる。

 「いくら何でも無茶すぎる。」

 「でもその無茶に付き合ってあげないと。あの方はそういう方よ。」

 「あの方って先輩か。」

 「先輩なんて馴れ馴れしい。君はあの方を先輩呼ばわりするなんて、軽薄すぎるわ。あの方は先輩ではなく、神様だよ。これは、バディとしての忠告。」

 「確かに先月からそうだけど、異常すぎるよ。」

 「異常?違うわ。異常じゃないよ愛ですよ。いや愛なんかよりももっと偉大な、崇拝です。」

 「カルト宗教か。」

 「あの方の名前は現在櫻木優斗 身長は178cm 体重は65kg 出生地は都内の某有名病院 実親は生まれた頃に他界 現在は引退 引退前のランクはラスト《後に100個の情報以下略》」

 そう、 彼女は櫻木を神として崇拝する少女なのだ。

 トーチャ

 日系アメリカ人であり、見た目は日本人に近い。

 また、日本語と英語、フランス語が話せるトリリンガル。

 彼女の部屋の壁と天井には櫻木の現役時代の写真や、現在の写真が飾られている。

 そして1枚だけ、ハヤブサの写真が飾られており、それだけは画鋲で無数の穴を空けている。

 「だからこそ先輩に近づかせたくなかったんだ。あなたははっきり言えば先輩のストーカーだ。」

 「ストーカーですって。私は神に使えし守護なんですよ。害虫を駆除するのが私の責務。それを冒涜するなんて甚だしい。」

 「よく言うよ。お前をつけていたらコンビニのレジの女性店員にナイフ突き立てたり、ティッシュを配ってた人に迫ったり、肩がぶつかった人には拳銃を向けていたじゃないか。」

 「あの・・・私のことずっとつけてたの・・・キモイよ。」

 「ずっと隣にいたよ。しかも全部仕事中じゃないか。」

 「なるほど。まああなたのことは駆除しなければいけなかったし、一石二鳥か。」

 「それはこっちのセリフ。さっさとやろう。」


 さてと、アイツらもどっか行ったし、引き続き例のアレをやっておくか。

 櫻木はそのままカジノ方面に行く。

 すると1つの弾丸が頬をかすめた。

 そこから流れる血。

 そしてその弾は地面に跳ね返り、櫻木の後ろへと追撃。

 それを読んでいたのか、櫻木はハンドガンで受け止める。

 その弾丸は空へと行き、落っこちてきた。

 「これって狙撃銃の弾丸だな。」

 そこにはK123と書かれている。

 「鎌が飛んできただっけ。確かまだ一回も勝てたこと無かったな。10年前のことだが。」

ガンプラ豆知識

観戦について

観戦は、マッチルームの観戦エリアというエリアでリアルタイムで見ることが出来る。

ちなみにプライバシーの関係から、会話音声は遮断されている。

そのため良い雰囲気でも悪い雰囲気でも、みんな気づくことは無い。

ちなみにプライベートマッチでは、観戦することは出来ないから注意しよう。

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