エキセントリックなサイコと正体 (๑¯∇¯๑)ハハハ
やっと書き終わりました。
ちなみに書く前からオリンピックの開会式を見ていました。
無茶苦茶眠たいです。
人体切断マジック
マジシャンといえば、特に人を驚かせるマジックを見せる。
その中でも、人体切断マジックは有名だ。
ガンフラでのスキル内容は、自身の体を黒い箱に入れるとで、そこから3つに分かれるというものだ。
3つに分かれた時は、ほとんど無敵状態になる。
そんなの使えるなら反則じゃん。
チートだチートと声を上げる人もいるだろう。
確かに強いよ。
でもね、最大の弱点がねあるんだよ。
それは、無茶苦茶酔いやすい。
この人体切断マジックは頭部も吹っ飛んでいくから、めちゃくちゃ回るんだよ。
もうグラングランするぐらい。
今なら某国民的パンヒーローの気持ちがわかる。
あれって実はでっかいアンパンが高速回転しないとくっつかない仕様なんだよ。
確かどっかの誰かが物理エンジンとか使って言っていた。
目には目を歯には歯を
無敵には無敵を。
[第7ゲーム スタート]
櫻木はゲーム開始直後に勢いよく走り出す。
ハヤブサも同じように走り出す。
それと同時に手に持ったもののスイッチを押した。
その直後に、櫻木に異変が起こった。
「なんだこれ。マップがバグりやがった。」
櫻木に表示されたミニマップは、砂嵐をおこしている。
「まさかゲーム上のバグか?」
「それともハヤブサの仕業か。」
そうこう考えているうちに、ハヤブサは櫻木に向かって猛突進してきた。
櫻木はそれに気づき、「とりあえず、逃げますか。」と言った。
その時に櫻木はハヤブサの足元に銃口を向け、そのまま発砲した。
ハヤブサは一歩後ろに下がったが、その時に櫻木は後ろに吹っ飛んだ。
ハヤブサは櫻木のあの速さを理解した。
ゲームでも現実でも起こりうるもの。
案外裏技として使われる移動方法。
「ノックバックか。」
ノックバック
攻撃による1種の効果。
ゲーム内で、相手を攻撃すると後ろに吹っ飛ぶこと。
だけどその逆で、攻撃すると自身が吹っ飛ぶというものもある。
櫻木はそのノックバックを利用し、あの速さを生み出した。
ハヤブサは櫻木を追いかける。
櫻木は再び銃を発泡し、逃げる。
その後櫻木は屋根に飛び移った。
ハヤブサは、家の壁を利用し、その壁を蹴りながら上っていく。
あの赤い帽子を被ったおっさんがやっていたものだ。
キノコででっかくなるあのおっさん。
「さすがはスタントマン、壁キックはおちゃのこさいさいだな。」
「おちゃのこさいさいなんて普段の生活では聞きませんよ、あとそれを言うならば朝飯前ですよ。」
ハヤブサは拳を構える。
ボクシングの姿勢へと変わり、黒いグローブをはめている。
櫻木は警戒する。
そのグローブに当てられると、数秒間はスタン状態に陥る。
櫻木は銃をしまい、トランプへと変えた。
そこから、両者睨み合った状態となった。
まず最初に動いたのはハヤブサであった。
ハヤブサが近づいていることが分かり、櫻木はトランプをハヤブサに向けて5枚づつ2回投げた。
そして櫻木も走っていった。
その瞬間銃を取り出す。
だが、ハヤブサそれを見逃さなかった。
ハヤブサはすかさず無敵状態へとなり、スタングローブで櫻木を掴もうとする。
だけど、その瞬間にハヤブサの思考は止まった。
わけがわからなかった。
いや、おかしかったのだ。
櫻木は銃を取り出していた。
その一部始終をハヤブサは見ていたのだ。
だけど・・・そこにあったのは、
トランプだった。
1枚のトランプを櫻木は持っていたのだ。
では本当の銃は一体どこに・・・。
ハヤブサの頭に突如そのような疑問が浮かんできた。
そして、後ろを振り向く。
ハヤブサは驚いた。
驚くべきことであった。
ハヤブサの目先には、櫻木の持っていたショットガンが向けられていた。
櫻木はトランプを引いた。
その時に、その銃から弾が飛んできた。
その弾はハヤブサの胸部を射貫く。
[第7ゲーム 勝者カマボコ
このまま第8ゲームに移行します]
櫻木はあの時に新しいスキルを使っていた。
スキル すり替え
自身のメインウウェポンまたはアイテムをトランプに変えることができ、遠隔で使用することが可能である。
櫻木は、あの時に既に銃を投げていた。
また、すり替えはもうひとつ効果があり、投げたものの形などを再現することが可能。
1つのブラフと置き、相手を撹乱させることができる。
人体切断マジック・すり替えという新たなトリックで、櫻木は第8ゲームも勝利。
そこから第9ゲームが始まった。
[第9ゲーム 開始]
ゲーム開始から5分後・・・
櫻木とハヤブサは互いに目を合わせたが、どちらも攻撃してこない。
「ハヤブサ、お前って何もんなんだ。」
櫻木は問いかける。
「それって俺の正体ですか。それともこのゲーム上のキャラクターを指すのか。」
「あっそ。でも、少しだけ不可解な点があるんだよ。」
「不可解な点?」
ハヤブサは疑問に思った。
「一体どこにそんな点が・・・」
ハヤブサは気づいた。
櫻木は話をしている最中にハヤブサを撃ったことだ。
ハヤブサはその散らばった弾を全て避けたのだ。
避けたというには少々語弊がある。
正確には、その隙間をくぐり抜けた感じである。
「やっぱりそうか。」
櫻木は確信した。
「久しぶりだね。オクテット・・・・いや」
「ダンガン」
ガンフラットオンライン
豆知識
マップについて
プレイヤーはマップを使い、どこに敵がいるのかが分かるようになる。
また、アイテムや職業とかで相手のマップを使えなくすることもできる。
特に、マーキングの能力がある職業もあるため、注意すべきだ。