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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 序章 去る脅威新たなる戦場
3/198

最強の殺し屋 ネタキャラを使う ∑(°∀° )エッ

お金は賭けていませんが、競馬負けました。

 「ここがメニュー画面か。」

 フルダイブ型のFPSのため、メニュー画面=部屋みたいな感じである。

 なんというか・・・青い。

 全てが青い。

 しかし、ベットもあってテレビがあって、銃おきもある。

 でもこのゲームの設定は、第三次世界大戦の後の世界で、科学が急速的に進化した未来で、その中の仮想の銃撃戦を主流とした大会を、[ガンフラット・オンライン]という名前でその大会が開催された。

 つまり、仮想のリアル銃撃戦をテーマにしていると。

 サバゲー大会みたいな感じだな。

 「そういえば、一人称で気づかなかったけど、この格好意外と奇抜だな。」

 櫻木の格好は変な仮面を被っていて、赤い紳士服を着ている。

 「とりあえず、パッシブとスキルを見ていくか。」

 

 ・パッシブ

 マジシャンの心得

 説明:サブウウェポンがトランプになる

 

 「・・・・トランプ?」

 いや待てよ。

 このキャラ・・・

 完全に・・・

 ()()()()()じゃねーか!!

 いや、スキルはちゃんとしてるはず。

 

 スキル閲覧中


 ・・・なるほど。

 このキャラ意外と使いにくい。

 まず理由としては、全てのスキルがトランプ系であること。

 でも、そのスキル自体が割と強い。

 発動条件が難しいだけで、もしプロゲーマーが使えば、最強キャラとなるだろう。

 それともう一つ。

 このキャラ、防御が低い。

 戦士だったら、盾があるからある程度の銃弾を防げるし、忍者も防御は低いが、その代わり素早い。

 でも、マジシャンはそんなものはない。

 しかし、その代わり被弾確率が低いのだ。

 つまり、スナイパーとしては向いているが、残念ながら俺は遠距離ではなく近距離の方が向いている。

 そう、俺は今から超近距離型の装備に変える。

 


 5分後


 よし、これでいいだろう。


 カマボコ


 メインウウェポン

 ハンドガン

 

 サブウウェポン

 トランプ

 

 スキル

 ・ミスディレクション

 ・騙し討ち

 ・イカサマシャフル

 

 よし。これでいいだろう。

 ちなみに、カマボコという名前は適当である。

 ミリオンスパイラルではアルターエゴ

 名前を統一しないことで、存在を秘密にする。

 これこそ俺の流儀である。

 まあ本当は同業者にバレたくないんだけどね。

 みんなあれなんだよ。

 ゲームより読書はなんだよ。

 なんでだよ。

 それに、一年前にはああいうことがあったからね。



 一年前



 「ようメルト。」

 「あ、パーク。」

 メルトはアメリカで呼ばれる名前だ。

 パーク 本名クロム・ルータス

 アメリカ人で、その当時はイカれた野郎だった。

 パークというのは、彼の武器は鉄球であり、その鉄球はソフトボールサイズのものもあったし、大玉と同じでかさの鉄球も使っていた。

 そして、殺人をする時の表情は子供の笑顔のように輝いており、ボールではしゃいでいるから、最初はチャイルドと呼ばれていたが、異様なほどのダサさのため、子供の遊び場という意味が込められたパークと改名した。

 「パーク。これやるか。」

 「ん・・・なんだいそれ。ひょっとして、ジャパニーズゲーム。俺、好きなんだよ日本のやつ。スシとかマッチャとかタコヤキめっちゃ好きよ。」

 「ほとんど食べ物だけど、まあ日本のやつだよ。確かホラーゲームで、[リトルホラー]っていうホラーゲーム。やってみる。」

 「[リトルホラー]Oh・・・俺めっちゃ苦手なんだよ。ウニバーサル・スタジオのベノムとかチョッキーとかあれ苦手なんだよ。ホントだよ。」

 「パークいつの間に日本語話せてんだ。」

 「でもある程度なんだよ。あれ難しい。あの[国土交通省国土地理院]あれ一体なんなんだよ。」

 「パーク・・・・それは高校受験の必須単語なんだよ。普通覚えなくていい。」

 「ああ、そうなの。でももうひとつ[ラーメン・・・ツケメン・・・ワタシ・・・NO・・・ボク・・イケメン?]あれが分からないのよ。」

 「大丈夫。俺もわかっていない。それよりやるか、面白いぞ。」

 「ああ、やってみるよ。」

 パークはメルト(櫻木)から携帯型ゲームを手に取る。

 リトルホラーは、日本のものでは無いが、背景などが、和風チックなのでそう思う人もいるそうだ。

 しかし、以外にもドッキリ要素があるので、リアクションは不可避である。

 

