突然ですが今からあの有名なやつやります Σ(・ω・ノ)ノナント!
いやーいいね。
投稿を早めにするって。
まあ6日ですが
薔薇の伯爵戦から三日たった後、櫻木はとりあえずミリスパに避難していた。
「お、アルターエゴくん。今何をやっているんだい。」
突如マオが櫻木のルーム内に入ってきた。
「いやーなぜか私もガンフラに入れなくなって、暇でミリスパを起動したら君が謎にオンライン中になってたから入って来たよ。」
あー-死ぬほどうざったい。
「というかなんで勝手に入れてるんですか。そもそもフレンドの許可なく入れるもんじゃないですよね。」
「まあそこは・・・・管理者権限ってやつ。]
[アルターエゴさんがログアウトしました。」
「おい抜けるな。私謎にいることになるって・・・いや彼には声が届いていないのか。」
そう、基本的には会話アプリを起動しているが、今回はゲーム内でのボイチャなので実際はマオだけしかいない空間のため、まあ一言で表すならぼっちである。
「なにか戦利品はあるかな。」
違った畜生だった。
[アルターエゴさんがログインしました。]
「帰ってください。」
櫻木はマオに銃を向ける。
「脅し買い?」
「買わないでください。」
「イヤイヤソンナワケナイジャナイカ。」
「あ(怒)」
「待て待て待て。撃つのは良くない。撃つのは誰かにして。ほらこの愛くるしい目に免じてどうか。」
マオは抗議し、小動物のような顔をする。
「いや外見が男でそんな愛玩動物のような目を見せても、ただただ気持ち悪い。」
「気持ち悪いとかいうなよ。」
マオの顔は途端に色を失った。
なんというか真顔で声は低いトーンであった。
「まあ一応平日の真昼間に私たちだけっていうのもなんかあれだね。」
「ほんとに仕事しろよ。」
「いや仕事ですけど。」
「ああそっか。」
「まあぶっちゃけ他者企業に喧嘩売っちまったからそのあと始末なんだけどね。」
「なぜ。」
「なぜって。まあ勇者権限で人んちのツボ割った程度。」
なるほど、全部割ったのか。
「ただボスバトルの映像を無断でlive公開の設定にした。」
違った。ツボで魔王に挑んでた。
「そしたらお偉いさんのお父さんが怒っちゃって。」
お偉いさんのお父さん?
「間違えた。次期社長さんのお父さんだ。」
それ社長じゃね。
「なんかウィーチューブじゃなくてニッコニッコにしとけって。」
いやただのニッコ厨。
「でまあなんやかんやでこうなったわけ。」
「へー。・・・なんやかんやって便利ですね。」
「ああ。あと君がまた来たからあれやろうかなって。」
「あれって。」
「まあ来てから話すよ。場所はここで。それじゃ。」
マオはこの場から去った。
「いや別にメッセージでもいいのに。」
そして午後8時
現在メイメイ主催のマッチに招待され、今人数待ちの最中である。
「というわけで我々は今から全プレイヤーぼこそうの会を開きます。」
「正確に言えば姉ちゃんのチャンネルでライブにするんでしょ。カスタムマッチの。」
「そう、流石だユウユウくん。」
「しかし貴殿がこの地に参られるとは驚き給われたぞ。モルトンよ。」
「確かにいつもは仕事が忙しくここに来てもゲームはしませんが、今日から五日分有給を取ったので、存分にやりたいですね。」
「ったくけったいなこった。まあ俺も暇出来たようなもんだからな。始めるか。」
「あの、一応何時間やる予定なんですか。私明日はスケジュールがいっぱいなので。」
「ねえもしかして夜中の10時までやるんっすか。」
「大丈夫。試合は2戦だ。そして一時間しかかからないかもしれない。多分。」
「まあマオさんも一応メンバーのことも気にするんだから流石にそんな無茶はさせないでしょ。」
