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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ミリスパ 2章 旧世界の住人共
58/204

プレイヤーよりもNPCが楽しんでいる件について ( ^ω^)・・・

最近5時間睡眠が多い。

なんかマンガアプリ結構入れちゃって、そのアプリでマンガを見ることが多くなっている。

特にワンピースにはまりつつある。

ちなみに一番好きなキャラはセニョール・ピンクです。

 突如鳴り響くサイレン

 ロストミュージアム内のプレイヤー全員は困惑していた。

 ただ一人を除いて・・・


 

 「崩壊って。正気!!」

 【排除します】

 Ω3.0は両腕をランチャーに、頭部をレーザーガンにし、メイメイに狙い撃つ。

 すさまじい爆撃と爆風、衝撃により、Ω3.0の前方は全て消え去り、もはや建物も跡形もなく消し飛ばした。

 [カズ kill モンモ kill クロロ kill キキラヴァ kill ハザマキ kill セル@3 kill マグニックASD kill hhhasbr7644 kill jakkiu0 kill ドキ kill ピーカ kill ネクロ kill サイダダ kill fooil kill ブースト kill カラクレ kill アンバラ kill オスマン kill fejuju kill qqqqqqq99999 kill]

 名無しプレイヤーによる大量キル。

 そしてこの名無しは、プレイヤーではなくNPCをさす。

 【排除します】

 Ω3.0はずっとそう呟いていた。

  


 「とりあえず逃げないと・・・・」

 何とか射程範囲の外に出たため、一命をとりとめた。

 メイメイはΩ3.0から何とか逃げきれた。

 しかし、メイメイの前方が突如焦土と化す。

 メイメイは足を止める。

 まさかあのロボット、私を狙っていない。

 いや、正確には狙っているけど・・・・

 なんて言えばいいのだろう。

 まるでいつか当たるみたいにしている感じ。

 さっきまでは的を一発も外さないみたいに、完璧に排除するって感じがしたけど、今はなんかがさつというか乱暴な感じがする。

 もう何発でもいいから一発当てる感じ。

 ・・・もしかしたらシステムの変更。

 いや、もともとそういう設定なの。

 強者を殺すから、無差別に殺す。

 対象を変更されているってこと。

 すると目の前にプレイヤー数名が逃げる姿が見える。

 そして目の前で撃たれ死亡した。

 背中に無数の銃弾を浴び、倒れたのだ。

 そこから強く吹く熱風。

 Ω3.0は人型というよりも兵器であった。

 腕は既にライフルが数丁刺さっており、胸部はランチャー、肩はミニガン、背中はミサイルとジェットバック、足は刀、チェンソー、斧といった近接武器が数十個、頭部はレーザーガンに変わっていた。

 【排除します】

 Ω3.0はメイメイに体を向ける。

 まずい。

 ここには障害物と呼べるものが一つもない。

 もう逃げ場はない・

 ・・・いや、まだ可能性はある。

 メイメイはΩ3.0に向かって走る。

 Ω3.0は近づくメイメイに攻撃する。

 ゼロ距離

 メイメイとΩ3.0も間は既にゼロ距離であった。

 だがそれがΩ3.0の弱点でもあった。

 Ω3.0は近接武器で攻撃する。

 しかしそれが仇となった。

 メイメイは隠し持ったワイヤーで近接武器を当てる。

 無数にある近接武器を盗むことはできない。

 だが、数が無数にあるため、ワイヤー数本で絡まることが出来る。

 するとどうするか。

 Ω3.0は最適化された人工知能である。

 つまり、()()()()()という行為をする。

 機動力が劣るという観点から、こうするしかないのだ。

 また、ゼロ距離という銃器が使いにくい条件。

 つまりこれは近距離攻撃という行動を罠にしたのだ。

 メイメイははっきり言えば賢いというわけではない。

 正確に言えば邪道に行くスタイルである。

 そのため、その姉を見て育った弟ユウユウは、そのスタイルを無視し育った。

 だからこのやり方はメイメイでしか使わないやり方である。

 メイメイはハンマーを手に取り、Ω3.0の胸部に当てる。

 するとΩ3.0の動きが止まる。

 【モード サテライト】

 Ω3.0はいきなり空を飛んだ。

 Ω3.0は飛び続ける。

 対流圏を突破し、成層圏を通過。

 そして現在、上空80km強 

 ついに宇宙まで突破した。

 【目標 ロストミュージアム全域】

 【サテライトキャノン発射まで残り30秒】

 