 10分後


 「ああ、嫌だよー。なんかいるよー。」


 さらに10分後


 「ああ、助けてちょっとヤバいって!」

 

 そして30分後


 「メルト。」

 「どうしたパーク。」

 「コレアカンテ。」

 「そこは日本語なんだ。じゃあ返してくれ。」

 「メルト・・・・さっきの驚きで、壊れた。」

 「・・・・・なんて。」

 「()()()

 「・・・・・」

 「・・・ちょっと。やめて。なんかそういう風にぢりぢりと距離を縮めないで。怖いから。無言だと怖いから。」


 ギャーーーーーー!!!!


 アメリカの街で響くこの断末魔は、後に都市伝説にもなったという。




 「いやー。あいつには絶対に貸さないでおこう。」

 櫻木は、そんなことに浸っていた。

 「とにかくバトルでもしましょうか。」

 櫻木は、部屋の中にある大きなディスプレイの手前に来た。

 その画面には、[フレンド][フリーバトル][武器][アイテム一覧][ショップ]と書かれている。

その中のフリーバトルをタッチする。

 [フリーバトル専用のルームにアクセス中・・・]

 [しばらくお待ちください・・]

 しばらくねぇ。

 このしばらくって結構嘘なんだよ。

 だってしばらくってかいてあんのに。

 [アクセス出来ました。転送します。]

 一秒も経ってないのよ。

 しばらくじゃないんだよ。

 すぐなのよすぐ。

 するといきなり景色がガラッと変わった。

 壁際にはいくつか扉があり、真上には天窓があり、空が見える。

 その空も快晴だ。あと、

 MMORPGみたいに、様々なプレイヤーがいる。

 中には俺の知らない職業もあるのか。

 周りがヒソヒソとし始めている。

 すれ違う人も、その近くにいる人もだ。

 一体何故だ。

 ああ、あれか。

 この格好か。

 まあ、マジシャン=ネタキャラだからな。

 とりあえず、バトルでもしますか。

 櫻木は、ウィンドウを開き、このルームのマップを見ている。

 えっと・・・バトルにはいくつかあって。

 赤青戦・タイマンバトル・ボスバトル・バトロワ・ランクマッチ・攻防戦など・・・

 いろいろあるな。

 でもどれからにしよう。

 とりあえず、赤青戦からかな。

 赤青戦という扉まで行く最中に、

 「あの。」

 と話しかけられた。

 俺は「なんですか。」と返す。

 「あなた。もしかして初心者さんですか。」

 「うん。そうだけど。」

 話しかけた人は女性であった。

 職種は多分見た感じカワイイ系だから、アイドルかな。

 アイドルという職業は、主にサポート役で、パッシブが味方全員の素早さ向上と、スキルのクールダウン短縮とかである。

 スキルもサポート系だったような気がする。

 スキルは使ったあと、クールダウンに入る。

 まあ俺のスキルはクールダウンがほとんどないため、実際のところ大丈夫である。

 「今から赤青戦に行くんですが。」

 「あ、私もです。私のフレンドさん達が赤青戦をやるので、一緒にやりませんか。」

 「でも人数は合いますか。もしかしたら合わないかもしれないのに。」

 「本当のことを言うと、休みなんです。」

 「休み・・・?」

 「あのフレンドさんが1人休みなんです。」

 ・・・なるほど。

 「なら数合わせとして入りますよ。」

 「ありがとうございます。」

 彼女は満面の笑みでそう言った。

 「さっそく連絡しますね。」

 

 数分後


 「OKです。入ってもいいって。」

 「ありがとうございます。」

 俺は軽く礼をした。

 その後、赤青戦の扉の前まできた。

 「では早速入りましょう。カマボコさん」

 「・・・なんで俺の名前知ってるの。」

 「なんで・・・て。上に書いてるじゃないですか。」

 「あっホントだ。」

 えっと彼女はユイという名前なのか。

 「では入りましょう」

 「あ、はい。」

  

 

 

 

 

 

  

 

 

ガンフラ

豆知識

武器について

武器は、ハンドガン・サブマシンガン・ライフル・アサルト・スナイパー・ミニガン・エネルギー銃・ショットガン・そしてランチャーなど多種多様な武器があり、武器によっては性能がほとんど違う。

(例)櫻木が選んだハンドガンは、殺傷能力は低い代わりに、素早く動け、リロード時間も他の武器より早いのだ。

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