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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 2章 咲くる芽伯爵なる凶者
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鏡花とサーバーサムライとラプラスボムとバレットロード (▼〰▼)グフフフ

予定だと薔薇の伯爵戦は残り4話と考えています。

最強のボスを考えてしまったから意外と櫻木の戦いよりも長いというね。

あと彼はまだ出ません。

 薔薇の伯爵討伐から2分経過

 青い薔薇人間と、片足を失ったマインドは互いに様子を見ている。

 なんとなく行動が分かって来た。

 まず少なくともあいつはさっきの薔薇の伯爵と同じと言っていいだろう。

 だが問題は特殊攻撃ではなく、人海戦術を使ったもの。

 質よりも量を取った戦い方だ。

 それだからなのか、さっきから出てくる分身は単発的というか、行動が分かりやすい。

 まあそれでもダメージくらいましたが。

 恐らく処理が追い付いていないのだろう。

 リックのところにも行ってるし。

 あと厄介なのが鏡の破片というか、あそこから出てきたり攻撃したり移動したりするんだよな。

 はっきり言ってクソウザい。

 それに一番厄介かも知れないのは攻撃のコピーだ。

 ・・・・

 いや無理じゃね。

 と、思ったこの戦いを観戦する君たち。

 無理とか初めから決めつけるな。

 例えばそこの・・・・えー-と、まあとにかく名も知らぬ君。

 仕事がうまくいかない、成績が低くて落ち込んでいる、あまり交友関係が広がらない。

 そんな君たちにはこの古の勇気を七万円でプレゼント

 ちなみにこれはただで買えなんて話ではない。

 もしこの古の勇気を買ってほかの人に紹介すると僕にお金が入るんだ。

 つまり君が紹介した人が別の人に紹介すると君にもお金が入る。

 こういった会員制みたいな形だから保証は運営会社からやってくれるし、どう考えてもプラスになる。

 君たちはそれを紹介するだけでお金がもらえるんだ。

 それにねずみ講とは違って商品もあるし、合法だよ。

 さあ君もこの奥狩りシステムに加盟して最強装備と200連ガチャを手に入れよう。

 「・・・・さてリフレッシュ終わり。」

 マインドは数分間こんな考えをし、終わりと口に出したのと同時に手を叩いた。

 あと考えが少し怖い。

 奥狩りシステムと言っているがどう考えてもマルチ商法である。

 あと中国のクソ案件動画も交じっている。

 そしてこれがルーティーンだというならかなり狂ってるし、職業病が重症レベルではないかと思われる。

 また手を叩くと同時に青薔薇が殴りにかかる。

 マインドは後ろに下がる。

 その時に後ろから茨が迫る。

 するとマインドは目をつむる。

 安らかな顔をして、後ろを向き歩く。

 茨とすれ違う。

 青薔薇は止まっていた。

 茨も反応しない。

 青薔薇とすれ違う。

 その時にかすかに残った一筋に軌跡が現れた。

 マインドが一歩進むと、これらは全て砕け散る。

 砕け散ったところから十体現れる。

 数体は地中から現れ、マインドの周辺で全身花束となり自爆する。

 空岩流 天砕き

 数体浮き上がる。

 そこから何体か攻撃する。

 すれ違う。そして全て終わる。

 何体か刻まれ、ぼろぼろと塵のように散っていく。

 そして自爆し、マインドの後ろで爆風が起こる。

 「お前は何者なんだ。」

 自爆の中から現れた青薔薇がそう聞くと、マインドはこう返した。

 「何者?ああ言ってなかったわ。俺はね、ゲーマーだよ。メタ読み好きな。」

 青薔薇はステッキで殴り掛かる。

 空岩流 天砕き

 空岩流 雪崩雲

 振り向き斬る。

 刀のほうがリーチはあるが、刀の先を当てることなど奇跡に等しい。

 青薔薇は吹っ飛ばされ、雪崩雲により目の前の空気の斬撃が繰り出される。

 するとそれらは全て吹き飛ばされた。

 マインドは目を開く。

 「選手交代だな。これは。」

 そうここにいるのは先程までリクリエーターと戦っていた青薔薇である。

 そして現在リクリエーターの目の前にいるのはマインドと戦っていた青薔薇である。

 空岩流 虚構の霹靂

 リクリエーターはランチャーで防ぐがランチャーは真っ二つになる。

 「最悪だよ。本当にこういうやつ瀕死状態の私に投げつけるかね。」

 リクリエーターは現在半身失っている。

 この状況で戦うのは正直不可能に近い。

 それと同時にマインドも防戦一方である。

 奴はリクリエーターのランチャーの攻撃をコピーしているため、攻撃の周囲30cmは確定で即死する。

 また、レーザーと分身を使った多種多様の攻撃に苦戦している。

 「うーわさっきのほうがまだ楽だった。」

 マインドは両腕を即座に斬る。

 そこから銃の引き金を引き、前に投げ、刀を捨てる。

 そこから急に青薔薇を連続で殴り、押し出す。

 青薔薇は体勢を崩し、マインドは銃を手にし狙い撃つ。

 撃たれた青薔薇は後ろに下がる。

 するともう一体と背中がぶつかった。

 「なぜ。」

 「こちらのセリフだ。」

 一体の青薔薇が離れると辺り一帯が爆発する。

 「全くこのハンデでもフェアとは。」

 リクリエータはグレネードを軽く投げ、それを繰り返している。

 そう彼女はグレネードだけで青薔薇と張り合ったのだ。

 彼女の持つラプラスはゲーム内での物理法則を可視化するものである。

 そしてその当たる確率は100パーセントである。

 だから彼女は投擲具だけでも戦えたのだ。

 青薔薇の周辺は爆風で何も見えずにいる。

 マインドが刀を構えるといきなり何者かが二体を上空に投げる。

 その二体は砕け、数十体の青薔薇がその中から現れた。

 「どうやっても貴様らは殺せやしない。」

 出現した青薔薇が全員落ちてきた。

 どうやら処理が完了したからなのだろうか、全員攻撃する素振りを見せなかった。

 するとどこからか轟音が聞こえる。

 「ああああああああああ。」

 リクリエーターは何かに気づいたのか急いで逃げ出した。

 その姿を見たマインドも青薔薇集団と距離を取る。

 その時何かが降ってきていた。

 あれは・・・・ロケットだった

 ロケットが墜落してきたのだ。

 それが地面に落ちた瞬間に大型ミサイル並みの爆発が起こる。

 そのコックピットから何者かが出てくる。

 「うわー。これは大惨事っすね。」

 ハヤブサであった。

 

 

ガンフラ豆知識

HPについて

基本的にHPは100が最大であり、アームなどのHPの代替がない。

しかし職業によっては代替となるものも現れる。

また、出血状態や毒だとHPが減っていく。

あと高所ダメージもあるため注意すること

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