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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ミリスパ 1章 プログラムサイン:ラプラス
28/204

番外編 クリスマスは突然に ( ^o^)フォッフォ 後編

クリスーマースはー、今年もーやってー⬆⬆⬆くるー⬇⬇⬇。

はしゃげない人間で下。

 さあ始まりましたね雪玉PVP

 ステージは雪原の迷路

 遮蔽物が多く、奇襲や

 ここからは全てダイジェストでお送りします。

 まあ簡単なんですよ。

 正直言って結果はまあわかりますよね。

 えーと百戦行って百勝したという。

 じゃあどうぞ。

 


 一戦目

「とりあえず雪玉拾いますか。」

 櫻木は無造作に置かれた雪玉を拾う。

 [ただの雪玉]

「えっとうん、まんま。」

 櫻木がその雪玉を確認していると、後ろからプレイヤーが奇襲してきた。

 しかし櫻木はノールックで後ろに投げ、相手の顔面に当てる。

 そして相手が顔にかかった雪を払うときに、櫻木は容赦なく顔面を殴る。

 [カマボコ キル MMO]

 キルログにはそう記された。

「とりあえず見るか」

 櫻木は相手のデスボを漁るが出てきたのはただの雪玉9個

 櫻木はそれをもって遠くに投げた。

 [カマボコ キル トントンオヤジ]

 [勝者 カマボコ]

「たまたま当たった。」



 十四回戦

「えっと、火炎の雪玉」

 [火炎の雪玉]

 当てると相手を燃やす。

 矛盾してね。

 ちなみに投げた後は雪玉が溶けた。



 三十五回戦

「これは、なんだ・・・。」

 [硬い雪玉]

 ダメージがただの雪玉より大きい。

「中身石だろ」

 石だった。

 

 五十八回戦

「つららて」

 [つらら]

 投げたり武器として使える。

 結局使わなかった。


 七十回戦

「雪だるまは使えるのか。」

 [雪だるま]

 近くに来た敵に攻撃する。

 実際にやってみた。

 その雪だるまは敵のほうを見た。

 そして目からビームを放ち、雪だるまの中からデンノコが出てきて体をばらした。

 猟奇的すぎる。 


 ダイジェスト終了


 百一回戦

 今回ばかりは少し嫌な予感がした。

 まあ初回のあれかなと思ったよ。

 あれだね、これまた1対9だね。

 またかよー、なんだよー。

 でもどうしてそう判断できたのか。

 その理由は大きく分けて二つある。

 一つ目は開始から数分経っているのに、キルログが未だにないこと。

 二つ目は、3人にチーミングされていること。

 櫻木に向けて雪玉が四方八方から投げられる。

 雪玉にはそれほどのダメージはないが、見分けがつきにくい硬い奴もあるから、ゴリ押し戦法が効かない。

 それに俺の持っているアイテムは火炎の雪玉だけ。

 この中で一番いらないゴミアイテム。

 だって、硬い雪玉に当てたら石跳んでくるんだぞ。

 投雪玉からいきなり投石になるんだぞ。

 サルの巨人か。

 すると櫻木からあるチャットが入る。

 「はははははは。まったく馬鹿だなお前は。」

 大男のような野太い笑い声が聞こえる。

 何だろう。この状態でこんな声してるから、集中力が切れそうだし俺の堪忍袋の緒が切れそうだ。

 「あんた誰だ。」

 櫻木は声の主に聞いた。

 ・・・・・・

 一向に返事が来ない。

 櫻木はその間にトランプカードを一人に投げる。

 そしてそのトランプカードは相手に直撃したとたんに燃えだした。

 そこから火が服に移り、だんだんその火は広がっていった。

 マジシャンのスキルであるすり替えが発動していた。

 燃えている仲間を他の二人はただ茫然と見ていた。

 その隙に櫻木はJ・Q・Kを発動し、剣を出す。

 そして、ほか二人を倒した。

 キルログにもちゃんと映っている。

 燃えている一名を無視し、もう一度聞いた。

 おまえは誰だと。

 「おーーん?少しはやるようだな。・・・じゃあ特別に俺の名前を教えてやろう。」

 いやさっさとしてくんない、今何時だと思ってるの。

 五時だよ、午後の。

 「俺はサンタ党セキュリティ担当のvdsk;hb;いあんk;だhだ。」

 ・・・・・

 聞く価値なし。

 櫻木はそう断定し、ほかのやつらを蹴散らしに行った。

 「だけど、流石に1対9ではさすがに無理であろう。」

 「お邪魔しまーす。」

 櫻木はそのチャット主の目の前に現れた。

 そいつも思わず二度見した。

 結果的に勝利し、聞きたくもないおっさんの断末魔を聞く羽目になった。

 櫻木は試合終了とともにため息をつき、ログアウトした。

 そしてそのままテレビをつけようとした。

 すると突然メールが送られる。

 そのメールを開けると、メリークリスマスと書かれていた。

 そしてその下にはファイルがあった。

 ・・・・・

 櫻木はそのメールを消した。

 宛先はなんとなくわかっていた。

 完全にこれはウイルスが入ったメールであることが分かる。

 そしてその後にメールが来た。

 「アルターエゴくん。一緒にどっか食べようぜ。」

 結局この日はマオさんともう一人の奴と一緒にファミレスで色々食べた。

 


次回は本編デーす。

多分数回ぐらいはガンフラパートをやらないと思います。

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