 一部の空が輝いて見える。

 流れ星でも落ちてくるような感じである。

 【残り20秒】

 嫌な予感がする。

 さっきのモードサテライトの意味が分かっていない。

 しかしとんでもない攻撃が来る。

 それはなんとなくわかってしまう。

 【残り10秒】

 無差別に殺す。・・・

 まさか

 【残り3秒】

 【2】

 【1】

 【0】

 

 青白い閃光

 その光は博物館全てを包み込んだ。

 強い爆発と衝撃。

 地響きもなり、ここら一帯は軽く崩壊した。

 閃光が消えるとある一体のロボットが空から落ちる。

 Ω3.0は少しぼろぼろではあるが動けてはいる。

 かくついた動きのまま歩き出す。

 【残り活動時間1分】

 【目標発見】

 【排除します】

 目の前にいたのはメイメイであった。

 「丸腰の状態で何ができるの。」

 Ω3.0は腕を刃に変える。

 メイメイは破損している刃物を持つ。

 両者同時に攻撃。

 メイメイは胸を切られ、Ω3.0は頭を叩かれた。

 Ω3.0はよろめき、尻もちをつく。

 それと同時にメイメイも後ろに倒れる。

 【残り30秒】

 Ω3.0は立ち上がる。

 メイメイはもう立つ気力もない。

 大量の出血による行動制限。

 今のままでは立つことは出来ないのだ。

 Ω3.0はメイメイの真横に立ち、刃を振る。

 その時、Ω3.0は吹っ飛ぶ。

 何かがΩ3.0の胸部に当たり、吹っ飛んだのだ。

 【残り10秒】

 Ω3.0はもう立ち上がらない。

 「メイメイさん。」

 「ブックスちゃん。生きてたんだね。」

 ブックスはメイメイのもとにすぐに駆け付ける。

 「さっきのって。」

 「あのロボットが壊した私の斧の持ち手です。」

 ブックスはロープを持ち、持ち手をそのまま武器として使ったのだ。

 「なるほどね。」

 「でもこの勝負は私たちの勝ちです。」

 「なんで?」

 「恐らくΩ3.0は永遠に活動することが出来ないからです。」

 「どういうこと?」

 「もし永遠に活動できるなら、初めからあってもいいはずです。しかしΩ3.0はポルターガイストの後にした。つまり、活動時間があること。」

 「また、もう一つ。Ω3.0が警備システムそのものという点。つまり、活動限界が来ると、ここごと壊す可能性もあると思いましたが、予想通り博物館を跡形もなく消しましたね。」

 「そう、偶然博物館内にハッチがあったから入って防げたの。」

 「私は予め遠くに逃げていたので無事でした。」

 【3】

 【2】

 【1】

 【0】

 [Ω3.0は停止しました]

 するとΩ3.0は粉々に砕けた。

 「立てますか?」

 ブックスは手を差し伸べる。

 メイメイはブックスの手を掴み立つ。

 「ありがとう」

 「どういたしまして」

 二人はΩ3.0の所に近づく。

 そこにあったのはショットガンだった。

 「これってグラビティショットガンですね。」

 「なにそれ?」

 「簡単に説明すると撃った時に空間に歪みを作って相手に攻撃したり、その歪みを応用して防御に使うことが出来る武器です。」

 「へえー。あれ、意外と重い。」

 メイメイは手が滑り、武器がメイメイの足に落ちる。

 [メイメイ die]

 ・・・・

 「メイメイさーん」

現在のキル数クラン内のランキング順

マオ、89

BP、89

アメイリ、78120

パンプキン、15600死亡

ユウユウ、5000死亡

メイメイ、0死亡

モルトン、38

アルターエゴ、38

ブックス、142

ドラゴンロード、0

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