1vs20でも余裕でしょ(・∀・)②
この小説に・・・
私、見参
o(`・ω´・+o) ドヤァ…!
「マップが広すぎて敵がどこにいるかわかんねぇ。」
櫻木は走りながらコンテナ庫をあちこち散策している。
それは相手も同じ。
この広いマップの中で、敵と会うのはあまりにも難しい。
そんな中、近くで物音がした。
櫻木はすぐにコンテナの裏に隠れる。
「おい。いるんだろ。」
「さっさと出てきた方がいいぜ。」
櫻木は返答する。
「たとえそんなんでも、ずかずかと出る人はいると思いますか。」
「へっ。そうだな・・・って出てんじゃねーか。」
櫻木はあの男の目の前にいる。
見た感じ障害物と呼べるものが少ない。
ひらけたところではあるが、何かがおかしい。
「でも、君たちと戦うんだったら、ミンクラフトでコマンドPvPでもしたいよ。」
「まあ、調子に乗るのもそこまでにしといてやるよ。」
「まさか君たち初心者狩りじゃないよね。それだったらチームでやるより、ソロの方がオススメだよ。」
「俺らが上げてんのは、チームランクだからな。」
「・・・・ちーむらんく?なにそれ?」
「お前には関係ねー。ただここでリンチに会うからよ。」
「つまり君は囮で、他のみんなが俺を殺すのね。」
「話が分かるじゃねーか。そうだよ。異論はねぇーだろ。」
男は自信満々な顔であった。
集団心理の中では、自分が大人数というグループに入ると、安心感がするのだ。
これはゲーム内でも同じで、自分自信が敵モブに特攻する。
ソロの場合は計画性を持たないと行けないが、マルチともなると味方が援護してくれるという安心感にひたり、すぐさま特攻する。
いわゆる地雷プレイも簡単にするのだ。
これは悪い例だが簡単にいうと、自分以外にも頼れる人がいるとその人を頼ろうとする。
マルチ思考はいいんだが、実際のところ頼っている時点で負けなんだよ。
俺はガチ勢じゃない。
だけど、これだけは言いたい。
「エンジョイ勢はな、たとえ地雷でもプロでもチーターに近いレベルを持っていても負けても、楽しくやるんだよ。」
「だからテメーらガチ勢は、エンジョイ勢には勝てねーんだよ。」
男はこの発言に怒りを覚えた。
「今のは煽りか。」
「あおりだよ。そうだよ。」
「・・・コロス」
「(((;°▽°))エ、エ、ナンテ??」
「ぶち殺すぜ。お前をよ。」
櫻木のウザさに怒りを覚えたようだ。
すると周りで銃をかまえる人達がいる。
360°に複数存在。数はおおよそ10人近く。
今んところ、俺を誘った人・この正面にいるおっさん・あと最初にあった二名の子供と、スナイパー1人。
単純計算で、だいたい15人。
「あと5人くらいかな。」
「なんの話かは知らないが、とりあえず。」
「死・・・」
「合図を出す前に、ちょっとだけ試したいんだよね。」
櫻木は合図を遮り、銃をしまいトランプカードを1枚投げる。
ダイヤが書かれたトランプは櫻木の上空を回転する。
櫻木以外は視線を向ける。
たったその瞬間に、5人やられた。
銃声もなく、ただその場で倒れていく。
一瞬の間に5人を倒す。
そんなことは普通にできないだろ。
まさか、スキルか。
いや、マジシャンにそんなスキルは・・・・くそ、情報不足でわけもわからん。
「いやー初めて使ったけど、このスキル強いな。」
「まさかオートエイム付きで、弱点を正確に打つとは。」
櫻木はベラベラと喋り出す。
だが、これは全て嘘である。
櫻木が使ったスキルは、マジシャンの技術として知られているミスディレクション。
ミスディレクション
ダイヤのトランプを投げることにより、1秒間、自身を透明化し、足跡と銃声の無音化をすることができる。
しかし、ハッカーによるスキャンは対象外となる。
お前たちは、マジシャンという職業については知らないはずだ。
恐らく、今の言葉を真に受けるだろうな。
「・・・・なるほど。」
ちなみに倒したのは、殺し屋技術の一つ、乱射だ。
ハンドガンは、セミオート(単発射撃)だから、オート(連続射撃)より精度がある。
それに反動も少ない。
あと、このゲームは現実と少し近い。
例えば、足を撃てば移動速度減少。
目を撃てば失明。
そして、心臓近くに当てれば大出血を引き起こす。
それに・・・俺には透視がある。
透視
正確には構造分析。
人の体を見るだけで、どこに何があるのか、器官や血管・筋肉・骨・そして、神経まで分かる。
ゲーム上、人のモデルは健康体の人と変わりないので、どこにあるのかも分かる。
ゲームのスキルと、殺し屋としての技術を使った、作戦である。
しかし、あの男は櫻木に指を指し、あることを言った。
「お前。チーターだな。」
・・・・はっ?
「この瞬間に半分近く殺すなんて、ぜってぇチーターだろ。」
何ゆうとゆねん
まあ確かにチートレベルだよ。
リアルでもそうだったし。
しかし、なんかあれだな。
俺は日本人じゃないけど、あれだね。
自己中心的だね。
しかしこのままチートというのも嫌だし、逆にチートじゃなくても多分通報されて、ゲーム出来なくなるし正体もバレるし。
・・・・・
とりま言い訳しとく・・・
「わけねーだろ。」
とりあえず、あのおっさんに射出する。
しかし、そのおっさんは盾でガードする。
なるほど、戦士か。
「でも、俺が戦士であることは知らなかったな。それにスキルをもう使っている。」
すると盾がいきなり光り出す。
光り出すというが、なんかレーザーが発射されるみたいだ。
「さようなら。」
いや、レーザーが出たわ。
多分リフレクターっぽい感じかな。
ま、避けれるけどね。
そこから、右と左に援護射撃が入る。
ほとんど無理ゲーだけど、マジシャンだから、こんなの夜飯前なんだよ。
いや、朝飯前かな。
日本語って難しいね。
櫻木は再びミスディレクションを発動する。
スキルで使われたトランプは左側へ、そして銃弾を右側に放ち、見事に3人撃破した。
銃弾をトランプで遮ったため、櫻木は運良く相手の銃のマガジンを使わせた。
残り二人。
すぐさま相手のマガジンを撃ち、リロードを阻止する。
そして、盾を構えている男の方へ走り、後ろから撃ち抜く。
あんな見え見えのカウンターで死ぬと思ったか、残念ながら、死なないよ。
そして、残り2体をノールックで当てて、終了。
だけど、やっぱり差を開かせないか。
上に登って確認すると、倒れていたのは丸太だった。
どうやら最後の1人は忍者だったようだ。
ジャパニーズNINJA。シノビ。シュリケン。
デーモンスレイヤー
ミナモスラッシュ
タンジ●●
※彼は日本人ではありません。
少しだけ著作権的に危ないものもありますが、どうかお許しください。
作者 ドンドコがお詫び申し上げます。
本当にすみませんでした。
ガンフラット・オンライン
豆知識
前書きと最後のやつについて
まあ、でると言いましたよ
謝罪するために出たくなかったんですよ。
確かに原作は書いているよ。
でもこんな中途半端な終わり方をしてすみませんでした。
ちなみに鬼滅で1番好きなキャラは伊之助です。