表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 序章 去る脅威新たなる戦場
4/204

1vs20でも余裕でしょ(・∀・)①

ゴールデンウィークが終わる。

APEXがシーズン9来た。

なんだかんだでプラマイゼロ

・・・・いやマイナスだよ。

 赤青戦

 簡単にいえば、20vs20のチームバトル

 その中でも三つあって、

 一つがカウンター戦

 リスポもとい復活ありのゲームで、キルする事にポイントが得られ、制限時間内にその合計が相手チームより多かった方が勝利。

 二つ目がフラッグ戦

 制限時間内に相手の陣地にある旗を取れば、そのチームの勝利。

 ちなみにリスポもある。

 最後に、デスバトル戦

 5試合連続、リスポなしで相手のチームを全滅させ、試合に勝った回数が相手チームより多かった方が勝利。

 また、これら三つが引き分けとなった場合、さどんですとなり、キル数によって代表が決まり、その人たちのガチバトルとなる。

 ん・・・。

 なぜ知ってるかって。

 俺がこの二ヶ月間何もやってないと思っていたのか、いや違うね。

 この[ガンフラット・オンライン]についての情報は、ある程度頭に入れているのだ。

 バトル限定だけど。

 しかし、このゲーム、改めて見るとすごいなのだ。日本人ユーザーがどんどん増えていくし、最近のゲーム実況者のほとんどがこのゲームをやっている。

 あの某動画サイトでも一位を取るほど人気なのだ。

 まあ、全世界でも1億ごえだからな。

 ちなみに、今赤青戦のルームに入り、待機している。

 ・・・これあれだな。

 騙されたな。

 簡単にいうと、いないのだ。

 味方がいないのだ。

 まあ、初心者狩りにあったわけだ。

 相手は20人に対し、こっちは1人。

 ・・・・まあ、余裕でしょ。

 うん余裕、余裕。

 だって俺は[ミリオンスパイラル]で、アレやったからね。

 1vs100で完全勝利。

 100じゃないよ。

 1の方だよ。

 BOTじゃないよ。

 なんかゴールドとかプラチナとかのチームだったよ。

 だから、こんなの対戦練習にもなんねぇ。

 ただのチュートリアルだよ。

 ちなみに今回はカウンター戦。

 リスポありの銃撃戦だ。

 リアルはリスポなしだが、ゲームだからとことん殺せる。

 別にサイコ野郎なんかじゃない。

 ただの殺し屋・・・いや、元殺し屋の一つの感性だ。

 


 一方相手チームは




 「いやー今回も儲けれるな。」

 「ほんとだね。」

 待機中の時にヒソヒソと話し声がする。

 「しかも相手の職業マジシャンなんだぜ。」

 「うっわ、やば。完全に初心者じゃん。」

 「まあこれこそ、アンバラとユリのおかげだな。」

 一人の男が視線を向ける。

 その視線の向こうには、この赤青戦に櫻木を誘った女性のユリと、もう1人奥のところでただただ座っている青年がいた。

 「まぁーね。」

 「でも、これで私たちのチームのレベルも上がるし、アンバラちゃんのらんくも上がるから、一石二鳥だよ。」

 「・・・・・」

 その青年は黙っていた。

 口すら開かず、目も合わせず、ずっと下を向いている。

 気味悪く感じるが、その青年はただただそうやっているだけだった。

 [残り10秒で始まります。]

 カウントダウンが始まる。

 [9]

 「まあコテンパンにして、相手の戦意を喪失させとくか。」

 [8]

 「こんなのただのレベリングですもん。ちゃっちゃと終わらせましょう。」

 [7]

 「とりあえず、ハックしときマース。」

 [6]

 「とりあえず、誰が先に行きます。」

 [5]

 「ボクやりたいなー。」

 「オラもやりてー。」

 [4]

 「じゃあこの2人に決定で。」

 [3]

 「アンバラさんはどうするの。」

 [2]

 アンバラは、指でここにいると、サインする。

 [1]

