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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 2章 咲くる芽伯爵なる凶者
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VS薔薇の伯爵① \( 'ω')/ウオオオオオアアアーーッ!!

さあなんとやっとボスバトル突入したよ。

それに新しいキャラも増えたよ。

あと後書きはガンフラに戻ったから豆知識になるよ。

 ボスバトル 期間限定薔薇の伯爵

 ハヤブサをリーダーとし、4人はボスバトルの部屋に向かう。

 やはり薔薇の伯爵という噂はガンフラユーザーが耳にする程だろう。

 ボスバトルの部屋付近にはプレイヤーがぞろぞろいる。

 にしてもすごい人だかりだな。

 ひ、ふ、み、よ・・・・いや手で数えれないほどいる。

 もしかしてThe初見が大半なのかな。

 そう考えているとある人物から声がかかる。

 「あのー、お久しぶりです。ここではカマボコでいいんですよね。」

 櫻木が声の方に向くと、ボロボロのフードを被り、弓を持った青年だった。

 「えっと確かどこかで。」

 しかし櫻木はこんな目立つかつ忘れもしない格好を見て悩むという、一般人ではなかなかしないことをした。

 この小説が初めての人にも紹介しよう。

 彼の名前はアンバラ

 大勝利 大勝利 \( ˙꒳˙ \三/ ˙꒳˙)/で登場が無くなった序盤のボス。

 ドラクエでいうところのゴーレムだ。

 ちなみにそのたとえが分からない人はチロルチョコのコーヒーヌガーのヌガーが歯にくっついたみたいな厄介な存在ではないけれど地味に嫌な感じのポジションにいる感じの奴だ。

 そして前々回でのキャラ紹介で彼を出したのはただの偶然。

 この物語はそんな偶然で作られます。

 「あー-そうだアンバラだアンバラ。」

 「なにその人の名前聞いて思い出したかのようなリアクション。初めでそうなる人いませんよね。あと名前覚えていたんですね。」

 「というかいつぶりだっけ。確か27話分ぐらいだっけ。それとも三か月ちょっと。」

 「違います二か月ぐらいですよ。というよりなんか増えてません。」

 そこにいたマインド、リクリエーター、ハヤブサをみてアンバラはそう発言した。

 そしてここで大事な忠告である。

 というかそもそもこの小説の設定はアンバラはミリスパで櫻木と接点がある。

 ここで察した人もいるだろう。

 そう、リクリエーター(マオ)はミリスパ運営かつキング(クイーン)である。

 つまり、正体がばれればここで大騒ぎになるのだ。

 そしてここからが本題で、このことを櫻木は忘れているのだ。

 ここからはそれを踏まえたうえで読んでください。

 「えっと左から順にマインド、ハヤブサ、リクリエーター。こいつらは普通に現実でも面識があるんだ。」

 「へー。そういえば、ハヤブサさんってどっかで見たことありますが。」

 アンバラは鋭い眼光でハヤブサに聞いた。

 ハヤブサはアンバラの眼光を気にも留めず、普通にこう返した。

 「まあタイマンとかで遊んでるしそれで見たことあるんじゃないですか。」

 アンバラはふーんと納得した。

 「でもこの二人は見たことありません。いや、正確には一人かもしれないです。」

 アンバラはセリフ終わりにリクリエーターを指さす。

 その影響なのかリクリエーターの返答はこうだった。

 「ななななななにをいってるるんだだだ。。。わわわたしははベべべ別にきみみみとあっっっっったたことはななないとおもうよよ。」

 結構あわただしい感じであった。

 あの赤いモップみたいな感じのキャラクターと似てると言えば納得してしまうぐらいの焦りようだった。

 どうやらリクリエーターははじめ見た時に彼がだれなのか分かっていたそうだ。

 そしてアンバラは気づいた。 

 「あんたもしかして、み」

 「おーいアンバラー、何してんだー。」

 すると突然、大男が後ろからアンバラの肩に腕を乗せ、名前を呼ぶ。

 彼は笑顔で櫻木に親しげに挨拶をする。

 「やめてくださいよコースターさん。」

 アンバラはコースターの腕を解く。

 その後コースターはすまんと笑いながら謝る。

 「それに俺が来たのも理由がある。」

 「理由?」

 「ああ、何故ならもうすぐ出番だからな。」

 「そうでしたか。」

 「出番?」

 櫻木はコースターに聞いた。

 「ああ、このボス戦は参加者があまりにも多いからね。フェーズ分けしているんだ。簡単に例えるなら遊園地の整理券みたいなもんさ。」

 なるほど、ということは。

 「その整理券はエントリーしないとダメなのか。」

 「まあそうだな。あと少しで始まっちゃうから急がないと戦えないぞ。」

 コースターのその言葉を聞いた時、マインド、リクリエーターはもうこの場にいなかった。

 「ちなみにその方法って。」

 「まあ簡単だよ。とりあえずあそこのボスバトルでボスを選んで登録ボタンを押せば良いからな。」

 「分かったありがとう。」

 櫻木は後ろを振り向くとハヤブサが一直線に走っていた。  

 その様子を見た櫻木はすぐさまハヤブサを追い抜こうと走った。  

 「ははは、愉快だな。」

 「まったくまさかあの人ら全然知らなかったんでしょうね。」

 「まあいいさ。それと俺を呼んだからにはその分頑張ってくれよ。」

 「ああ。」

 [それでは第1フェーズ開始。]

 アンバラ、コースターはここから綺麗な庭園に飛ばされた。

 チューリップ、マリーゴールド、タンポポ、ハンジ、コスモス、様々な花が咲きほこる場所。

 そしてその前に立つ存在。

 やつはシルクハットを被り、茶色のコートに身を包み、白い手袋に杖を持っている。

 帽子を被っているせいなのか顔は見えない。

 そうやつが薔薇の伯爵なのである。  

 「君は時に命を粗末にするかい。」

 すると突然薔薇の伯爵が話し出した。

 どうやらシステムで言うところのセリフパートである。

 アンバラ、コースター含め、第1フェーズ参加者の全てのプレイヤーは動けずにいた。

 「私は粗末にしないさ。何故なら薔薇が輝かしく導くのだよ。この終わりを。」

 すると突然アンバラの近くにいた三十名のプレイヤーの心臓に茨が貫いた。

 「君は薔薇より美しいのかな。」

 その茨の棘がまた茨となり、プレイヤーを追跡するかのように攻撃してくる。

 アンバラ、コースターはその茨を避けつつ、薔薇の伯爵の様子を伺っている。

 「さあ、戦おう。」 

ガンフラ豆知識

ボスバトルについて

ボスバトルはプレイヤーの1名もしくはコンピュータがボスとなり、戦うモード。

プレイヤーはリスポーン出来ない。

制限時間内にボスを倒せたらプレイヤーの勝利

ボスはプレイヤーの全滅もしくは制限時間切れで勝利。

ちなみにボスバトルの勝率は八割

しかし薔薇の伯爵は0となっている

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