番外編 クリスマスは突然に ( ^o^)フォッフォ 前編
クリスマスイブですねー
まあ今回は少し特殊で、前編・後編とイブと本番で分けまーす。
今回はクリスマスなので番外編ということで、本編はまた次回というわけで。
これ多分正月でも言いそう。
クリスマス
それはキリスト教を創設したイエスキリストの誕生の日である。
しかし今現在はサンタクロースという赤い服を着たおじいさんが子供たちにプレゼントをあげるというような慈善活動である。
しかしそれは子供の話。
今の若者や学生はサンタクロースというのは一つの虚像だと言い張るようだ。
だからもし彼らがサンタクロースというものに願うのは何か。
この時点でおかしいのだ。
何故ならサンタというのは神様ではないのだから。
しかしその話はとりあえず冷蔵庫の隅に置いといて、皆様はクリスマスをどう過ごしますか。
家族、友達、もしくはトナカイと暮らしますよね。
クリぼっちの人はいませんよねwww
いや、これは失敬。
人は必ずしも上に立とうとする人間です。
しかし、私はこんな社会は嫌だ。
だからこそ、今すぐにでもこの社会を壊そう。
このサンタ党に清き一票をお願いします。
櫻木はテレビを消した。
「なんなんだサンタ党て、いやサンタ党て。」
「その一年しかあまり売れなかったやつみたいになってるマスコットか何かか。」
「というか、クリスマスだったんだな。イブだけど、雨降ってるけど。」
櫻木は窓の景色を眺めた。
ここは日本での櫻木の仮拠点。
家賃は数百万という都心のタワマンである。
その中でも最上階にあるのが櫻木の拠点。
櫻木はカーテンを閉め、VRゴーグルをつける。
「そういえば、去年ってクリスマスの時に誰かと会ったような気がするんだけど。」
櫻木はそう言いながらも、ガンフラを起動させる。
いつものように自身の部屋に来て初めて思ったのは、装飾であった。
ああー。と櫻木は仮面越しで納得する。
クリスマスイベントで出てきた装飾。
武器庫の近くにはクリスマスツリーがあって、それ以外もクリスマスの装飾ばかり。
櫻木はそのような景色を数分間眺めていた。
「じゃあ、早速やりますか。」
櫻木はフリーマッチへと移動する。
ここも同じようにクリスマスの装飾に包まれていた。
なんだ・・・この世界はクリスマスに占領されたのか。
櫻木は、少し驚いていた。
なにせ、櫻木は去年までちゃんとした職?についていたのだから。
同世代の若者よりも早くに社会経験を積んでいる。
だから、独身の労働者と同じように、クリスマスは平日という感覚に陥っているのだ。
櫻木はまたいつものようにタイマン部屋に行こうとしていたが、その近くにとあるものを見つけた。
「雪玉PVP?」
雪玉PVP
簡単に説明すると、12月10日~12月29日まで行っているイベント
ガンフラは今年から始まったゲームであるが、元々海外では早めに出されていたゲームである。
そのため、このイベントがあるのも不自然ではない。
簡潔に言うと、10人のバトロワ。
武器は雪玉だけでその雪玉には様々な効果を持っている。
以上
「じゃあやりますか。」
櫻木は、雪玉PVPに入った。
後半もお楽しみに。