「メイメイ。別に同い年なんだからそんな敬語を使わなくても。」
「これが私の敬意です。」
「ツンデレか。」
「誰だツンデレ言ったの。」
「さっさと本題進めましょマオさん。」
「なるほど貴様か。アルターエゴくん。」
「よし、では本題について話す。私たちはとりあえず視聴者参加型のマッチにし、相手をぼこし、だれが一番キル数を稼ぐかという勝負である。」
「なんだそのドSな企画は。」
「ソレハワタシガカンガエマシタ」
「誰。」
「ビーピーデス。ワタシハコノドエスナキカクヲテイアンシマシタ。」
「自動翻訳にしてる。」
「本人もきつかったからね。」
「かっこいいっす。」
「アリガガガトウ。」
「壊れましたね。」
「まあなんやかんやで人も集まったし始めますか。」
「なんやかんやってすごい。」
「まさしく妖術の類に近きものかもしれぬ。」
「それじゃあ行くよ。」
メイメイが開始ボタンを押すと、一斉に飛行機の中に入った。
ミリスパは初めに大きい飛行船に乗り、そこからスカイダイビングでマップ内のロケーションに向かう。
「じゃあ俺はもう行くわ。」
「なら吾輩も」
「じゃあ僕も。」
パンプキン、アメイリ、ユウユウは真っ先に飛び立った。
「なるほど、マジョリティータウン。激戦区か。」
「なら私もそろそろ。」
「あっ、じゃあ私も。」
ブックスとメイメイの降りる。
「ロストミュージアムねえ。確かにビギナー狩りにはいいけど。」
「じゃあ僕もいくっす。」
ドラゴンロードも降りた。
「・・・ほんとにどこ。」
そう、ドラゴンロードだけ謎のところにいるのだ。
マップで見ても謎が頭に来るぐらいである。
「・・・というかなんで君たちはまだいるの。」
「だって向かうとここしかないし。」
「ワタシモソウデス。」
「ええ私も。」
「ということは全員被ったのか。」
残ったマオ、BP、櫻木、モルトンはアンダータワーに降り立った。
マジョリティータウンでは
「とりあえずこれでも食べといたら。」
ある家の中、ユウユウはプレイヤーの口に手りゅう弾を入れた。
そして頭は爆発し、首から上が消失した。
すると近くに足音が聞こえたため、ユウユウは死体に粘着爆弾を設置し、その方向へと投げ捨てた。
遠隔で爆発を起こし、プレイヤーをキル。
その次にアサルトライフルを拾い、それに気づいたプレイヤーを殺し、現在計5キル
するとナイフが飛んでくる。
「おいおいこれは人間のやり方か。」
カボチャ頭のプレイヤーが話してきた。
「パンプキンさん。あなたとは戦いたかったんですよね。」
するとパンプキンにめがけて銃弾が飛んでくる。
「何遊んでいるのだ。吾輩と共に遊ぼうではないか。」
アメイリは狙撃銃を二人に向ける。
「我が一太刀を躱せればの話だが。」
アメイリは狙撃銃を納刀のような型におく。
その様子を見たプレイヤーはライフルに持つ。
その瞬間アメイリは抜刀するかの如く狙撃銃を出す。
そしてそのプレイヤーは額から血が出、後ろに倒れた。
「おや、またつまらぬものを斬ってしまった。」
ミリスパ豆知識
マップのロケーション編
ミリスパには200のロケーションがある。今回はその中でも話に出てきたところを紹介するよ。
・マジョリティータウン
複数のリングが重なったオブジェが特徴的な街。
豊富な物資と広大な広さで、激戦区としては有名である。
・ロストミュージアム
物資は豊富ではないが、建物が大きい博物館しかないため奇襲しやすく、初心者にはおすすめなスポット。
・アンダータワー
地下には強力な武器があるが、強いボットがうようよいる。またその中でもボスみたいなボットが居り、それを倒すのは至難の業でもある。基本的に猛者が行くとこである。




