表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 2章 咲くる芽伯爵なる凶者
44/204

VS薔薇の伯爵√3 (δ言δ)ヴェアアアアアア

そういえば、この小説が一年たったから外伝を出しました。

なんとか完成したため、めちゃくちゃ本編が遅れています。

 空岩流

 マインドの職業侍は、スキルが流派によって出来ており、その流派によって固定されたスキルが使用できる。

 その代わり、自身のスキル設定が流派でしかできないため、自由に設定することが出来ない。

 そしてその流派にもいろいろとある。

 一番人気なのは、朧流(おぼろりゅう)という広範囲攻撃が主流の流派や、上級者がよく使う黄昏流(たそがれりゅう)というじわじわとダメージを与える流派もある。

 そして、マインドのもつ空岩流は、はっきり言ってくそである。

 まずその理由が、この流派は強烈なパワーがあるが、相手のダメージは無効となり、強い衝撃を自らがくらうという流派。

 長所はクールダウンの時間が短いことだけである。

 もう一度はっきり言おう。くそだ。

 しかしマインドはこのスキル詳細を知って、使っているのだ。

 薔薇の伯爵は端まで飛ばされたがぴんぴんしている。

 そしてマインドはその様子を見た後、すぐに薔薇の伯爵に向かう。

 空岩流 天砕き

 天砕きは衝撃を刀身に纏わせ、一振りするというスキル。

 マインドは刀を地面に叩きつけ、棒高跳びと同じ要領で薔薇の伯爵に向かった。

 薔薇の伯爵は地中に潜る。

 それを見たマインドは刀を地面にさし、ブレーキする。

 そこからハデスがあらわれた。  

 ハデスは地中に現れた瞬間にレーザーを放つ。

 マインドはそれを避け、ハデスを横半分に切る。

 そこから全体をばらした。

 するとばらした瞬間に無数の薔薇が姿を現した。

 マインドは防御態勢に入るが、薔薇の伯爵はそれを見越したことなのか、ステッキで溝を打つ。

 マインドは天砕きで後方に飛ぶ。

 それを薔薇の伯爵はレーザーで追撃する。

 空岩流 雪崩雲(なだれぐも)

 雪崩雲は、一振りした後に無数の衝撃を前方に与えるスキル。

 その効果で薔薇の伯爵のレーザーは無効化した。

 しかし肝心の薔薇の伯爵はもうそこにはいなかった。

 マインドは後ろに刀を振る。

 薔薇の伯爵は地中から出てきて、その攻撃をステッキで防ぐ。

 その時マインドの足に茨が纏わり、マインドを上空に投げ飛ばした。

 薔薇の伯爵は指パッチンを茨を出現させる。

 マインドは茨を避けるが、茨の間に入ったため薔薇が開花し、レーザーが飛んでくる。

 マインドはそれを防ぐために薔薇の花を斬り、銃を構える。

 銃の弾を入れた後上に投げ、すぐさま薔薇の伯爵に向かうが、それと同時に何かが飛んでくる。

 飛んできたもの、それは、リクリエーターであった。

 二人は互いに頭をぶつけ、そのまま地面に不時着した。

 薔薇の伯爵は自身のレーザーで二人に向かって撃つ。

 だがその時にリクリエーターはランチャーを発射する。

 その攻撃は辺りのものを全て吹き飛ばした。

 そう、奴と共に。

 「いたたたた。なんで君が飛んでくるの。」

 「仕方ないでしょ。そもそも薔薇の伯爵が勝手にパワーアップしたの忘れてないよね。」

 「はぁ。パワーアップ?何のことやら。」

 「君の攻撃の繰り返しで薔薇の伯爵はマルチタスクを発動したの。簡単に言えばすべてのことが100%になる。つまり、さっきのハデスやクリムゾンもどきが自動で動くようになったのよ。」

 「へえー。だから。」

 「あれを見ろ。」

 リクリエーターに指さす方向には全てプレイヤーが、ハデスやクリムゾンを相手にしていた。

 そのためプレイヤーの半数は死に、現在100名近くしか生き残っていない。

 「だから私5体相手にしてたのよね。まあ今本丸と一緒に死んだと思うけどね。」

 リクリエーターは誇らしげにそう言った。

 きっと倒したと思っているのだろう。

 だが奴は煙の中から現れる。

 ステッキを優雅に回し、地面を叩く。

 するとハデスとクリムゾンが地中の中から数体現れる。

 「うわー。おかしくね。」

 「こんなの異世界転生チート主人公が魔王軍と戦うのと同じ感じよ。」

 「そういえばあれあるよね。」

 「ええ、まあ普通に使うとは思わなかったから。万が一で持ってるけど。」

 「じゃあ行けんじゃん。」

 「いや無理だね。あんたの速さじゃ足を引っ張るだけだよ。」

 「おいおいおい。デスクワークばっかしてるやつに言われたくないね。」

 「はははははは」

 「「望むところだ。」」

 二人は互いに薔薇の伯爵に突っ込んでいく。

 薔薇の伯爵は左手を薔薇の花にし、マインドを撃つ。

 それと同時に二体のハデスが二人に向かってくる。

 するとマインドとリクリエーターは二手に分け、薔薇の伯爵の周りを行く。

 マインドはレーザーを刀で切り、そこからハデスとクリムゾンを一体ずつ切っていく。

 ハデスとクリムゾンは刀で切られた傷を回復させる。

 しかし傷を回復させている分動きが止まる。

 当たり前だ。

 あの茨の人形は回復手段があっても、本体との接続がないときは回復を行うことが困難になる。

 それに回復といってもただ茨を伸ばし、体を頑丈にするだけだ。

 だから回復のも限度がある。

 リクリエーターもハデスとクリムゾンをランチャーで跡形もなく消す。

 マッシブクラッシャー

 武器の重さがとても重く、移動するだけでも一苦労ではあるが、とてつもない破壊力を持っているため、武器としての性能もいい。

 「じゃあこれどうぞ。」

 リクリエーターは薔薇の伯爵に向かって地雷を投げた。

 薔薇の伯爵は地雷を上に飛ばし、レーザーで攻撃する。

 「ああ、ありがとう。結局出番なしになるところだったよ。」

 すると地雷がいきなり爆発した。

 その原因は、銃の弾丸である。

 マインドが先ほど投げた銃の引き金が引かれ、弾丸が発射されたのだ。

 

 

ガンフラ豆知識

侍について

侍は流派による固定スキルしかないため、少し不便である。

しかしパッシブが古代製物という最強の武器しか装備することが出来ないという変わったものである。

ちなみにスキル発動のモーションがめちゃくちゃかっこいい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