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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 2章 咲くる芽伯爵なる凶者
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基本的にペストマスクつける奴ってたいてい中ボス兼悪の権化なんだよね (・∀・)ウン!!

50話まであと一話

予定通り次回薔薇の伯爵戦最終回です

そしてやっと主人公が出てきた

だいたい数十話は出してなかった。

むしろ戦闘シーンとかは久しぶり感があった。

 黒い霧を纏ったもの。

 見た目からすれば薔薇の伯爵その人とはかけ離れていた姿であった。

 リクリエーターは奴に攻撃された。

 彼(彼女)は徐々に崩壊していき、最終的には塵となったのだ。

 「おいおい伯爵さん。何勝手に殺してんの。そいつは俺が一番倒したかったけれど。」

 マインドは火花を取りだす。

 その時、地中から一輪の黒い薔薇が出現した。

 「ハヤブサ、一旦離れろ。」

 マインドが離れると、ハヤブサも同じように離れた。

 そして、その薔薇の周辺はいきなり枯れ始めた。

 いや、腐食しているのだ。

 地面そのものがどんどんと黒い瘴気に飲まれている。

 「なるほどね。だから庭園か。」

 「なぜですか。」

 「普通伯爵だったらどっかの街だろ。例えばロンドンの時計塔があるところってどこだっけ。」

 薔薇の伯爵は手刀でマインドを攻撃する。

 マインドは背を反り、マトリックスのような避け方をする。

 「人が話をしている途中でしょうが。」

 火花をペストマスクに押し込み、作用・反作用の関係で後ろに下がる。

 時間差により火花は発砲。

 したがその前に火花が消失する。

 すると奴はそのまま起き上がり、茨で火花と同じものを作る。

 茨はその後枯れ、型は保持していた。

 するとそれが奴の右腕に吸収される。

 [インビジブルバレット]

 奴は手を銃の形にし、撃った。

 するとマインドの左腕が射抜かれる。

 インビジブルバレット

 恐らく何かのスキルであろう。

 だがそれよりも恐ろしいことが起こる。

 「なんだこれ。腕が動かない。」

 そう、射抜かれた腕が動かなくなっていた。

 基本的に威力は大したことはない。

 ただ小さい穴が開いただけである。

 そしてシステム上これは使用不可と書かれている。

 たまたま当たり所が悪かったで済ましたい。

 そこから茨による複雑な攻撃が二人を襲う。

 マインドとハヤブサは薔薇の伯爵に近づきながら避けている。

 しかしいままで違うのが枯れることだ。

 多く出てきて枯れて止まる。

 逆に逃げ場を封じられ、厄介でもある。

 ハヤブサはその茨をナイフで切る。

 するとその刃は錆びつき崩壊した。

 その後地中から一輪の黒薔薇が出現。

 そして両者ともに当たる範囲である。

 さらに最悪なことにこの事実はハヤブサしか知らない。

 「マインドさん今すぐ逃げてください。」

 そうハヤブサが忠告したが、薔薇の伯爵がマインドの方に近づき、奇襲をかける。

 「そんな展開メタ読みで分かっていたけど、マジで性格悪い。

 マインドのところだけは何故か枯れた茨のリングが出来る。

 [右足使用不可]

 最悪なことに黒薔薇の腐食に間に合わなかった。

 両足が無くなりマインドは倒れる。

 HPに関してはまだ有り余っている。

 しかしその代わり移動が不可能となる。

 薔薇の伯爵が手を組み頭上から振り下ろす。

 空岩流 天砕き

 マインドは抜刀で薔薇の伯爵に当てる。

 薔薇の伯爵は吹っ飛び、リングは崩壊する。

 そして刀も崩壊した。

 「やっぱり今ので確信した。」

 「あいつに触れれば全てが塵となる。そして庭園となったのはあいつの本領を発揮するためだからだ。」

 だから確信したんだ。

 なぜなら今戦っているのは第二形態の薔薇の伯爵だ。

 カウントダウンはおおよそ3分。

 体もだんだんと崩壊している。

 [ライドスタンド]

 薔薇の伯爵は車を出現させ、乗った。

 その瞬間に車は爆発した。

 当然スキルの効果でダメージはない。

 「あらら。まだ生きてるんだ。だけどそのマスクと帽子は消えたね。」

 露わになったのは黒薔薇の花束である。

 「でもこうじゃないと面白くないしね。」

 「何者だ。」

 「・・・ただのエンジョイ勢だよ。実戦経験者の。」

 爆発の原因は銃弾による攻撃。

 その近くにいてまだ死んでもいなかったものであり、薔薇の伯爵とは初対峙でもある。

 櫻木はリロードをする。

 その瞬間に茨を出現させ、櫻木に向かう。

 櫻木は狙撃銃を投げつけ、サブマシンガン二丁で茨を撃つ。

 茨は枯れていっていたので、耐久性はもろくすぐに壊れた。

 「おいさく遅かったな。」

 「耳が貫通するぐらいの大きい声を出すな。まあ死体漁りしたら遅れた。この形態になったから分身が全部消えたからね。」

 「なるほど、本体が直で戦うから消えたのか。まあ知ってたが。」

 櫻木はリロードする。

 その時に黒いレーザーが飛ぶ。

 サブマシンガンを前に投げレーザーを避ける。

 そして今度はアサルトライフルを取り出し薔薇の伯爵に近づきながら撃つ。

 薔薇の伯爵は茨でガードする。

 それをみた櫻木は大量のグレネードを投げる。

 爆発すると黒薔薇が三輪出てくる。

 「こんな時は燃やせば何とかなる。」

 櫻木はガソリン缶を取り出し、頭からかぶる。

 「じゃあちょっと苦しいけど頑張るわ。」

 すると櫻木の体が燃え上がる。

 人体発火マジック

 自身を炎を纏う。

 その時効果が終わるまで火炎耐性が付く。

 ちなみにガソリンを浴びると炎の永続時間が上がる。

 しかし効果は切れるため途中からダメージが入る。

 「こん位じゃないと絶対に倒せないからね。」

 櫻木は走る。

 茨による攻撃が入ってもその茨が燃える。

 さらに触っても炎のオブジェクトが先に処理されるため強引に突破できる。

 「貴様正気か。」

 「正気・・・なにそれおいしいの。」

 櫻木はショットガンに持ち替え薔薇の伯爵に攻撃した。

  

 

  

ガンフラ豆知識

状態異常について

武器には特殊性能といった攻撃に何かしらの性質をもったものがある。

例えば火炎放射器だと火炎ダメージ、レールガンだったら感電、スタンガンならスタンといったように状態異常を与えるものもある。

今回の薔薇の伯爵は崩壊という今までにない状態異常をもった存在

そのため攻撃や防御、ましてや触れるとその効果が発動する。

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