 「了解。じゃあ始めましょう。」

 [0]

 [転送します。]







 「おっ。転送された。」

 転送された場所は、屋内であった。

 ここはどうやらコンテナ庫らしい。

 障害物となるところも多く、スナイパーにとっては最悪の場所である。

 [3…2…1…]

 [ゲームスタート]

 早速ゲームがスタートした。

 ・・・・とりあえず歩きますか。

 櫻木が右に行こうとする時、真横から弾丸が飛んできた。

 ・・・スキャンされてんのか。

 そもそもこのスタート地点は目の前に壁がある。

 スコープで見ようとしても見れないところだ。

 しかし、今のは正確に狙って撃ったな。

 櫻木はあることに気づく。

 ・・・監視カメラか。

 確かハッカーのパッシブだよな。

 サブウウェポンがパソコンとなり、ステージにある様々な機械を使うことが出来る。

 だから、解ったのか。

 仲間がその情報を知れたのも、ハッカーのスキルのおかげか。

 ハッカーのスキルについてはあまり知らないが、多分厄介だな。

 とりあえず監視カメラは壊させてもらう。

 櫻木はハンドガンで監視カメラを撃ち、すぐさまダッシュで相手チームの方へめがけて走った。

 走っている間にもスナイパーの攻撃は来るが、さすがはフルダイブ型だ。

 銃弾も見切れる。

 でもとりあえず、

 「一人発見。」

 相手の一人の姿を捉え、櫻木は相手の頭にバカスカと撃っている。

 オーバーキルだ。

 その後、後ろから物音がしたため、すぐさまハンドガンを手放し、相手が持っていたライフルを装備し、そのまま撃つ。

 そして倒す。

 「ふっ。ワンセコンド ダフルキル。」

 「さて、スキャン野郎を殺しにいくか。」

 櫻木は装備したライフルを捨て、ハンドガンをてにする。

 そしてそのまま走っていった。

 



 ちなみに相手の状況は。



 「くっそ。全然当たらねぇ。」

 「クソエイムすぎません。」

 スナイパー二人がそんな雑談をしている。

 「うるせぇな。でもなんかおかしいんだよ。」

 「言い訳は聞きたくないですね。」

 「いや、言い訳っぽいけどよー。」

 「あいつ。初心者じゃなくね。」

 「・・・・はぁ。(笑)そんなわけないじゃないですか。」

 「いや、このゲームは多分そうなんだよ。」

 「・・・・このゲームは?」

 「どういう事ですか。」

 「まあ、つまり・・・・別ゲーでめちゃくちゃ強いっていうやつ。」

 「・・・・・どうなんでしょう。」

 すると、突然なにかの通知が来た。

 [カマボコkillマサト]

 [カマボコkillハマチ]

 「・・・・トンカチさん」

 「それ、多分そうですよ。」

 


 相手チームのスタート地点では、



 「くっそやられた。」

 「ボクもやられちゃった。」

 「なんでやられるの。相手は初心者でしょ。」

 ユリは怒るが、

 「あれは初心者じゃないって。」

 「ボクもそうおもう。」

 「あの人ヤヒコさんの武器とってボク倒したもん。」

 「オラもいつの間にかやられていた。」

 「・・・・てことは。」

 ユリは青ざめる。

 ヤヒコはそんなユリを頷き、こう言った。

 「今回の対戦。オラ達の完全敗北だ。」

 場の空気が重くなる。

 「俺がやるよ。」

 誰が声を出す。

 それは誰かは、チームのみんなは知っていた。

 「アンバラちゃん。やるの。」

 「当たり前だ。」

 アンバラは立ち上がった。

 「それに。あの人は俺と対等に勝負することができるね。」

   

 


 

 

 

 

ガンフラット・オンライン

豆知識

赤青戦について

赤青戦は三つあると書かれているが、その中で隠し要素があり、一人が最強キャラとなり、1vs20で戦うモードもある。

ちなみに櫻木のやつはそんなものとは関係ない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